普通の移住に伴う引っ越しも、かなり大変な作業です。
ぷっことししゃもが今の土地に移住するときは、引っ越し業者は頼まず、荷物は全部2人で車で運んだので、自分たちのペースで作業できました(2人とも無職だったから時間はいっぱいあってな)。
移動距離も300㎞くらいだったし。最後には軽自動車に2人+猫3匹+布団など詰んで、今のお家にまとめてお引っ越し完了でしたし(車内は地獄絵図⬇️だったけど)。
それでも、転出転入の手続き、その他前後のあれやこれや。色々大変だった記憶が。
今回のぷこ母&兄の場合、移動距離は約800㎞。ただ荷物と人が移動するだけじゃなくて、精神科の病院に入院しているぷこ兄の転院(精神科の病院から病院へ)、車(ぷこ母の軽自動車ミラ)の移動、空き家となる実家の土地家屋の処分、など他にも考えないといけないことがあって、まず何から手をつけたら良いかしら(°▽°)、という感じでした。
とりあえず大まかに計画を立てる
移住の話が本格化してきた約2年前。引っ越し(人と荷物と車の移動)と、兄の転院と、実家の処分と、全部同時にまとめてやると、絶対脳ミソの許容範囲超えて大変だから、優先順位を考えて時期をずらしてみようか、と思ってました。
優先順位を考える
移住の要となるのが、『ぷこ兄の転院』。まず、当地の精神科病院Hがぷこ兄を受け入れてくれるかどうか。
ぷこ兄の症状は落ち着いているとはいえ、現状、病院以外で暮らすには本人も家族も強い不安があります。
移住の大前提として、『精神科に特化したH病院が兄の入院を受け入れてくれること』が必要不可欠な事項でした。
まずは転院が確定してから、それに合わせて人も移動して、それに合わせて引っ越しの日時などを確定させて、業者を確定して、という流れを考えてました。
優先順位としては、ぷこ兄の転院→人の移動→荷物と車の移動→実家の処分、という感じ。
そして、転院したらゴール、じゃなくてそこからがスタート。方言もご飯の味付けも異なる、住んだことの無い土地にぷこ兄が馴染めるかどうか(´・ω・`)。
駄目だったらどうするか?も何となく考えておく
余談ですが。ぷこ兄が馴染めず、どうしてもこの土地が嫌だ、となったら、地元の県庁所在地にある精神科の病院(規模も大きくて先進的で良いと評判)を検討しています。ぷこ兄とぷこ母はセットだから、2人でそちらにまた移住(ぷこ兄は病院、ぷこ母はアパートとか)して、ぷっこは遠方からサポートしつつ、定期的に様子を見に行く、とかかな~(´・ω・`)。
話を戻して。転院が一番の優先事項で、転院後しばらくはどうなるかわからない。ぷこ兄にとってぷこ母は心の支えなので、ぷこ母ももちろん一緒に移動して近くに住むけど、ぷこ母が住む為のアパートとかを先に借りてしまうと、もしぷこ兄が馴染めなかった場合、アパートの突然の解約となり初期費用(礼金とか仲介手数料とか)が無駄に消えてしまう。
なので、ぷこ母のアパートは先々探すこととして、とりあえず我が家に現在同居しています。やってみないと、実際暮らしてみないとわからないことって、多々あるから、やってみて駄目だった場合も何となく考えてた方が冷静に対処できるかなと。
荷物も同じ理由から、最初は身の回りの品だけ(段ボール数箱分とか)運んで、残りは全部実家に置いたままにして、ぷこ兄が大丈夫そうなら後から引っ越し業者に頼んで運んでもらう、とか考えてました。
車も同様に、実家に置いて後から運ぼうか。とか。
でも、家は人が住まないと荒れるし、車も放置してたらエンジンかからなくなりそうだし…。他にも色々問題があって現実的ではなくて(誰が帰って引っ越し業者と連絡取って荷物梱包するの?とかその間猫は?とかぷこ母は?とか)。
結局、荷物全部と車、移住のタイミングで移動して、家を空っぽにして不動産業者にお願いして売却処分、という流れになりました。空き家の期間が短い方が、家も荒れないし売れやすいと思うし。
細かい所を詰めていく
ちなみに、ぷこ母&兄の荷物ですが、こちらで貸しコンテナ(トランクルーム)とか借りて、そこに搬入・保管しておくことも考えてました。
我が家もそんなに広いわけじゃないし。
でも、貸しコンテナも結構お金がかかるんですよね。1帖くらいのスペースでも月1万円とか(;・∀・)。
それなら。我が家のスペースにとりあえず押し込んでおこうかな(;・∀・)。と、いう訳です。狭くなってスミマセン旦那(;・∀・)。
で、引っ越し1ヶ月前くらいから、ぷこ母とぷこ兄と相談しながら決めていった計画がこちら。
ぷこ兄の転院
- 入院中のN病院にH病院へ転院したい旨を連絡
- 事前にぷっこがH病院に確認した所によると、N病院からH病院へサマリー(患者の情報)などをFAXしてもらって、それで受け入れを検討する、との事だったので、転院については基本病院間のやりとりにおまかせ
人の移動
- ぷこ兄が疲れないように、時間にゆとりをもって移動する(N病院を朝退院して800㎞移動して、その日の内にH病院に入院、とか。慌ただしくて疲れるし、H病院の受け入れ時間の関係もあり却下)
- 2年前に旅行で来たのと同じ交通手段(新幹線)を利用する(飛行機の方が早いけど、乗り慣れてない交通手段だと不安が強いかも、という理由)
- コロナ禍でずっと会えてなかった、お世話になった方にせめて最後に挨拶したい、との事で、その時間も取る
- サポートの為、ぷこ母&兄&ぷっこで同じ新幹線に乗って移動する
- H病院の受け入れが、主治医となる医師の診察時間の関係で午前中が良い、との事だったので、11/25午後退院→地元駅前のホテルで1泊→11/26 3人で新幹線で800㎞移動→駅前のホテルでぷこ母&兄で1泊→11/27午前中に3人でH病院へ行き入院の手続き
引っ越し
- 引っ越し業者に頼む(荷物搬出は11/25午前中)
- 車も輸送業者に頼む(引き渡しは11/25夕方)
- 荷物も車も、とりあえずぷっこ家に搬入
- 搬入時の立ち会いは旦那にお願いすることで、ぷっこはぷこ兄&母の移動のサポートに専念する
実家の処分
- 最初の打ち合わせなどで2、3回顔を合わせましたが、祖父の代から付き合いのある信頼できそうな業者さんなので、あとはメールと郵送のやりとりで手続きできるから、もうおまかせしてます
- 鍵もお渡ししてるんで、不要な荷物の搬出と処分、その後のクリーニングもこちらは立ち会わずおまかせ
もう、絶対何か抜けてミスして、想定外の事件とか起こるだろう、と思ってたけど、意外に大丈夫だった各詳細は、また別の記事にしてみます。
やったことが多すぎで、まとめようと思っても文章がとっちらかってまとまらないよ(;・∀・)。とりあえず、ここまで読んでいただきありがとうございました( *・ω・)ノ。
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