そもそものきっかけは、ぷこ母と行った姫路市立水族館。チラシが貼ってあって、『行きたい( ☆∀☆)!』と旦那が食いついて。
こういう陶器の展覧会に興味あるとか、意外だったけど。『職人の手仕事を見るのが好き( ☆∀☆)』らしい。
場所は兵庫県丹波篠山市の兵庫陶芸美術館。ちぃたんの館よりまだ北の方。
車でブィ~っと行ってみた( ・∀・)。
デミタスカップって、デミタスコーヒー(深煎りのコーヒー豆を抽出したもの)を飲むための、小ぶりなコーヒーカップのこと。
1700年代(日本は江戸時代)くらいからあるらしい。
展示は大きく2つに分かれていて、年代ごとの色形の変化がわかる展示と、色々な形を紹介する展示とありました。
まずは、ヨーロッパが東洋ブームだった頃のデミタスカップの展示。
シノワズリという、中国趣味が流行ってた時代(17~19世紀初期)のカップ。
取っ手がラーメン屋の親父さん…(;・∀・)斬新。
その後、1850年代に流行り始めたジャポニズム(日本趣味)。
それまで鎖国していた日本は、1853年の黒船来航以降欧米に紹介されるようになり、日本の美術工芸品が世界へ。その影響で作られた日本っぽい柄のカップ。
ただ、日本っぽさをがんばって真似ているのはわかるんですが、何か違和感が…。
蝶ってか、蛾…?
日本人だからなのか、なんか感じる違和感(;・∀・)。それを楽しむのも面白かったです。
日本人が作ったデミタスカップの展示コーナーに行くと、やっぱり日本人は格が違うというか、手先が器用なんだなって思いました。
陶器をこんなに薄く焼き上げる技術、100年も前にできてたんですね。職人さんはいつの時代もスゴイ(°▽°)。
絵柄のバランスもセンスあるし、細かい模様が繊細で美しい(語彙力)。
人物が多く描かれてるのがヨーロッパ産のと違って面白かったです。
職人芸が一番すごかったのは、コレ。
底から婦人像が透けて見える(°▽°)。
その後はアールヌーボー、アールデコの時代へ。
東洋趣味を抜けて、ヨーロッパらしい洗練された感じに。
『このトンボはマジすごい(°▽°)』と、旦那がいたく気に入っていたカップ。シンプルでとても美しい、無駄のない完成された作品て感じですね(語彙力)。
続いて、いろんな形を楽しむ展示へ。
ぷっこが一番興奮したのがコレ。
ガラス製。美しい!
『外側についてる赤とか透明なちっちゃいガラスパーツがキラキラしててめっちゃキレイ(語彙力)』と一人で興奮してました。
惚れ惚れしちゃう( ☆∀☆)←キラキラしたものわりと好き。
チェコって、やっぱりガラス工芸のレベル高いんですね( ☆∀☆)。
旦那も、『底が…!底がスゴイ!』
と興奮してました(変な夫婦)。
パシャパシャ画像撮りまくっていて(写真撮影OKだった)、フォルダがカップの画像だらけになってるんですが(200枚以上カップの画像撮ってた)、
全部は紹介しきれないので、あとはイチオシのカップ達をご紹介。
まずはコレ。レタスとロブスター。
誰得(°▽°)。
かわいいお花モチーフ(*´ω`)普通に欲しい。
イチゴモチーフのセット。ガチャの景品でありそう( ・∀・)。
貝殻モチーフの色々。
ヤバい欲しい( ☆∀☆)←貝殻フェチ。
カップの底に支えの小さい貝殻がいるんですよ!←貝殻フェチ。
カメオっぽい柄のカップとか。
ぱっと見シンプルだけど、よくよく見たら、柄の部分が七宝焼みたいでスゴイやつとか。
透かし彫りの細かさにビックリしたりとか。
すごかったです(語彙力)。
旦那が『どうしよっかな~(´・ω・`)』と迷って買っていた、展示会の図録。2,200円したけど、買って良かった(°▽°)。
旦那がパシャパシャ撮ってた画像、展示ケース越しだから、結構ブレブレ(;・∀・)。
しかも、暗くてよくわからなかったり。
図録の写真は、やっぱりプロのお仕事で、細部までしっかり見れる( ・∀・)。
自分の目で実物を見てもよくわかってなかった、レモンの形したカップの、
表面の細かい表現とか、
スマホで撮ったらブレブレだったカップも、図録でいつでも見れる(*´ω`)。
このデミタスカップ展、日本各地を巡回してるみたいなんで、お近くの方は是非(*´ω`)。
図録もオススメです(*´ω`)。
この日、陶芸美術館に貼ってたチラシ。
ガラス( ☆∀☆)。今度はコレを見に来ます!
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