もう、今年は年初からぷこ兄の騒動やら一昨日のプチ事故やら今回のぷこ母のこととか。
何か落ち着かない、慌ただしい(*´Д`)。厄年のせいかな?と旦那に聞いたら『地球の裏側の地震が自分の厄年のせい、というレベルでこじつけだと思う(°▽°)』との事でした。
そっか(°▽°)。まぁ、何にせよ1つ1つ片付けて乗り越えていくしかないわね(*´Д`)。
下肢静脈瘤について
以前から、ぷこ母の左足ふくらはぎが、血管がボコボコしてたのは知ってました。

本人も、いつからこんな状態だったのか、あまりはっきり覚えてないそう。
10数年前の、ぷこ兄の焼身自殺未遂事件の時には既にあって、その当時ぷこ兄の主治医だった地元の大学病院の皮膚科のお医者さんに診てもらった所『痛くも痒くもないなら、様子見で大丈夫』と言われたそう。
ちなみに、専門は形成外科や血管外科になります。
命に関わる病気じゃないけど、放置してても治るものではなく、酷くなると潰瘍になることもあるそう。
今回、専門病院でもらった資料によると、『下肢静脈瘤とは、静脈内にある血流を支える弁が壊れ、足の血液が停滞して溜まり、足の静脈血管が浮き出て目立つようになった症状のこと。』

『そのまま放っておくと、足のだるさ・むくみ、痒みや湿疹となり、最終的には出血、潰瘍にまで達します。』とありました。

喜寿のぷこ母、年明けに突然の腫れと痛み
現在77歳のぷこ母によると、本当にこれまで、むくみや足のだるさ等の症状は一切無く、見た目の問題だけで特に気にしてなかったそう。

それが突然、今年の年明けから、色がやや赤黒く変色して腫れ、押すと少し痛みを感じるように。
歩いてても特に痛みはなかったそうで、自分の足で歩いて、駅から電車乗って、行き付けの皮膚科に行ってくるわ、と1/10に出かけて行きました。
近隣の総合病院を受診
1/10はぷっこは仕事だったので、帰宅してから聞いたんですが。
行きつけの皮膚科の先生は一目見るなり、『紹介状書くから、すぐに大きい病院で診てもらった方がいいですよ!』と言われたそう。
で、帰ってからその日の午後に、在宅の人(ぷっこの解釈)・自称無職の旦那に車で送迎してもらって、紹介状書いてもらった市内の総合病院へ。(旦那、色々ありがとうございます(´-ω-)人)
ただ、その日は専門医が不在の日だったそうで、とりあえず化膿止めと胃薬を処方されたのみ。
1/14に、改めて旦那の送迎で総合病院へ。
下肢静脈瘤の専門、形成外科のお医者さんによると、足に細菌が入ってしまって腫れている状態だと言われたそう。
エコー検査の結果によると、左足のふくらはぎだけじゃなく、左足鼠径部にも静脈瘤があるようで。
手術をした方が良いと言われ、とにかく腫れを抑えるための抗菌剤を2週間分処方されました。
で、2週間後の1/28に再受診。手術ができそうな状態だから、と、明石市にある下肢静脈瘤の専門病院への紹介状を書いてもらったとの事。
明石の専門病院を受診
まずは下調べ
市内の病院で手術かと思ってたので、はじめは( ・∀・)?となったけど。
そこのI病院のホームページ見てみたら、すごく詳しくわかりやすく、下肢静脈瘤のことがまとめられてて。
治療法や手術のことも画像と共にとてもわかりやすく書かれてあり。
今までの手術の内容とその総数、直近の手術数なども細かに開示されていて、『ここなら安心かも』と思える内容になってました。
初診
ぷっこは土日休みの職場なので、2/1の土曜日、朝一番にそこのI病院へ。
ぷこ母と、ぷっこと、ありがたいことに旦那も運転手として同行。
I病院は予約制で、でも事前にぷこ母が電話で聞いたら『初診の場合は予約取れません』と言われたそうで。
朝一番の受付(8時半)でも『初診の場合、予約が無いので、多分とても待つことになりますよ』と言われました。
まぁ、仕方ない(;・∀・)。
11時前に診察室に呼ばれて、そこから足のエコー検査と血液検査と心電図の検査。
お昼回って13時過ぎに再び診察室へ。
I病院の院長先生が下肢静脈瘤の専門医で、その人が最初から対応してくれてたんですが。
ぷこ母の足を診るのに、『ズボン脱いでもらってええか?恥ずかしいな、ごめんな』とか、まだ少し腫れてる足を診て『痛かったな』とか。
患者と同じ目線で、患者に寄り添った声かけをずっとしてくれて。これでもか、と冊子を色々といっぱいくれて、説明も分かりやすい。

何か、信頼できそうな、良い先生でした。
『立派な下肢静脈瘤だね。手術した方が良いでしょう。レーザーで、1時間くらいで済む手術だけど、お家が遠方だから、1泊2日していったらいいよ』と。

専門病院だから、手術の日程が結構埋まっていて、とりあえず空きのある4/1の手術ということに。(ぷっこのネット調べによると、高齢者でも歩行に問題ない人なら、80歳代でも可能な手術らしいです)
この日は、“Kチューブ”という、つま先の無い着圧ソックスみたいなのと、腫れてる患部用の軟膏が処方されました。

ぷっこが想像してたキツいキツい医療用ソックスとは違って、このKチューブ、ぷこ母でも難なく履ける包帯で、寝るとき以外は左足に履いてるようです。

再診
初診時に、『次回は3/1で、その日に手術の説明もします』との事だったんですが、2/3に病院から電話が。
『血液検査の結果があまり良くなくて、急いでまた受診してください。』と。
不安を覚えつつ、2/10の午後に半休を取り、また3人でI病院へ。
今回はあまり待たされず、まずは心臓エコーの検査。それから、院長先生手づからの、足のエコー検査。
その後の診察室での説明によると。
『まずは心臓エコー、問題無し。前回の血液検査で、Dダイマー(高いと血栓リスク高)の値が高くて心配してたけど、急いで手術しなくても大丈夫そう。
ただ、血栓ができやすい環境で、足のエコーで血液の塊みたいなのが見えるから、それを薬で無くしてから、良い状態で安全に慎重に手術していきましょう。』との院長先生のお話でした。
下肢静脈瘤で一番怖いのは、足にできた血栓が肺に飛んで肺動脈で詰まる、肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群とも)。これは命にも関わる危険な病気。
この日から、血液がサラサラになり、血栓をできにくくする薬(リクシアナ30mg)が処方されました。

あとは胃薬。リクシアナには色々怖い副作用(上から下から中からの出血とか(;゚д゚))もあるみたいで、その1つ消化管出血の予防の為かなと。
リクシアナを1日1錠飲むようになって約2週間経ちますが、今のところぷこ母には副作用の自覚症状はないみたいです。
次回は3/15。この日に手術の説明と手術日が確定するかな。
ぷこ母的には、早く手術して欲しいみたいですが(;・∀・)。

今のところ、昼間はKチューブ履いて、処方された薬飲みつつ、以前と変わらず週1のシルバーのお仕事と、週2の高齢者大学と、天気の良い日はお散歩と、あれこれ日課をこなしております。
80年近くも使い込まれたぷこ母の身体だもの。何が起こっても不思議ではないけど。少しでも長く元気に過ごしていって欲しい。

春になって暖かくなったら、旦那と3人でまた楽しいお出かけに行きましょう。

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