ブログのネタにしても良いと、本人から了承を得たので、まとめてみました(*´ω`)。
同じ症状で苦しむ方の、何かの助けになればと思ってます(*´-`)。ちなみに長文です。
※素人調べ、浅い知識でまとめた記事なので、あれこれ真似する方は自己責任でオナシャス。口腔内の画像もアリ。
ヘルパンギーナと診断された訳じゃないけど、ヘルパンギーナとは。
旦那の症状とぷっこの見立て
旦那はまず、38~39℃の高熱が4日続き、初期に喉の痛み、次に口腔内の痛みが。
口腔内の痛みは熱が下がると共に激痛と化し、1㎜以下の水疱が右上手前の口蓋に10個ほどできて、次第にそれが大きくなり(数㎜～1㎝)口蓋全体・上下歯茎(上下顎歯肉)に、舌の裏にも増えていきました。
発熱初日に内科で、4日目に耳鼻咽喉科でコロナの抗原検査を受けましたが、2回とも陰性。耳鼻咽喉科ではアデノウイルスの検査もしましたが、そちらも陰性でした。
Google先生で“口内炎 発熱”で検索し色々調べ、【ヘルパンギーナ】の疑いを持ちました。
大人になってヘルパンギーナにかかり、重症化した方の体験談をネットで読み、旦那に当てはまったことと。子育てを経験した同僚さんに症状を話したら、二人とも『子供がよくかかる夏風邪では』とのご意見。
以上を踏まえて、ヘルパンギーナだろうとぷっこは勝手に思い込んで、この記事を進めていく次第です(°▽°)。
ちなみに、同じような症状の方は小児科併設の内科にかかるのがオススメです。
ヘルパンギーナ～大人が発症すると重症化するらしい～
ヘルパンギーナは、子供を中心に流行する感染症。他に代表的な、手足口病とプール熱(頭結膜熱)と合わせて、三大夏風邪とも呼ばれます。ちなみに同僚さんから、『手足口病かな？』ともご指摘いただきましたが、手足に目立った水疱は見られなかったので、ヘルパンギーナかな？と思ってます。
原因となるのは主に、“コックサッキーA群”というウイルス。インフルエンザのウイルスに比べると感染力は弱く、発症する9割の患者が抵抗力の低い5歳以下の子供なんだとか。
でも、大人も何らかの理由で抵抗力が弱ってると、稀にかかり、子供より重症化することも。完治まで長期間かかるし、脳の炎症、髄膜炎、心筋炎につながる危険性もあるそうです。
主な症状は、39℃以上の高熱、喉の痛み、口腔内(特に口の奥の方)の水疱。嘔吐や下痢をともなう場合も。感染経路は、感染者からの飛沫感染、接触感染、糞口感染に経口感染。
ヘルパンギーナには、抗ウイルス薬などの特効薬がなく、それぞれの症状を抑える対処療法のみ。発熱には解熱剤、痛みには鎮痛剤、という感じ。あとは水分と栄養をできるだけ補給して、自然治癒を待つのが基本なんだとか(*´Д`)辛い。
高熱や口腔・喉の痛みで飲食が困難になるので、脱水症状には注意し、高熱の際は氷枕などでクーリングも必要かなと。
コロナ禍の昨今なんで、とにかく体に異変を感じたら受診、熱が下がらなかったり他の症状が出て気になるならとにかく受診が良いかと(*´-`)。
旦那ししゃもの症状の経緯。
では、実際の旦那の苦しんだ日々(症例)を。
発症前
発症1日目に、いきなり熱発するんですが。その１週間ほど前に、喉の痛みを訴えてました。
『軽い喉風邪かな？』と、市販の風邪薬を飲んだら、3日ほどで収まって(ちなみに、そのすぐ後ぷっこもしばらく喉痛かったけど、幸い市販薬で完治)。
ところが、発症2日前からまた喉の痛み。加えて、歯茎が痛い( ；∀；)、唐揚げが噛めない( ；∀；)と。場所は右上手前の、歯のすぐ傍の口蓋。首と肩の痛みも。口内炎かな～(*´Д`)と、特に何もせず様子見。
1日目。高熱&口喉の痛み
１日目(5/28・金)。朝、起きるのもしんどそうな辛そうな様子。歯茎が痛い(ヽﾟдﾟ)との事。
１日、ゆっくり寝て過ごしなさい、と言いつつも、ぷっこはお仕事だったので、何とかいつものように旦那に車で送ってもらって出勤。今考えると鬼畜でごめんなさい(*´Д`)。
