一時期、窓という窓を塞いでいたので、『ぷっこのことは“窓塞ぎのおぷち”と呼んでくれ(°▽°)』と、旦那に言ってました。
では、ちまちまと塞いでいった、おぷちの仕事をまとめてみます。
窓塞ぎのおぷちが、窓を塞ぐ理由
我が家は古民家です。増築を繰り返していて、一番古い部分は築60年近いと思います。
当然?断熱材も使用されてないと思われ、冬はめちゃくちゃ寒い(夏はめちゃくちゃ暑い)お家。
まぁ、前の築70年のお家に比べたら、台所は土間じゃないし、隙間風もそんなにはないから、マシなんですが(;・∀・)。
でも、今回の冬は特に寒い。南九州から800㎞北上して移住してきたぷこ母には、更に辛いと思われます。
少しでも寒さ対策をしよう、と調べていたら『室内を暖かくするには、窓を対策するのが有効。暖房で温かくなった空気は、約6割が窓から逃げると言われている。』との記事を見つけて。
窓を、塞がんにゃあ(°▽°)!
と、決意しました。
幸い?前の古民家(家の中に氷筍が生成される極寒)での生活や、農家時代のビニールハウス(機密性を高める工夫をしないと暖房代が湯水の如く消える)での経験が、とても活かされましたよ(;・∀・)b。
材料(おぷちの仕事道具)
窓を塞ぐ材料は、基本的にぷちぷち。
あとは、ビニールシート。
伸縮式の突っ張り棒。
フック(突っ張り棒の固定用・セリア商品)。
リングカーテンクリップ(セリア商品)。
今回、家中の窓と玄関と浴室などを塞いで、かかった費用は2,240円でした(あとは基本的に家にあるものを利用)。
片っ端から窓を塞ぐ
まずはリビングの小窓。
おばあちゃんの遺品のぷちぷちで塞いで完了。
トイレ。
こちらはセリアのぷちぷち。
開閉できるように、突っ張り棒とリングカーテンクリップで。
カーテンのように吊って設置。
気持ち、前より寒くない( ・∀・)b。窓もぷちぷちも開閉可能で、いつでも換気できます( ・∀・)b。
通称ミシン部屋の窓。夏の間仕切りで使ったビニールシートを利用。
元々ついてるカーテンレールと洗濯ばさみで、こちらも開閉できるようにしてます。
台所の窓。
こちらも夏の間仕切りのビニールを、押しピンで固定。この窓は春まで開閉しないから、締め切りで。
洋間の窓(カーテンレールが1列しかないから、レースカーテンのみだった)。
こちらは、布で。友人にアフリカ土産にいただいたチテンジです( ・∀・)。
突っ張り棒だけだと力が弱くて、すぐ棒が落ちてしまうので、セリアのフックで棒を固定しました。
リングカーテンクリップで開閉可能( ´∀` )b。
そして玄関。見るからに寒々しくて、猫ズもトイレの時に寒かろう、と気になってたから。
ナフコでビニールシート(透明テーブルクロス)を、買い足し。(120㎝×300㎝で1,470円)
玄関のサイズに合わせて、シートを切り貼り。
長い突っ張り棒と、フックと、リングカーテンクリップで、吊り下げます。
完成( *・ω・)ノ。
開閉可能なんで、昼間は開けといて、夜に閉めてます。
玄関とビニールシートの間に空気の層ができて、外から冷たい空気が入ってこず、少しは寒くない、はず(;・∀・)。
体感としては、『全体的に、前より寒くない気がする(°▽°)』です。
高齢のぷこ母の為に、浴室&脱衣場の冬のヒートショック対策
で、冬の寒い屋内で、一番危険な場所。浴室と脱衣場。ここにはヒートショックの危険が潜んでいます。
※ヒートショック…急激な気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患(脳内出血・心筋梗塞・脳梗塞など)が起こること。交通事故による死亡者数の、倍の人数がこのヒートショックが原因で亡くなった年もあるそう。
