サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

実写版ネコ

糖尿病と診断されたのは、約1ヶ月前のこと。中々その現実が受け入れ難く、心の整理がやっとついたのと、中途半端な情報を小出しにするより、ある程度まとめて記事にする方が情報提供になるかなと思った次第です。

愛するちぃたんの、辛い症状や治療の日々が、他の猫さん・飼い主さんの何かの参考になれば幸いです。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

サビ猫しめじ(愛称ちぃたん)のこと

4匹の中で一番愛想が良く、愛嬌もある、旦那が愛してやまない愛娘ちぃたん、10歳。

4猫に人気のキャットタワー

食欲旺盛で、以前から肥満体型なのが気になってました。猫の肥満=糖尿病のリスク高というのはわかってたつもり。

ダイエットさせようと、色々やってたつもり。

でも、完全に認識が甘かった。自覚が足りなかった。

『このままじゃ、糖尿病になっちゃう(;・∀・)』とか言いつつも、実際に糖尿病がどんだけ重大な病気で、どんだけちぃたんに負担がかかるか、を全く知ろうともしなかった。

後悔ばかりです。ごめんね。ちぃたん。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】
走るちぃたん(残像)

ちぃたんは、晩秋の頃、とある側溝にお兄ちゃん(黄色猫)と一緒にいた所を、ぷっこの先輩の知人の友人に保護されて、生後約1ヶ月で我が家に来てくれました。

その時点でお腹に寄生虫2種類いるわ、そのせいかずっと下痢で、挙げ句に脱腸を2回するわ(自分らで押し戻したっけ(;・∀・))。

と、思ったら首の後ろやら尻尾にカビが原因の皮膚炎なるわ。子猫の頃は本当に病院と縁が切れなくて。

その後、次第に健康になったちぃたんは、1~6歳頃まで、専用の小部屋とお外を自由に行き来できる生活してました(自由奔放にオシッコ💩できるように)。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】
お外にいた頃(5歳くらい?)

その頃は本当に引き締まった身体で、ネズミさんや鳥さんをお外で捕まえてきては、小部屋に咥えて持ってきて、そっと床に置いてたり(その当時は体重4.8㎏ぐらい)。

その後、完全室内飼いになって、今の家に引っ越してきて。運動不足とテキトーな食事の結果、少しずつ体重増加。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】
最大時

最大は5.7㎏まで。ダイエットで5.3㎏まで落ちても、油断するとまた増えてみたいな感じでした。(2021.3月5.3㎏、4~9月5.5㎏、10月5.4㎏、11~12月5.3㎏)

夏の終わり。何となくの不調と治らないハゲ(皮膚炎)

去年、2021年の夏の終わり頃から、何となく調子悪そう?と感じることが続いていました。

まずは、9/2に頻尿からの血尿。すぐマメ先生の所へ連れて行きました。

それまでも、季節の変わり目に、膀胱炎みたいな症状(頻尿・トイレの後陰部を気にして舐めるとか)が出て、しばらくすると治って、ということがあり。何となくの不調も気になっていたので、この機に『糖尿病の検査もお願いしたい』とマメ先生に言ったものの、スルーされ(糖尿病によって膀胱炎になりやすくなることもあるとネットで知り、肥満もあるし一度調べてもらおうと思った)。

その時は下部尿路疾患の治療のみしてもらって、皮下注射と抗菌剤などを処方してもらいました。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

その後、頻尿などの症状は収まりますが、やっぱり何となく調子悪そう。

具体的には、寝ていてもすぐ起き上がって毛繕い(グルーミング)をしつこくやっていたり。

痒がってカイカイしていたり。何となく落ち着かなく、機嫌も悪そう。

体のあちこちにハゲができたり。同時に、ではなく、腰がハゲたと思ったら治って、次は左膝の裏、とか。どれも直径1~2㎝ほど。

以前もハゲてノミアレルギーと診断されたことがあるので、今回もそれかな?と。ノミダニの薬は、フロントラインを通年で続けているけど、ちぃたんは他の子に比べて何となく敏感で病気しやすい体質な気がしていて。(ブラベクトは、滴下するとちぃたんが嘔吐する確率高かったから、やめました(刺激が強かった?))。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