夕方、連絡するも返事がないので、しんどいのかな、とほぼ徒歩で帰宅。家の１㎞ほど手前で旦那に拾ってもらうけど、顔が死んでる(°▽°)。
帰宅してすぐ横にして、痛いという口の中を見るも、特に腫れ赤みなどの異変なし。念の為、とバイタル測定してみたら、血圧大丈夫だけど、熱が38.7℃でぶったまげる(°▽°)。
ちなみに、ぷっこはたまに風邪ひくけど、旦那は今までほとんど風邪ひいた記憶なく。頭痛と腰痛が持病で、メンタルはお豆腐並み(ヒドイ)だけど、熱出したことなんかここ10年なかった話。
『これヤバいやつだ(°▽°)』と、何度か計測するもやっぱり高熱だから、こないだ肝血管腫診てもらった内科に電話(17時半くらい)。受付で、『旦那さんは初診ですよね？近くに他に内科無いですか？』と、ため息までつかれるも、何とか食い下がり、優しい看護士さんに電話変わってもらって、診てもらえることに。
コロナの抗原検査を外で受け、陰性だったからと医師による診察。お薬出してもらう。詳しくは後述。病院でも38.7℃。
帰ったら19時くらい。何とか薬飲ませて、寝かして、凍らせた保冷剤で頭部クーリング。この時、もう1回ちゃんと口の中見てみたら、右上手前の口蓋に1㎜以下の水疱が10個ほど出てきてました。喉も激痛との事。
猫ズのお世話して、ぷっこの職場などに連絡して、20時頃にまた熱測ったら39.4℃。
これ以降、怖くて測ってないけど、もう少し上がってたのかも？家中の保冷剤を冷凍庫にぼんぼん突っ込んで、すぐには凍らないから、濡れタオルで頭や首筋冷やして。
家に帰ってすぐは『寒い(ヽﾟдﾟ)』と悪寒があったけど、しばらくしたらすごい寝汗かき出したから、おでこや首元拭いたり。
寝息が穏やかになってきて、やっと少し安心(*´Д`)。
2~4日目。高熱が続く
2日目(5/29・土)。6時半に37.1℃の微熱。
ひとまず解熱したから、少し安心。旦那は気になるけど、人が少ない日だったから仕事する気でいたら、コロナ禍の昨今だからぷっこも念のため出勤停止との指示が。
15時半には37.7℃。夕方からまた熱が上がって18時に38.7℃。熱と共に、また悪寒が。しばらくすると汗かいてきて。『寒い、暑い(ヽﾟдﾟ)』と可哀想な状態でした( *´д)/(´д｀､)。
口蓋の水疱は、10数個に数が少し増えたみたい？夜中には、『唾を飲むと喉が痛い(*´Д`)』とも。
3日目(5/30・日)。6時半に38.9℃の熱。薬を飲んで効いたのか、3日ぶりにシャワー浴びてて9時ごろ測ったら36.9℃。
右上手前の口蓋の水疱は、小さいのがくっついて1㎝ほどの大きさに。口の中も舌も喉も痛いとの事。激痛の為、唾液が飲めないと辛そうでした。
この時くらいに、『黄色い唾液が出る(*´Д`)』と言ってました。体内の白血球さん達の死骸が排出されてたのかも(*´Д`)？
18時半に37.2℃で、19時半に38.0℃に、22時にはまた37.0℃。前日より少し元気になって、３日ぶりにゲームしてました( ・∀・)好きね。
4日目(5/31・月)。5時に38.7℃。口腔内が激痛との事。
7時に38.6℃。水疱が、右上手前～左上手前の口蓋にも範囲拡大。舌の裏にも2㎜ほどのが1個。
13時に37.1℃。19時半に37.4℃。数日ぶりに、ちぃたんを撫でて笑顔が(*´-`)。散歩も少しできるように。
4日目までの高熱の期間、冷凍庫で凍らせた大小の保冷剤を大小のタオルで包んで、頭や首や脇、股に当ててとにかく冷やしました。また、熱の下がった隙にこまめにスポーツドリンクや野菜ジュースを飲んで、脱水にならないように気をつけてました。
あとは、寝汗もすごかったから、タオルで拭いたり着替えたり。
5日目～。口の中がとにかく痛い！
5日目(6/1・火)。6時に36.7℃。この日から、ようやく熱が下がります。
口の中の痛みが変わり、全体がトゲトゲした口内炎のような感じ(*´Д`)。お庭の水やりもでき、顔色も良好(*´-`)。20時も36.6℃。
6日目(6/2・水)。口腔内が激痛(*´Д`)。水ですら痛い(しみる？)様子。
