ちぃたんの糖尿病治療の渦中、長男にゃんもも何となく調子を崩していってました。
マメ先生によると、猫は寒いと体調崩しやすいから、冬は猫の患畜増えるんだとか。逆に犬は暑いの弱いから、夏は犬が病気しやすいらしいです。
猫エイズの治療を開始して、1年2ヶ月経過した長男にゃんも(今までの経緯は“猫エイズ”のタグで出てきます)。11歳の身体には、この冬の寒さはこたえたのか、1月半ばから急に老け込んでいきました。
にゃんもが1日の大半を過ごす洋間は、日中常にファンヒーターで暖めているし、ファンヒーターを切る留守の間や夜間は、寒くないようにしてあげてたつもり。
それでも、それまでは“おっさん猫”だったのが、急に“おじいちゃん猫”になったと感じることが多くなりました。
朝、起きてこないし。他の子は母ちゃんが朝食作り始めると台所までついてくるのに、にゃんもは洋間のファンヒーターの前。
起きてきても、朝食を食べる母ちゃんの膝に飛び乗ろうとして、落ちそうになるとか。ジャンプ力が落ちてきました。
日中とか、うたた寝していてコテンと寝落ちするようにも。一度は母ちゃんの膝で寝ていて、寝落ちて膝から体がコロンと落ちたことも。
頭をブルブルっと振った(猫ドリル)ら、体がふらつく、とか。毛づくろい(グルーミング)も、前は神経質だからよくしてたのに、ここ1ヶ月ほど全くしてないし。
トイレも、前は丁寧に砂をかけてたのに、最近はオシッコ💩しても砂かけなくなって。
そして、食事量が減り、どんどん痩せていきました。(11/2が3.7→1/3に3.3㎏→2/22に2.8㎏)
2月初めから、ドライフードを嫌がって食べなくなり、今はちゅーるとパウチ中心。
前からだけど、好き嫌いが激しいから。チキン味は顔そむけてまず食べないし。ちゅーるもイワシ味は食べないし。とか。
ドライフードふやかしたやつとか、ちゅーるかけようとも絶対食べないし。パウチも、好みがうるさくて、総合栄養食のは『何かイマイチ~』とか言って半分食べて去っていく。
とにかく“かつお味”なら、食べる確率高いから、色々買ってきて試してます。
食べてほしいから、にゃんもの体押さえて、指でウェットフードすくって食べさせたりもしたけど。食べたくないのに無理やり食べさせるのって、もう拷問だよね。
終末期医療とかで、胃ろうとか色んな管に繋がってまで生きたくない、と自分は思うし、家族にもそんな選択はして欲しくない。
自然に、食べなくなり飲まなくなり、枯れるように死んでいくのが本人も苦しくないんだろう、と。
わかってるけど、いざ息子がそうなると、やっぱり少しでも食べて欲しい。
弱っていくにゃんもに、何もしてあげれない無力感と、置いていかれる寂しさと。涙が止まらない。
旦那が『食べないから死ぬんじゃなくて、死ぬから食べないんだ』という言葉を教えてくれたけど。
きっと、これから先、ヒトや猫の終末期において、何度も同じように葛藤して涙を流すんでしょう。
マメ先生も言ってたけど、生きるのって本当に大変で辛いことも多いです。
と、辛気臭い話はここまでで。
マメ先生の所に、定期的(2週間に1回)に通って、インターキャットの注射と、毎日プレドニゾロンを1錠、オーラルガードにうがい薬に、と治療は続けていますが、1月中旬からよだれも酷く常に垂れている日も。
痩せていくのが気になる、とマメ先生が血液検査して下さったけど、特に異常は無いらしく。
『猫エイズの勢いが強くなっているのかも。そろそろ、覚悟しないといけないのかもね。』と。
2/8には体重が2.9㎏になり、プレドニゾロンが1錠から1/2錠に減りました。
2/22に、『抗生剤を出してみよう』と、クラバモックスが復活。
今までも体調に波はあったけど、クラバモックス追加したからか、春が近づいているからか。今日は朝から顔色も良く、よだれもマシ。で、さっき珍しく起きてきて『何かくれ』って言うから試しにあげてみたら。シニア用のドライフード、少し食べてくれました(今日は朝からちゅーる5本食べたし)。
図書館から最近、こういう本ばかり借りてきて、色々勉強しつつ、いざそうなった時の心の準備をしつつ。
火葬は、市の火葬場にお願いしよう、とか。お骨は返ってこないけど、自分たちも先々そこの火葬場で焼かれるんだろうから、皆一緒の場所に行くと思ったら寂しくないよね。とか話してます。
きっと、にゃんもの魂は灰色の毛玉になって母ちゃんの周りをふよふよずっと漂うんだろうから。寂しくないはず。
いざとなったら、現実を受け入れ難く、このブログにもすぐには書けないだろうから。今のうち、書いてみます。
とはいえ、波があるから、『春までもつかな?』と思う日もあれば『あと1年は大丈夫かな?』と思う日もあり。
できるだけ、にゃんもの負担や苦痛を減らす方向で、あとは自分が後悔しないように、いっぱい『愛してるよ』を伝えつつ、日々大切に過ごしていきたいです。
コメント