デミタスカップ展に行ってきた

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そもそものきっかけは、ぷこ母と行った姫路市立水族館。チラシが貼ってあって、『行きたい( ☆∀☆)!』と旦那が食いついて。

デミタスカップ展に行ってきた

こういう陶器の展覧会に興味あるとか、意外だったけど。『職人の手仕事を見るのが好き( ☆∀☆)』らしい。

場所は兵庫県丹波篠山市の兵庫陶芸美術館。ちぃたんの館よりまだ北の方。

車でブィ~っと行ってみた( ・∀・)。

デミタスカップ展に行ってきた
山が近い( ・∀・)

デミタスカップって、デミタスコーヒー(深煎りのコーヒー豆を抽出したもの)を飲むための、小ぶりなコーヒーカップのこと。

デミタスカップ展に行ってきた

1700年代(日本は江戸時代)くらいからあるらしい。

展示は大きく2つに分かれていて、年代ごとの色形の変化がわかる展示と、色々な形を紹介する展示とありました。

デミタスカップ展に行ってきた

まずは、ヨーロッパが東洋ブームだった頃のデミタスカップの展示。

シノワズリという、中国趣味が流行ってた時代(17~19世紀初期)のカップ。

デミタスカップ展に行ってきた
1860~1870年 イギリス製

取っ手がラーメン屋の親父さん…(;・∀・)斬新。

その後、1850年代に流行り始めたジャポニズム(日本趣味)。

デミタスカップ展に行ってきた

それまで鎖国していた日本は、1853年の黒船来航以降欧米に紹介されるようになり、日本の美術工芸品が世界へ。その影響で作られた日本っぽい柄のカップ。

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1887~1918年 チェコ製

ただ、日本っぽさをがんばって真似ているのはわかるんですが、何か違和感が…。

デミタスカップ展に行ってきた
1920~1926年 イギリス製

蝶ってか、蛾…?

デミタスカップ展に行ってきた
ブレブレ(;・∀・)1800年代後期 イギリス製

日本人だからなのか、なんか感じる違和感(;・∀・)。それを楽しむのも面白かったです。

日本人が作ったデミタスカップの展示コーナーに行くと、やっぱり日本人は格が違うというか、手先が器用なんだなって思いました。

デミタスカップ展に行ってきた
1906~1925年 ノリタケ

陶器をこんなに薄く焼き上げる技術、100年も前にできてたんですね。職人さんはいつの時代もスゴイ(°▽°)。

絵柄のバランスもセンスあるし、細かい模様が繊細で美しい(語彙力)。

人物が多く描かれてるのがヨーロッパ産のと違って面白かったです。

職人芸が一番すごかったのは、コレ。

デミタスカップ展に行ってきた
1900年代 九谷

底から婦人像が透けて見える(°▽°)。

その後はアールヌーボー、アールデコの時代へ。

デミタスカップ展に行ってきた
1898年 イギリス製

東洋趣味を抜けて、ヨーロッパらしい洗練された感じに。

『このトンボはマジすごい(°▽°)』と、旦那がいたく気に入っていたカップ。シンプルでとても美しい、無駄のない完成された作品て感じですね(語彙力)。

デミタスカップ展に行ってきた
1897~1910年 スウェーデン

続いて、いろんな形を楽しむ展示へ。

ぷっこが一番興奮したのがコレ。

デミタスカップ展に行ってきた
1900年代 チェコ製

ガラス製。美しい!

デミタスカップ展に行ってきた
拙い写真と文章で中々伝わらないこの美しさ(;・∀・)

『外側についてる赤とか透明なちっちゃいガラスパーツがキラキラしててめっちゃキレイ(語彙力)』と一人で興奮してました。

惚れ惚れしちゃう( ☆∀☆)←キラキラしたものわりと好き。

デミタスカップ展に行ってきた
1900年代 チェコ製

チェコって、やっぱりガラス工芸のレベル高いんですね( ☆∀☆)。

旦那も、『底が…!底がスゴイ!』

デミタスカップ展に行ってきた
光が透けてできた繊細な影が美しい( ☆∀☆)

と興奮してました(変な夫婦)。

パシャパシャ画像撮りまくっていて(写真撮影OKだった)、フォルダがカップの画像だらけになってるんですが(200枚以上カップの画像撮ってた)、

デミタスカップ展に行ってきた

全部は紹介しきれないので、あとはイチオシのカップ達をご紹介。

まずはコレ。レタスとロブスター。

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1900年代 ドイツ製

誰得(°▽°)。

デミタスカップ展に行ってきた
食後にコレでコーヒー飲むんですよ…?

かわいいお花モチーフ(*´ω`)普通に欲しい。

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1902~1922年 イギリス製

イチゴモチーフのセット。ガチャの景品でありそう( ・∀・)。

デミタスカップ展に行ってきた

貝殻モチーフの色々。

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ヤバい欲しい( ☆∀☆)←貝殻フェチ。

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カップの底に支えの小さい貝殻がいるんですよ!←貝殻フェチ。

デミタスカップ展に行ってきた
欲しい( ☆∀☆)

カメオっぽい柄のカップとか。

デミタスカップ展に行ってきた

ぱっと見シンプルだけど、よくよく見たら、柄の部分が七宝焼みたいでスゴイやつとか。

デミタスカップ展に行ってきた
ブレてる(;・∀・)

透かし彫りの細かさにビックリしたりとか。

デミタスカップ展に行ってきた

すごかったです(語彙力)。

デミタスカップ展に行ってきた

旦那が『どうしよっかな~(´・ω・`)』と迷って買っていた、展示会の図録。2,200円したけど、買って良かった(°▽°)。

デミタスカップ展に行ってきた

旦那がパシャパシャ撮ってた画像、展示ケース越しだから、結構ブレブレ(;・∀・)。

しかも、暗くてよくわからなかったり。

図録の写真は、やっぱりプロのお仕事で、細部までしっかり見れる( ・∀・)。

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自分の目で実物を見てもよくわかってなかった、レモンの形したカップの、

デミタスカップ展に行ってきた
ぷっこのスマホで旦那が撮った画像

表面の細かい表現とか、

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図録

スマホで撮ったらブレブレだったカップも、図録でいつでも見れる(*´ω`)。

デミタスカップ展に行ってきた

このデミタスカップ展、日本各地を巡回してるみたいなんで、お近くの方は是非(*´ω`)。

デミタスカップ展に行ってきた
1880年 イギリス製

図録もオススメです(*´ω`)。

この日、陶芸美術館に貼ってたチラシ。

デミタスカップ展に行ってきた

ガラス( ☆∀☆)。今度はコレを見に来ます!

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