7日目(6/3・木)。前日よりマシみたいだけどやっぱり激痛。口蓋手前の水疱は消失したけど、奥側にまたできてて、上下歯茎(上下顎歯肉)にも新たに多数の水疱が(*´Д`)。大きさは数㎜ほど。そのうち1個が潰れて、左下歯茎から出血も( *´д)/(´д｀､)。
8日目(6/4・金)～。今日に至るまで、本当に少しずつ、水疱が減って口腔内の痛みは軽減。何よりお腹は空くけど固形物を食べれないのが辛そうでした(。´Д⊂)。
症状として下痢も
ウイルスによるものか、食べれないからなのか、下痢も辛かったらしいので触れておきます。
発症後2、3日目までは水鉄砲の様相。その後5日目くらいまでは逆に便秘して何も出ず(ほとんど食べれてないからかも)。6日目くらいに少し、その後は今日(12日目)に至るまで、緩い(旦那曰く、猫缶を食った翌日のきなしゃんの💩くらい)べしゃっとした💩が出てるそう(ヽﾟдﾟ)。
つまり、10日以上まともな💩が出てないらしい( ；∀；)。引き続き、毎日ヨーグルト食べようね( ；∀；)。
病院とお薬と食事。
内科と耳鼻咽喉科でコロナの検査も
とにかく、早めに病院行って良かった。と、とりあえず思ってます。
何とか診療時間内にすべり込めたし。次の日も仕事の予定だったし、しかも週末だったし、夕方で38.7℃なら、夜にかけて更に上がるわ(°▽°)！と判断して、電話して良かった(*´Д`)。
旦那は、『病院イヤだ～！注射キライだ～(。´Д⊂)！』と、グズグズ言ってたけども(°▽°)。お尻たたいて連れてって良かったっす。あの時行ってなかったら、夜中に更に高熱で救急車呼んでたかも(°▽°)。
しかもコロナ禍の世の中ですから(；・∀・)。真っ先に疑うよね、『もしかして‥！』って。
初日に行った内科で、前述しましたが、抗原検査は陰性。診察の結果は『何か悪いバイ菌が入って炎症を起こしてるのかな？』との事。
処方されたお薬を飲んでみたけど、月曜日の朝になっても解熱してなかったから、再びその内科に電話。
『口の中のことだから、耳鼻咽喉科に行って下さい、と先生が言ってます』と、看護士さんに言われて、春先にぷっこが目眩の検査してもらった耳鼻咽喉科へ(旦那は初診)。
再びコロナの検査と、アデノウイルスの検査も。両方陰性。
『でも、すぐに治るもんじゃないから、内科でもらった薬を飲みきってから、また来てね』と言われました。
結局、その耳鼻咽喉科には行ってない(°▽°)。『(医者がせっかちで嫌な感じだから)あそこにはもう行きたくない(。´Д⊂)』と、本人が言うもので(；・∀・)。
まぁ、快方に向かってるから大丈夫だろう(°▽°)。
緊急事態宣言下で、対応に追われて病院も大変なんでしょう(*´-`)。情報社会だし、患者側もある程度調べて先回りして病院にかかるのが良いのかも？
今度同じような症状が出たら、即座に小児科もある内科を探して行くつもりです。
高熱や痛みもある病人にとって、病院への行き帰りも待ち時間も、しんどいものですからね(*´Д`)。
お薬
前述しましたが、ヘルパンギーナには特効薬がなく、対処療法のみ。
内科で処方されたお薬は、抗生剤(抗菌剤・レボフロキサシン錠500mg)1日1回1錠が7日分。消炎鎮痛薬のロキソプロフェン・止血抗炎症剤のトラネキサム酸錠・胃薬のシメチジン錠がそれぞれ1日3回毎食後に1錠ずつ、が5日分。
本当にヘルパンギーナなら、抗菌剤も多分効かないんでしょうけどね。弱った体に他のバイ菌が入ってくるのは防いでくれたのかと。
5日目までは、とにかく鎮痛薬飲まないと耐えられないくらいの痛み。抗炎症剤も効いてくれたんだと思います。
抗生剤は長く飲むと、耐性菌が生まれる危険性があるから常用できない、と知り合いの看護士さんが言ってたから、薬は飲みきりで。
口内炎を治すには、ビタミンB1・B2・B6が良いらしいと調べて。とりあえずチョコラBBを購入( ・∀・)。6日目以降は飲んでもらってます。
ビタミンB2は皮膚や粘膜を保護し成長を促し、ビタミンB1は疲労やストレスを緩和、ビタミンB6は正常な免疫機能を保つ働きがそれぞれあるそうな(°▽°)。ビタミンは相変わらずスゴイ( ﾟ∀ﾟ)人(ﾟ∀ﾟ )。
