モラハラ診断その3【経験を踏まえて、実例もご紹介します】

ぷっこと旦那

モラハラ診断、実例も交えてのご紹介。第3弾です。

その1はこちらモラハラ診断その1【経験を踏まえて、実例もご紹介します】
その2はこちらモラハラ診断その2【経験を踏まえて、実例もご紹介します】

その8.自分に不利な状況になると人のせいにする

その通りです。うまくいった事柄は全て自分の功績にすり替えます。(たとえ他の人の提案によるものでも)
その反対に、うまくいかなかったり失敗した事柄は全て他人のせいです。(たとえ彼の提案によるものでも)

100項目のモラハラ診断では以下のような項目も当てはまります。

・あなたの主張(私はあなたに無視された等)をそのまま彼の主張(それは俺が無視されたから等)にすり替えてくる
・大事な決定(親との同居問題・転勤・引越・子供の教育や進学など)をあなたに委ねてくる

彼の特徴に、大事な決定は旦那や他の役員に委ねる、というものがありました。あらかじめ、自分が不利な状況にならないようにしている、と私は感じました。
その事柄が失敗しても『決めたのはボクじゃないし』と言えるように、布石を打っているようにしか思えなかったです。

その9.趣味がなく、ストレスの発散方法を持ってない

彼は飽きっぽく、特定の趣味を持っていません。
何かに強く興味を惹かれて、一時はそれに熱中するも、しばらくすると飽きて他の事に目を奪われています。

毎晩お酒を飲んでいるようですが、それがストレス発散方法なのでしょうか?ただ、酔うと更に性格が悪化するので周囲には悪影響しかありませんでした。

従業員の方の影響で、しばらくクラシックギターにハマっていた時期はありました。中古で1万円くらいのクラシックギターを買ってきたのはいいのですが、それを畑の中にある、土ぼこりの舞う作業場でいきなり鳴らしはじめるのです。
しかも有名な曲の1フレーズだけ繰り返し。ちなみにその作業場では女性のパートさんや私が必死で作業しているのに。

あるパートさんからは『あのギターが不快でしょうがなかった』と聞きました。

その趣味(?)のギターもしばらくすると忘れられ、作業場の片隅で土ぼこりにまみれていくのです。

その10.相談できる友達がいない

彼の口癖の一つに『ボクには友達が沢山いる』というものがあります。彼によると、日本各地、1県に1人以上は『友達』がいるそうです。

彼曰く、彼の『友達』は高学歴で有名な企業などに就職、社会的地位の高い人達のようです。彼にとって『友達』とはブランドのようなもの。彼の論理によると『社会的地位の高い人と友人であるボクはスゴイ』ということらしいのですが。
その中でも特に名前が出てくるのがKさん。

私達にはKさんがいかにスゴイ人か、いかにその人と仲が良いかを自慢気に話していました。

ところがです。Kさんが家族で畑に遊びに来た時のこと。Kさんと彼が話す姿を見た私達は、彼があまりにもKさんとよそよそしく話す姿を見て驚きました。

彼の両親や旦那、従業員さんと話す時とは全く違い、よそ行きの顔で話すのです。まるで始めて会った人と話すように、緊張して話している彼を見て、『彼には本当に気の置けない友人はいないんだ』と感じました。

最後に

モラハラ診断の10項目は以上です。

100項目の中で、紹介できなかった、彼に当てはまる項目をここで挙げておきます。

・露骨に不機嫌さをアピールしてくる
・サラリと強烈な悪意を込めて非難を浴びせてくる
・彼が激怒する原因は、大抵どうでもいいことである
・あなたが建設的な話し合いをしたくても、彼はワザと抽象的で曖昧な返答をしてくる
・今の話の内容とは全く関係のない話を持ち出して攻撃してくる
・彼の機嫌が悪いと何をしても怒られる(あなたがどんな行動をとろうが彼の機嫌次第では「間違った行動」にされて怒られる)
・人前(友人など)でも彼は冗談のようにあなたの悪口を言う (侮辱・嘲笑など、あなたの価値を落とす話をする)
・彼の怒りのスイッチにはルールも規則性もなく、まさに地雷のようである
・基本的に「求めるが、与えることはしない」(それが当たり前だと思っている)
・天才的な外面の良さを持っている

いかがでしたでしょうか?
『こんな人、いるいる!』とか、『モラハラなんて、受ける側の被害妄想だよ』とか色んなご意見あると思います。

私個人の意見ですが、モラハラの加害者となり得る人は、きっとどこにでもいます。
そしてその被害に苦しんでいる方も、いらっしゃることでしょう。

その『害』は真綿で首を絞められるようで、少しずつ、です。気付かぬうちにマインドコントロールされ、被害者は『害』を受けていることすら気づけなかったりします。
『自分が悪いのかな?』と刷り込まれていくからです。

気付くと心身ともに攻撃され、ボロボロになっていたりします。

加害者となり得る人には近づかないのが一番です。

でも、最後の項目、『天才的な外面の良さを持っている』に私たちは見事に騙されました。
彼らは人を操る能力に長けています。それが良い方に向けばいいのですが、時には人を追い詰めることにもなります。

私たちは彼と契約を交わし、実印を押してしまい、出資金という形でお金も出してしまいました。
そして、逃げ場も逃げる気力も奪われ、夫婦で心中という道を選ぼうとしました。

被害にあっている方、まずは気づいてください。
あなたは悪くありません。
それは『モラハラ』です。

そして、全力で逃げて下さい。
命より大事なものはありません。

会社の同僚、上司、近所の住民、家族、色んな相手がいることでしょう。逃げてください。
私達のように、実印を押した契約からですら、弁護士さんに頼んでなんとか逃げれました。

逃げれます。大丈夫です。

最初にご紹介した、農業アイドルの子も、きっと自死以外の道があったと思います。
『行きたくない』所なら『行かなくていい』んです。

そこで人生終りではないんです。色んな道があるんです。

私達のように、人生どん底でもなんとかなるもんです。
夫婦で無収入、無職で引きこもり1年半。でも、なんとかなります。(と信じています)

どうか、農業アイドルの子のような人が少しでも減りますように。

長々と書きました。
呼んでくれた方、ありがとうございます。

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