南九州にも百姓貴族イタ(・∀・)【巨大ユンボでジャングルを開墾】

田舎暮らし

どうも。日々、亡き父の貯め込んだガラクタと、夫婦で闘ってます。

何て言うか、計画性というものが皆無の人生。

その時の感情で突き進むタイプですね。その時夢中になってたものを、大量に貯め込む感じ?
今日は、未使用の市指定のゴミ袋(有料)が、束になって大量に出てきたので『ゴミ捨てる気も無いくせに、こんなにいらないでしょ!(# ゚Д゚)』と、ぷこ母の前でちょっと取り乱しちゃった(# ゚Д゚)。

ぷっこ実家の庭はジャングル

で、その無計画さによって、庭もスゴイことに。
そもそも、こんな広い庭要らない。旦那によると、『3畝(せ)くらいあるよね~』とのこと。
ど田舎の、百姓でもない家(ぷこ母:元地方公務員、ぷこ父:生涯母のヒモ)に約300㎡の庭なんか、なんで買ったし(~_~メ)。

で、アホ父が趣くままに木を植えまくった結果が、これですよ。

見事なジャングル。

椿は元から生えてたのが勝手に増えたらしいけど。
梅やらぐみやら柿やら、今となっては名前も分からない木々が、南九州の温暖な気候とたっぷりの雨ですくすくと育って、10m近い大木に。
しかも木々はひしめき合って、枝を切ろうにも脚立置く隙間もないくらい密集して、どうしようもない。

こないだ梅の実を採った時に、ついでに木も切ったれ、と旦那とぷこ母とぷっこでやろうとしたけど、ちゃっちいチェーンソー1台じゃ、文字通り歯が立たないので諦めてたんです。

そんな感じで先週の木曜日。『木は切りたいけど、どうしようもないね~』みたいな話を、空いた本箱をもらいに来てた叔母夫婦(ぷこ母の妹夫婦)にしてたのはしてた。

でも、3日後の日曜日の朝、青色のツナギ着た叔父さんが、ユンボに乗ってやって来るとは全くの予想のナナメ上でした(;’∀’)。

ユンボに乗って叔父ちゃん登場

正確には、デカいユンボをデカいトラックに乗せて、そのトラックを先導する軽トラックに叔父ちゃんは乗ってきたんですが。

ビックリし過ぎて画像撮るの忘れてたよ(;・∀・)。

『今日の日曜日は、片付け休みにしてゆっくりしようね~(*’▽’)』
と、旦那と話してた矢先。

何かデカいトラックが家の前に止まった音がしたな?(・∀・)
巨大な機械が動いてる轟音もするな?(・∀・)
と思って、2階の部屋から道を見下ろしてみたら。

叔父ちゃんがデカいユンボに乗って、トラックから降りてくるとこでした(;’∀’)。

階段を駆け降り、『叔父ちゃんがユンボに乗って今来たけど、叔母ちゃんから何か聞いてる?(;’∀’)』と聞くぷっこに、ぷこ母は『いやぁ?( ˘•ω•˘ )』と怪訝そうな表情。

後で確認したら、前日の夜に叔母ちゃんからメールが来てたんですけどね、ぷこ母、夜間はケータイの電源切ってるんですよね(;’∀’)。
至極マイペースな叔母ちゃんは、『返事が無いけど、まぁ、いっか☆』と確認の電話をすることもなく。
翌朝の7時半に、叔父ちゃんはやってきた、と、こういう訳です。