何とかお腹に入れれそうな物を準備
発症した翌日くらいに、ヘルパンギーナと推測して、『これは、長い闘いになりそう‥( ﾟｪﾟ)』と、覚悟。
発症後数日は、熱もあり食欲もなかったので、ゼリー飲料、プリン、ジュース、スープ(具なし)、ヨーグルトなどが主食。
その後は、とにかく口腔内が痛そうだったから、豆腐、玉子豆腐、水羊羹、お粥が主食。
刺激を少なくする為、酸っぱいものは避け、常温で、麺類は細かく切る等の工夫を。スプーンですくえて、そのまま口に入れて、できるだけ噛まずに飲み込めるもの、を心がけました。
具体的には、インスタントラーメンの麺はダルダルに茹でて、湯切り後に軽く流水で表面のぬめりを洗い、キッチンバサミで2㎝ほどの長さに切る、とか。汁は常温で熱くないように、とか。
パン粥のパンの耳は除けて、小さく切って常温のスープに浸す、とか。
『固形物が‥肉が食べたい(。´Д⊂)』と言うので、冷凍の唐揚げを水を少し加えてレンジでチン(少しでも軟らかくなるかなと)して、包丁で2㎜角の極刻みにしてみたけど、9日目でもまだ痛くて食べれないと言ってました(*´Д`)。
11日目にしてようやく、ぷっこと同じもの(普通のうどんと、なめこと豆腐の味噌汁、軟らかめに炊いたご飯としば漬も少し)が食べれるように(*´-`)。
唐揚げやポテチが食べれるには、あと数日かかるかな(*´Д`)。
ちなみに、水がしみて痛いと言ってた時、ぷっこ特製カモミールティー(鎮痛・消炎作用のハーブをあれこれ投入)と、サンクロン入れた水は、痛くないと飲めてました。
看病の際は二次感染に注意！
感染力が弱いとは言え、同じ家の中で生活してると家族間で感染が広がる恐れがあります。発症後１ヶ月経っても、💩からウイルスが検出されることもあるらしいので(；・∀・)。
食器やタオルなどは分けて、できるだけの感染対応がベストです。
ぷっこは、旦那が使った後のコップは使わない(いつも普通に使ってる)とか、食べ残し飲み残しは口に入れない(もったいないからいつもならお腹に収める)とかに注意してました。
共倒れにならないように、ぷっこも野菜ジュースなど飲んで栄養摂って。それでも、たまに扁桃腺に違和感を覚えたりしてたから、ウイルスの攻撃は多少受けてたんでしょうね(°▽°)ｱﾊ。
ちなみに、ヒトから猫にはうつらないそうです(°▽°)b。
気にかけてくれた方々に感謝(*´Д`)人。
初日に病院行く時、たまたまこうちゃんがいたから、一応コロナではなかったことを後でおばちゃんにも報告。
３日目に、おっちゃんとおばちゃんとこうちゃんと、大ちゃんまで様子見に来てくれて( ；∀；)心強かったです。ありがたい( ；∀；)。
『しゃもちゃん(旦那)も注射やら病院嫌いなん？おじいちゃんそっくりやな～(°▽°)。おじいちゃんはそれで病院行かへんで手遅れになったのに～』って。
今後も、啼こうが喚こうが、調子悪そうな時は何としても旦那を病院にしょっぴいて行こう(°▽°)と、固く心に誓いました。
ちなみに、おっちゃんは逆に注射全然ヘーキで、楕円形の注射針の先が血管に入っていく所を凝視できるそうです(°▽°)。イン・ザ・プールの伊良部先生みたいだね(°▽°)。
ユウさんにも、大変お世話になりました(*´Д`)。ブログでも改めてお礼申し上げます。
話聞いてくれたり、レシピ教えてくれたり、水羊羹まで送っていただいて、本当にありがとうございました(´－ω－)人。
ぷっこも美味しくいただいてます(´－ω－)人。
今後、再発しないように、手洗いうがいの徹底と、免疫力を高める食生活を肝に命じて、また2人と4匹でぼちぼち生きていきたいものです(*´-`)。
旦那、お疲れ様(*´-`)。完治したら、お寿司でもお肉でもピザでもハンバーガーでもポテチでも柿ピーでも何でも、食べれるからね( ；∀；)。
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