全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

実写版ネコ

去る6月4日に歯肉炎の為、齢10歳にして全臼歯抜歯の手術を受けた、うちの長男のその後です。

手術のことはこちら

歯茎の赤みと痛みのこと

手術直後は、縫合したお口の中がかなり痛そうだったにゃんも。その後、術後約1ヶ月半までは、わりと順調に治っていきました。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

カリカリ(ドライフード)も普通に食べれるまでに回復してたけど、7月の終わり、また悪化したようで痛がるようになりました(*´Д`)。

多分、原因は安い猫缶に入っていた、魚の小さい小骨(*´Д`)。

にゃんもが好きでよく食べるから、とそれにしてたんですが、結構小骨(指で潰れるほど柔らかいのは柔らかい)が混ざっている猫缶。

多分、ちょうど歯茎の痛い部分に、その小骨が刺さるか何かしてしまったのではないかなと。

母ちゃんがその猫缶を食べさせている時に、『ぎゃっ』と痛そうに叫んだことがありました(*´Д`)。

それから、急激に食欲がまた減ってしまって。

お口の中を見てみたら、左の歯茎はとてもキレイに治ってるけど、右側が真っ赤っかで少し腫れていました(*´Д`)。

8月7日にまた病院へ。

痛み止めの注射と、ステロイドと抗生剤の薬をもらいました。

10日ほどお薬飲んでもらって、まあまあ食欲は戻ったような戻ってないような。暑い時期だったこともあり、にゃんももしんどそうでした。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
ぐったりなおっさん

たまにお口の中見ると、やっぱり右側が赤い。投薬期間が過ぎてしばらくしたら、手術直後ほどではないものの、やっぱり痛そうにしてるし。

8月末に再び受診。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

『中々赤みが引かないねー』と、痛み止めの注射と、同じステロイドと抗生剤の薬をもらって、今度はステロイドの薬を3日置きに1ヶ月間飲ませる処方になりました。

すると、9月上旬ごろから、『何となく最近にゃんもの顔色がいいよね( ・∀・)』と感じるように。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

あくまで灰色の毛もじゃの顔だけど、目つきとか雰囲気で“良い顔色”がわかる( ・∀・)。

ちょっと痛そうにしてても、すぐ復活して『母ちゃん、ご飯くれ(ФωФ*)』って言うし。

気候が涼しくなって、過ごしやすくなってきたのも要因の1つなんでしょう。

夏の間はなんだか体毛もパサパサしてたけど、毛繕いする余裕も出たのか、シルキーな毛皮に。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

現在、口の右側の赤みも大分引いて、腫れも無いように感じます。

調べてみたら、にゃんものように抜歯手術を受けた猫たち、1ヶ月で普通にカリカリが食べれるようになった子もいれば、数ヶ月から1年痛みが続く子もいるみたい。

敏感な口内を切って縫ってするから、痛いのは当然だよね。それも神経質なにゃんもだから、猫1倍気になっちゃうんでしょうね(*´Д`)。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

食欲とご飯と体重のこと

お口の中が痛いと、どうしてもご飯食べなくなっちゃって、体重が減ってきちゃう。

ただでさえ食も身体も細いにゃんも。灰色の、毛の生えたもやしみたいになっちゃうと母ちゃん心配(*´Д`)。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
痩せて足の骨が浮き出てる(。´Д⊂)

前も書きましたが、若さ溢れてた頃は4.3㎏あった体重が、手術直後に3.6㎏。7月初めで3.9㎏まで戻ってたけど、痛みが戻ってきた8/7には3.78㎏。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
なめこに体重を追い越される事態に(°▽°)

8/7の受診時に、『8月末までに4.0㎏まで体重が戻らないようなら、点滴で後押しが必要かも』と言われました。

ちなみに、食事形態は7月末にはカリカリのお粥に逆戻り。

あの安い猫缶はもちろん中止して、小骨のほとんど混ざってない、猫缶にして。

あとは療養食のa/d缶などを購入。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
仔猫用がカロリー高いと聞いて買ってみたり

動物病院や、最近はペットショップなどにも置いてある、1缶500円ほどする猫缶。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
ペースト状だから痛くなさそうだし( ・∀・)

ちぃたんが子猫の時に、少しの間お世話になったa/d缶。そのおかげかどうか、今では、ぷりぷりむちむちに育ちました(°▽°)ノ。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
ぷりむちタヌキと灰色もやしの比較

7月末~9月初めまでは、カリカリお粥に、ちゅーるやa/d缶や猫缶を混ぜつつ、スプーンで食べさせる日々。

毎朝夕お粥さん作って、両親が交代で食事介助するも、気分によって食べたり食べなかったり。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

少ない日は、食べて欲しい量の2~3割とかしか食べなかったり。

にゃんもの食欲に一喜一憂して。食べないと心配になって、時にはイライラしちゃったり。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
『上から見ると細いな~(*´Д`)』

いやー、疲れたね(°▽°)。この影響もあり、ぷっこは夏バテしたんだと思っている(°▽°)。

で、結局8月末の受診で体重は3.84㎏で、医者は大丈夫と思ったのか結局点滴はしなかったんだけど。

この頃から、『朝食べなくても、晩食べるやろ( ・∀・)。』とか『今日食べなくても、明日は食べるでしょ( ・∀・)』とか。『食べさせなきゃ(*゚Д゚)!』みたいなプレッシャーみたいなのも薄れ。ってか疲れたってか何ていうか(;・∀・)。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

更に、ホントに少しずつ食欲も戻ってきたから、『カリカリした両親に無理やり食べさせられるって嫌だろうから、自分のペースで好きなように食べるのが一番ストレス無いよね』と、9月中頃から、猫缶をほぐして、テーブルに置いて、にゃんもをそこに連れて行くことに。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
妹に横取りされないよう、母は遠くから見守り(°▽°)

すると、猫缶だけだとわりと食べてくれた( ゚∀゚)人(゚∀゚ )。

多分、お粥に飽きたのもあったのかな。他の子たちも、カリカリお粥だけだと食べないから。ちゅーるかけたらモリモリ食べ出すけど。

猫缶のみ、1食につき1/3缶から多い日は2/3缶ほども食べるように。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

途中で食べなくなっても、残った猫缶にちゅーるやかつお節をかけたら、ぺろっときれいに食べてくれる。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
食べてくれるとやっぱり安心

食欲ある日は、更に妹たちのお皿のカリカリをそのまま食べたり。

最近は、食事の時はほとんど痛くなさそうにしてて、たま~にあくびの時痛いのか不自然にしてるけど。

現在。脂肪もついてきて、一番痩せてた時は痛いくらいゴツゴツ出っ張ってた背骨も、お肉に覆われてる感じ。見た目もちょーっと丸くなった。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

体重は、結局4.0㎏には届いてない現状だけど、焦らず好きなものを食べてってもらおうかな。

9月末の両親不在も、この状態のにゃんもを放置して行くのも一抹の不安があり、ダメ元でお願いしたリズちゃんが快く引き受けてくれたお陰で、安心して留守にできました。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。
厚かましくも、
スプーンで猫缶を食べさせてもらってたみたいだし(°▽°)

本当にどうもありがとうヽ(●´ε`●)ノ。

それにしても、母ちゃんが甘やかしてる自覚はあるが、段々と『え~、猫缶だけぇ~?ちゅーるかかつお節かけてぇ~(*ФДФ)』みたいな態度取ってくるから、『このおっさん( *゚A゚)』って、うさぎ尻尾をむぎゅっとしたくなる衝動に駆られるよね。

全臼歯抜歯をした灰色猫ししゃものその後。

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