愛する長男が、遂に逝ってしまってから、1ヶ月ほど経ちます。何だかずっと、時間の感覚が変だったけど、少しずつ戻ってきました。
でもふと、思い出しては寂しくなって涙が溢れてくる。寂しいよ、にゃんも。
気持ちの整理も兼ねて、少し書いていきますが、生々しい表現もあるかもなんで、苦手な方はご遠慮ください。
それまで、低空飛行とはいえそれなりに動いてご飯も食べてたにゃんもが、急変したのは4/17の日曜日。
その前の晩、気に入って自分からよく食べていた介護食パウチ(もちろんカツオ味)を、いつもの半分しか食べなくて。また、いつもの食べ飽きた感じかと思っていたら。
翌日の日曜日の夕方、昼寝から起きてきたにゃんもが廊下を歩いているのを見たら、すごいフラフラ。ヨロヨロ。一目でおかしいとわかる状態で。
それでも母ちゃんの後ろをついてくる。『しんどいなら、寝とき。ご飯持って行くから。』と言っても、後追いしてきて台所に。
抱き上げて、ずっと抱いていたら、ずっと『ぶにゃー、ぶにゃー。』とお喋りしてました。
旦那と、きっともう長くないんだろう、と話して。この状態のにゃんもを、そっと見守るべきか病院に連れていくか悩んで、とりあえず電話で聞いてみることに。
翌月曜日の朝一で動物病院に電話して。『昨日からフードをほとんど食べない。立っていても横にフラフラ揺れていて、歩くのもヨロヨロ。明け方嘔吐したけど、体を支えきれずに座布団から転げ落ちるんです。』と。
そうしたら、とりあえず連れてきてください。と言われたので、旦那に連れて行ってもらいました。
ぷっこは1日所用があり、傍についていてあげれなかったんですが。血液検査されたようで。猫エイズの末期で、低血糖が酷く、ヘモグロビンの数値も低くて酸欠で貧血。病院でしてあげれることはもうないから、できるだけ苦しくないように看取ってあげて、と言われたそうです。
病院から帰ってからのにゃんもは、なんとそのままにゃんルーフにお出かけしたらしく。父ちゃんが作ってくれた、お気に入りの日向ぼっこプレイスに自力で行って、しばらく日向ぼっこして、また自力で帰ってきたそうです。すごいね、にゃんも。
母ちゃんが夕方帰ってみると、仏間のいつものクッションで、きなさんといつものように寄り添って寝てました。
にゃんもがお膝に乗ってくるので、その晩はずっと一緒に過ごして。
傍にいたかったので、前の晩からお布団を仏間に移動させていて、にゃんもが寝るクッションに引っ付けて皆で寄り添って寝てました。
気づいたら、にゃんもがお布団に入ってきていて、枕を共有して寝ていたけど、明け方目を覚ましたらパジャマの袖がグッショリ濡れていて。
トイレ行くのもしんどかったみたいで、オシッコしちゃったみたいでした。パジャマ着替えて、また、にゃんもと1つの枕を半分こして寝ました。ちなみに、にゃんもがお漏らししたのは、12年の猫生の中でこれが最初で最後のこと。
4/19の火曜日も、1日所用があり昼間は一緒にいられなかったけど。旦那によると、チョロチョロ動き回っていて。
トイレに上げてくれって呼んだり、ちゅーる1/4食べたり、寝てたのにまた急に呼んだりしたそう。その都度、旦那が様子を見て良いようにしてくれたそうです。
午後は、きなさんと一緒にいつものクッションで落ち着いて寝ていた様子。
ぷっこは夕方帰ってから、仏間のにゃんもの傍で書類整理などして。夜にフラフラと歩き出したから後を追ったら、少し回り道して玄関のトイレに。ほぼ自力でトイレに入ってオシッコしてました。
『明日は母ちゃん休みだから、1日一緒にいようね。』とまた一緒に眠りについて。
日が変わった4/20の2時過ぎ。旦那によると、にゃんもが呼ぶ声で目が覚めたらしいです。ぷっこは、その後の、にゃんもの嘔吐しそうな様子で目が覚めて。
もう、自分の体を支える力も無いのか、横たわるにゃんもの姿を見て。『もう、瞳孔が閉じないから、いよいよかも。抱いてあげて。』と旦那が言ってくれて。
にゃんもを腕に抱いて、『ありがとう。ありがとう。』と話しかけたりしていたら、そのまま、特に苦しむ様子も無く、ぷっこの腕の中で静かに息を引き取りました。
最期まで、にゃんもはにゃんもらしかった。
猫エイズじゃ無かったら、もっと長く一緒にいれたのかなとか。色々考えるし後悔も後を尽きません。
にゃんもは、旦那と一緒にキレイに拭いて。箱に積めて。好きだったかつお味のちゅーると、いりこと、猫じゃらしと、ぷっこと旦那が書いた手紙も添えて。
4/22に、決めていたように市の火葬場に、旦那と一緒に連れて行きました。
前の日は雨降りだったけど、この日は朝から晴れて。ちょうど見頃に咲いた、ガマズミの花も添えることができました。
あれから、少しずつ、にゃんもがいない生活が辛くなくなってきたような。
きっと、今頃。虹の橋の向こう側で、両親からの手紙を誰かに繰り返し読んでもらっているのかな。とか、旦那と話せるくらいにはなってきました。
先週の、ちぃたんの定期受診の際に、マメ先生にもご報告しましたら。気のせいか、先生も目に涙を浮かべていたような。
マメ先生や看護士さんが、こちらの気持ちに寄り添ってくれるような対応をずっとしてくれたから、少し救われた思いです。マメ先生の所で、本当に良かった。
にゃんも。きっとまた、会える日が来るよね。
再会できた時は、また一緒にお昼寝しようね。
家族になってくれて、一緒にいてくれて、長い間ありがとう。ずっとずっと、愛してるよ。
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