病院受診。ステロイド&抗生剤処方

そして11月。今度は右の背中にハゲができて。そこが中々治らず、ちぃたんも気になって舐めるもんだから、皮膚が赤く膿んだようになってきて。

12/4にまたマメ先生のところに。

12/4のちぃたん。ハゲの画像探したけど毛で隠れてよくわからない

ステロイド剤(プレドニゾロン+クラバモックス)を処方されて、飲んでもらってたらすぐ舐めなくなって、傷が乾いてきて良い感じに。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】
にゃんもと一緒に連れてった

と。思ってたら、また舐め出して皮膚が赤くなってきたので、12/18からファロム錠+プレドニゾロンに変更。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

すると、膿んだ皮膚が乾いて、今度はちゃんと回復傾向に。ちぃたんも落ち着かなくグルーミングすることがなくなり、瘡蓋ができてはがれて、次第に毛も生えてきて。ハゲは治っていきました。

(ちなみに、12/18に皮膚片取って細菌培養検査してもらったけど、何の菌も生えてきませんでした)

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

ステロイド&抗生剤の副作用?多飲多尿、下痢

ハゲは治っていきましたが、年末頃から💩がゆるくなってきて。

更に、めっちゃ水を飲むように。飲むからオシッコも多くなって。所謂、多飲多尿の状態。

ファロム錠に変更になって、わりとすぐにこれらの異変が起こったので、ネットで調べた副作用に違いない、と思い込みました。

ファロム錠によく見られる副作用は下痢、ステロイド剤(プレドニゾロンも含む)の副作用に多飲多尿の記述があったからです。

元旦のちぃたんのテロも、この時の異変の1つ。

この頃のちぃたんは、寝てるか、水をやたらと飲むか、トイレでオシッコするか、食べるか、の生活。夜間も落ち着きなく何度も起きて、トイレ行ったり水を飲んだり。

オシッコ💩は、4匹分合わせての総量ですが、以前より2倍以上増えていました。

カリカリ(ドライフード)も、すごい勢いでガツガツ食べるように。自分のお皿平らげて、姉妹の分も食べようとする。これも、ステロイド剤の副作用“多食”と思い込んでました。

明らかに異常だけど、ハゲも治ったし、ステロイドと抗生剤飲まなくなれば落ち着くだろう、と軽く考えていて。

マメ先生にも、わざわざ報告するまでもないだろうと言わないまま。更に、ハゲ治ったから、と1月初旬から勝手にステロイドと抗生剤をストップしてました。

再び頻尿。血液検査で糖尿病と診断

1/17夜。再び頻尿の症状。いつもの、床に敷いてるもの、座布団、お布団などに辺り構わずオシッコして回って、落ち着かない様子。

寒い場所でうろうろするのも、ちぃたんの身体に良くないだろうから、と急遽ケージ(甥っ子いずもんのお下がり)を設置、入ってもらいました。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】
ケージの横にお布団敷いて、できるだけ寂しくないように両親は寝ました

翌1/18に病院へ。勝手にお薬止めてたことは、当たり前ですが怒られました。最初は下部尿路疾患の治療を進める方向でしたが、多飲多尿のことを言うと血液検査をしよう、ということになって。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

血糖値620(基準は71~159)。『ストレスで血糖値は200超えたりするけど、この数値は明らかに異常です』と。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

同時にフルクトサミン(過去1~2週間に血糖値が高い状態が続いていたら数値が高くなるそう)の検査もして、こちらは外注だったので後日検査結果を知らせてもらいましたが。

数値は629(基準範囲172~349)。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】

『糖尿病で、ほぼ確定。』との事でした。

ちなみに、糖尿病の症状の1つ、体重減少も見られていました。(年末5.3㎏だったのが、1/3に5.2㎏、1/15に4.8㎏)

食べるのに、痩せる、も目立つ症状の1つ。

発症のサインは、早くから出ていたのに、気づいていたのに、わかってあげれなかった。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】
ショックで発覚直後は抜け殻のようだった旦那

長くなってしまったので、この辺で。治療の詳細などは次回、まとめてみます。

サビ猫しめじの糖尿病発覚【原因不明の皮膚炎→処方された抗生剤の副作用?と思ってたら糖尿病だった】
今朝のちぃたん。アクロバティック朝食

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