家の傍で鳴いていた子猫を保護して、早2週間。
大分ヒトも猫も落ち着いたので、保護してからのことをちょっとご紹介。
子猫を迎えるのも5匹目。ちょっとはぷっこも慣れたかな、と思ったりして。
捕獲するときは素手で触らない
まぁ。当たり前なんですけど。野良の猫は爪鋭いですし、本気で噛まれたら流血します。
慣れてないヒトを怖がって、身を守る為に全力で逃げようと抵抗します。
鋭い爪で引っ掻かれてケガするだけじゃなく、猫ひっかき病なる病気にかかる危険性も。
保護を生業としてる人とかは捕獲器使うんでしょうけど、前回書いたようにこの度は子猫の意思を尊重して、まず自分から室内に入ってもらった後に、ご飯あげてから捕獲しました。
きなしゃんの場合はまだ生後1ヶ月くらいで、弱ってたのもあり触っても抵抗することはなく、威嚇されたり怖がられた覚えもないです。
おしめも生後1ヶ月くらいで家に来て、初めからものすごく人懐っこかったから、抵抗も威嚇も全く無し。
この度保護した猫の場合は、最初、ご飯食べた後に洋間の机の裏に隠れてました。
隔離部屋を用意して捕獲しようとしたら、全力で逃げて金魚の水槽に飛び乗り、更に飛び上がってカーテンレールの上でシャーシャーこちらを威嚇してました。
ので、手袋はめて何とか捕獲。
※イメージ
初めの頃はヒトの手を噛もうとしてたので(狂暴な感じではなく遊びで噛もうとする感じ)、しばらく手袋はめて触ってました。
1週間くらいしてから、爪も切ったし素手で撫でてます。
ゴロゴロ言うてはる(* ´ ▽ ` *)。
先住猫とは隔離
初めはどんな病気持ってるかわからないし、うちの子たち(先住猫)を未知の病気から守る為にも、一部屋閉めきって隔離してます。
先々一緒に過ごすにしても、隔離しといて少しずつ慣れさせる方が、お互いにとって良いでしょうし。
動物病院の医者にも、『初めは隔離しとくのがいいでしょう』って言われました。
とりあえず、2週間様子見ていて、ぱっと見でわかる病気は猫風邪ひいてるかな?(時々くしゃみしてる。鼻水とかは無し)くらい。
見た目もキレイだし、💩オシッコも健康そう。
きなしゃんは全身泥で汚れてて、特に耳の中はきちゃなかったのに。
おしめは最初ずーっと下痢してたし。
目やにもあるけど、きなしゃんに比べたら全然大丈夫。
今は美猫に育ちました。
今の所、保護猫に健康上の問題は無さそう。
動物病院でワクチン打ってもらったし、ワクチンの効果が現れる時期(医者は打ってから2週間後と言ってました)過ぎたら、ちょっとずつ隔離を解除かな、と思ってます。
網戸越しに、きなしゃんとおしめから威嚇されてたけど(;・∀・)。
動物病院に連れていく
保護して、隔離して様子見て、翌々日にかかりつけの動物病院に連れて行きました。
キャリーには難なく入れれたんですが。病院の診察室で逃げ回ってたんで、『洗濯ネットに入れてから出直して』と医者に言われました。
初めは様子が分からないから、保護猫の場合はあらかじめ洗濯ネットに入れてからキャリーに入れて、病院に連れて行くのがベストかなと思います。
※実際に使用した洗濯ネット
あとは、寄生虫の有無をすぐに確認してもらう為に、💩を少量ビニール袋に入れて、一緒に持って行きました。
検査の結果は寄生虫無し、との事。
ちなみに、きなしゃんもおしめも、保護時はお腹に虫を飼ってました(;・∀・)。おしめに至っては二種類保有(;・∀・)。
体重測定して、軽く全身見てもらって、目薬もらいました。
迷子猫の可能性も考えて、マイクロチップの有無も調べてもらいましたが、埋め込まれてないとの事。
あと、2回目の受診でワクチン注射してもらいました。
生後6ヶ月から2、3歳、と言われたので近々避妊手術も考えてます。そのことについても、医者から色々言われましたが、また別の記事にまとめようかと。
ちなみに当初、動物病院で爪切りしてもらおうと思ってましたが、思ってたより穏やかな性格だったから、病院から帰ってから洗濯ネットに入れたまま爪切りしたった。
網目が程よく大きいと、ネットに入れたまま爪切りが楽チンにできます。
ノミのケアもしっかり
時期的に、そんなに脅威ではなさそうだけど、油断大敵なノミ。