ぷこ母は74歳で高齢者に分類される歳だし、高血圧気味でそれが原因の慢性心不全の傾向があるようだし。
何としても、ヒートショックの危険性を取り除いておかねば(;・∀・)。
とりあえず窓塞いで細かく仕切る
我が家の浴室&脱衣場の見取り図。
一番の問題は、脱衣場の天井。かっこよく言えば“天窓”。その実は“増築の過程で変に取り残された、なみ板オンリーの屋根”。
寒い。ひたすら寒い。薄いなみ板が被さってるだけの屋根。雨は防いでくれるけど、冷たい空気筒抜けだと思う( ;∀;)。
昼間は日が差して明るいけどね。ちなみに夏は暑いし( ;∀;)。
とりあえず、塞ぎます。
夏に間仕切りに使ったビニールシートを、屋根の下に張って、
押しピンで固定していきました。
中々大変だったけど、とりあえずでけた(;・∀・)。
次は窓。こちらも変な位置についてて、しかも何故か開閉できない窓。ぷちぷちで覆って。
更にカーテンで塞ぎます。
隙間風が入らないように、且つ、ファンヒーターの吸気口に吸い込まれないように、押しピンでしっかり固定。
更に、脱衣場をカーテンで仕切りました。
本来ここはガラス戸で仕切れるんですが、家が歪んでるせいかめちゃくちゃ戸が重い。ぷこ母が楽に開閉できるように、カーテンを新設しました。
廊下と台所との仕切り、アコーディオンカーテンの下の隙間(約5㎝幅、下に隙間が空いてた)も、ビニールで塞いで、機密性アップ。
ビフォー。
アフター。
そして暖める
浴室傍の脱衣場にはファンヒーター。
1畳にも満たない空間と浴室を、これ1台でしっかり暖めます。
カーテンで仕切った外の、約1畳のスペースは、セラミックファンヒーターで暖めます。
対策の結果は…。
暖かい( ゚∀゚)人(゚∀゚ )。
対策前は、お風呂上がってすっぽんぽんで脱衣場出ると、『寒っ!!( ;∀;)。(心臓がキュッと締まるような、身震いする寒さ)』だったのが、対策後は『寒っ!(°▽°)(ヒヤッとするけど、我慢できて、バスタオルで拭いたらすぐ大丈夫な寒さ、その後はポカポカ)』になりました。
あくまで体感で、わかりにくいけど(;・∀・)。ぷこ母も旦那も『全然違う、寒くなくなった( ・∀・)』と、言ってますし。
これ、12月下旬に1人でちまちまやってたんですが、年末の“数年に一度の寒波”でも、大丈夫だった( ゚∀゚)ノ。
あの時期めっちゃ寒かったけど、お風呂上がりは対策の効果でそんなに寒くなくて。
『勝った(°▽°)』と思いましたね。
まとめ
冬の寒さに立ち向かう、窓塞ぎのおぷちの仕事。年末から最近にかけて、以上をちまちまやってました。
大事なのは、隙間は塞ぐ・空間を細かく仕切る・窓や戸や襖(出入口)は布やビニールなどで二重にする・そして暖める。かなと。
これは、家に限らず、冬のビニールハウスにも言えること。
農家時代、旦那と一緒にビニールハウスでちまちまやってました。冬に暖房機でビニールハウス暖めて野菜作ってると、灯油代だけで何百万円と飛んでいきますから( ;∀;)。
話が逸れたけど。
注意点は、ファンヒーターの吸気口をカーテンなどで塞がないように、白熱灯にカーテンやビニールなどが触れないように、等、火事の原因になるような危険な場所は無いか、の確認かなと。
窓塞ぎは完了したから。あとは少しでも暖かくして、家族で引っ付いて。春まであともうひとふんばり。
春になったら、塞いでいた窓を解放して、おぷちの仕事は完遂します。
コロナ禍の終わりは全然見えないけど、冬はその内終わるから、日々辛抱してぼちぼちやっていくこととします。
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