☆最初にお断りさせていただきますと、この記事で紹介している炭酸ガスカートリッジの処分方法は、あくまで自己責任でやっております。興味本位や悪ふざけで決してマネしないようにお願いします。ヘタすれば大怪我を負いますし警察沙汰になりますので。
ゴミ屋敷な実家の片付けで、処分方法に困ったゴミの中の一つに”中身の入った炭酸ガスカートリッジ”がありました。
ビアパーティー2の専用炭酸ガスカートリッジ。が、10個ほど。
本体は見当たらず、カートリッジだけあってもしょうがないので、処分しようかと思ったんですが、如何せん中身が入ってて処分できない。
そのまま不用意に捨てたら、いずれ表面が劣化していって、ちょっとした弾みで傷が入って、
バーン!
っと破裂してしまうかも。
運悪くその傍に人がいたら…(;゚Д゚)
これはもう、危険物。ちょっとした爆弾みたいなもんですよ。
そんなもの、このまま無責任に捨てるわけにはいかない。
本体を買って、1個1個ガスを正規の方法で抜くのが一番いいんでしょうが、わざわざその為に買うのも…。
ネットで調べても、処分方法が出てこない。
ガスボンベなら、専門の業者に引き取ってもらいましょう、とかあったけど。
ちなみに、ゴミ処分業者さんに聞いてみたら、『なんとかして中身のガスを抜いてもらうしかないですかね(´・ω・`)。』って言われました。
そこで、色々考えて、自分たちでどうにかガスを抜いてみることにしたんです。
用意したのはこちら。電子工作用の工具らしいんですが、正式名称はわからず。倉庫に何本かあったそうです。
これで、できる限り安全に、カートリッジの先端に穴を開けてガスを抜いていきます。
図で表すとこんな感じ。
土を盛った斜面に、鉄パイプを深く差し込んで、その先端にカートリッジをしっかりはめ込みます。
金槌で軽く叩いて、カートリッジが鉄パイプにしっかりはまるようにしましょう。
目打ちをカートリッジの先端に当てて、金槌で目打ちの根元部分を叩いて、カートリッジに穴を開けます。
鉄パイプを斜めに挿すのも、目打ちの根元部分を叩くのも、高圧で詰まっている炭酸ガスの噴出による事故やケガを、できるだけ防げるかなと考えた結果です。
画像のように、高圧で詰まっている炭酸ガスが、結構な勢いで出ますので、作業の際にはできるだけ顔や体を離して、周りに人や危険なものがないか重々確認して行いました。
周囲に何もない、畑の真ん中で行いました。
最初は、地面に直接カートリッジを深く埋めてやってたんですが、その内の一本が、何が起こったのか空高く噴射されていったんです。
生きた心地がしなかった(;゚Д゚)
高さ2~3m、幅5~6mくらいの飛距離がありました。
幸い何も被害はなかったけど。
他所様の敷地に飛んでって、何か破損しようもんなら間違いなく警察沙汰です。
いくら困ったからとはいえ、もう二度とやりたくはないですね~。
ちなみに、炭酸ガスを抜いたあとのカートリッジは、燃やせないゴミとして処分しました。
中身が入ったままの炭酸ガスカートリッジを、無責任に燃やせないゴミとして出したり、不法投棄するよりは、こんな方法で処分することもできましたよ、とあくまで自己責任で行った結果のご紹介です。
この記事を書くにあたって色々調べてみたら、炭酸ガスカートリッジで事故が起こって手指を縫合するほどの怪我を負ったり((;゚Д゚)ウッ!左手親指が疼く)、悪ふざけで指が吹き飛んだ((;゚Д゚)ヒィィィ)、なんて事例もあるみたいです。
甘い考えで、危険な物を取り扱っていると、ぷっこみたいに痛い痛い目に合います( ;∀;)。
再度言いますが、興味本位や悪ふざけでは決してマネしないようにお願いしますm(__)m。
コメント
参考になりました。倉庫にあったゴミの炭酸カートリッジを処分しようとしてサイトを拝見させていただきました。
急いで本体を探して、本体を使ってカートリッジの中身を抜いてスチールごみとして出しました。
名無しさん、コメントありがとうございます(*´ω`)
一番安心安全なのは、本来の使い方でガスを抜いてからの処分ですよね(;・∀・)