もー、以前えらい目に会いましたから(°▽°)。
とりあえず、ノミ取り櫛でくしくし。
いなかった(;・∀・)ヨカッタ。
動物病院で、1ヶ月効果持続のノミ駆除薬も、もらいました。
安心と信頼のブラベクトは、在庫が無かったそうで。
ご飯
このコは、とにかく長いこと空腹だったみたいだから。
いきなりカリカリをあげると胃腸がびっくりするかな、と思いまして。
お白湯にちゅーるを溶かしたものをまずあげました。(下の画像右側)
一瞬で腹に収まった(;・∀・)。
次に、カリカリ(ドライフード)を白湯でふやかしたもの(通称お粥さん)に、ちゅーるを混ぜて提供。
左がそのお粥さん。
こちらも一瞬で無くなった。
急にたくさん食べると吐いちゃいそうなんで、少量ずつを時間を空けて何回もあげました。
見た感じ、生後6ヶ月は過ぎてそうだったから、3日目以降はカリカリをそのまま提供。
もりもり食べてます。
水はぬるま湯を2つ、置いてます。
トイレ
ぷっこ家の生活の知恵。
急に要り用な猫トイレは衣装ケースの引き出しで。
まぁ、今やレギュラーのトイレとして1個使ってるけど(;・∀・)。
どうしても砂が散るし、トイレ上手にできるかも分からないから、段ボールで簡単な囲い兼敷物を作りました。
段ボール最高ヽ(●´ε`●)ノ。
ちなみに、最初に洋間の隅で怖がってオシッコチビった以外、失敗は全くなし( *・ω・)ノ。
スゴイ( *・ω・)ノ。
にゃんもは神経質な性格だからトイレの失敗は記憶に無いけど。
繊細なおっさん。
きなしゃんは子猫時代にちょっとやらかした覚えがある。父ちゃんの大事な観葉植物の鉢を掘り返して💩したことあるし、気に入らないと畳とか廊下(一応トイレの傍ではあった)で💩して反乱の意思を示したり。
わりと自由猫。
おしめは前にも書いたけど、子猫時代はトイレで用をたす確率が5割くらいだったし(;・∀・)。
あとは床に直接。予防の為に隔離部屋の床にビニールシート敷き詰めて、更に新聞紙敷き詰めてたなぁ(*´Д`)。
それでも、おしめの部屋の床はトイレ付近の板が腐って剥げてました(オシッコ💩で床が常に湿ってるから)。
賃貸のアパートとかだったら、えらいこっちゃです(;・∀・)。
古民家だったこともあるのか、大屋さんには何も言われなかったけど(;・∀・)スンマセン。
ビーズクッションには2、3回💩オシッコされたし(;・∀・)。
おしめのお下関係のこと語り始めたら、長くなっちゃうわ(;・∀・)。
最上級に自由猫。
寝床
猫、特に子猫は寒いと体調崩しちゃうので、とりあえず暖かい寝床の準備。
最高の素材、段ボールに電気あんか(赤いの)入れて。
毛布を被せたら暖かい寝床の完成ヽ(●´ε`●)ノ。
最初はペットボトルにお湯入れた、即席の湯タンポを使ってましたが、物置に拾ってきた電気あんかあったの思い出して、それを入れてます。
割りと暖かいようで、入って寝ている様子。
あとは、隠れる場所がないと落ち着かないだろうから、段ボールをあちこち散らして置いてみてます。
大分慣れた保護猫
で、約2週間。
保護する前から、警戒心はあるけど割りと人慣れしてた様子ではあった。
それでも、最初はヒトが隔離部屋に入ると、物陰に隠れて出てこない時もあったけど。
今はなんか、寄ってきて足元にまとわりついてくる。
カリカリ入れても、すぐ食べ出すでもなく、顔見てニャーニャー甘えた声で鳴いてくる。
抱っこすると、鳴き止んでゴロゴロ言う。
自分からは膝に乗ってこないけど、乗せるとゴロゴロ言って落ち着く。
かわええ(*´Д`)。
ただ。空腹に耐えられない質らしく、お仏壇にお供えしてたご飯と、ルマンド食べよった(;・∀・)。
同じ部屋の神棚にも上ったらしく、お守りが畳に落下してたし。
神仏を畏れないコ(;・∀・)。
以前にゴミ漁ってた形跡もあるし、ほんとに長い間空腹に耐えてたんでしょう(´・ω・`)。
ちなみに体重は、保護当初2.5㎏→1週間後2.8㎏と、ちょっとずつ増えてる模様。
空腹の心配はもういらないから、安心してちょっとずつ家族になれたらいいかな(* ´ ▽ ` *)。
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