で、これまたマイペースな叔父ちゃんは、家に『今から、木切るよ。』と顔を出すこともなく
いきなり庭に乗り込んで行き、作業開始。

とりあえず、その数日前にぷっこ達が切って置いてあった梅の枝をたき火にくべ始めた(;’∀’)。

『叔父ちゃん、何かもう作業始めたよ(;’∀’)』とぷっこがぷこ母に報告すると。
『( ˘•∀•˘ )』というような表情を浮かべて、口パクで文句言ってました。

巨大ユンボで大木をしゅっぽ~んと抜いていく

叔父ちゃんは躊躇する様子もなく、巨大ユンボのアームで、まるで草を引き抜くようにしゅっぽ~ん、しゅっぽ~ん、と木を次々に抜いていきました(;・∀・)。

スゴイ。
農業始める時、枯れたミカンの木の根っこを抜いたことあるけど、めっちゃ大変だったのに。

しゅぽん、しゅぽん小さい木を抜きながら、ジャングルの奥の方へ進む叔父ちゃん。

いい感じでスモークが立ってますね(;’∀’)。


こんなデカいユンボ、建機レンタルの会社でしか見たことない。
旦那によると、旦那の農業の師匠の家にはあったらしいけど、他の知ってる農家はもっと小振りなの使ってますね。

大木の枝も、アームで挟んでくいっと捻るだけでバキィッと簡単に折れちゃいます。


なるほど、大木をユンボで引っこ抜くには、まず枝をバキバキ折って除けていくんですね。

知ってても一生使うことないような知識をゲットしたよ(;’∀’)。


で、枝をバキバキ折られて、大木は幹を残すのみに。


幹をユンボのアームでがしっと掴んで、


これまた、根っこごとしゅぽ~んと抜けました(;・∀・)スゴイ。


抜いた根っこは、枝と共に山積みに。


なんか、映画のワンシーンのようだ(;・∀・)。


叔父ちゃんが段々、アーノルド・シュワルツネッガーに見えてきたヨ(;・∀・)

ちなみに叔父ちゃん、御年70歳。40代の頃と見た目がほとんど変わってなく、黒髪もふっさふっさしてます。
土木・建築関係でもなんでもない、至って普通の元郵便局員です。デカいユンボは退職後に自腹で買ったらしい(;’∀’)。

実家が元々農家で、土日は農業やってるらしいけど。牛も飼ってるし。

まさか、こんな身近に、百姓貴族のスーパー叔父ちゃんがいたとは(;’∀’)。人生半ばで初めて気づいた(;’∀’)。

7時半から黙々と1人で作業を続け、昼休憩にはこんな感じ。

デカいユンボの傍で人がちょろちょろする方がジャマなので、ぷっこ達は傍観者。

『何か手伝った方がいいかな?』と旦那に言うも『林を開墾した経験なんて無いし、よくわからんから任した方がいいと思う(・∀・)』との事。

ごもっとも(・∀・)。

昼休憩後、また1人で黙々と作業する叔父ちゃん。

元々寡黙だし、酒もタバコもやらないという、ぷっこも子供の頃から知ってるけど、未だに謎に包まれた叔父ちゃんです。


午後3時頃にはこの通り。

ビフォー。

視界が開けた(-◇∀◇-)

その後、叔父ちゃんは『ユンボは16時半にトラックが迎えに来るから。』と言い残して颯爽と軽トラに乗って帰って行きました。

かっけぇ(*’▽’)

ちなみに、叔母ちゃんも手伝いに来てくれてたけど、ユンボが全部何もかもやっちゃうから、手持ち無沙汰になったらしくマイペースに玄関前の草をむしったり、ぷこ母とおしゃべりしたり。

その内に『やることなくなったから、帰る(・∀・)』と叔父ちゃんを残して15時頃にさっさと帰ってった(;・∀・)。

マイペースだわ~。さすが叔母ちゃん。

その後、開墾されたジャングルをそのまま放置だと草まみれになりそうなので、ホームセンターで西洋芝のタネを買って、テキトーに蒔いておきました。

運よく伸びて芝が自生したらな~。

それにしても、叔父ちゃんの仕事の早さがハンパない(・∀・)。
頼もしい限りです。どうもありがとうございましたm(__)m。

オマケ。

お休みの筈があんまり休めず(気疲れもあり)、ちょっとぐったりの旦那。

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