なめこを保護して1か月ですが、早々と避妊手術を受けてもらいました。
理由は【もう既に妊娠してたら大変だから】です(*´Д`)。
猫の去勢・避妊手術については以前書いてみましたが、今回は正確な年齢が不明の保護猫。
最初にはっきりとなめこを目視した時、頭に浮かんだのは『子猫かと思ったけど結構大きい…お腹に子どもいたらどうしよう(´Д`)?』でした。
保護猫の避妊手術
妊娠している可能性
猫は生後半年~7ヶ月で最初の発情期が来て、妊娠期間は約2ヶ月らしいです。生後6ヶ月~2、3歳、と言われたなめこが、お腹に子を宿してる可能性は充分考えられます。
やはり動物病院でも、最初に連れて行った時に『これからお腹が大きくなっていく可能性があります』と言われました。
ことあるごとにお腹触って、大きくなってないか確認。
世の中には色んな考え方がありますが、ぷっこは猫を飼う場合は去勢・避妊手術は受けてもらうの推奨派、です。
今回、なめこには避妊手術を受けてもらう前提なんですが、妊娠してる可能性をどうするか。
妊娠しているかどうか、詳しい検査をしてもらって結論を出す?
→妊娠していなかったらそのまま避妊手術
→妊娠していたら?
①産んでもらって、その後、避妊手術受けてもらう?
②妊娠後期なら産んでもらう、前期なら中絶してもらって避妊手術?
③どの段階でも中絶と避妊手術してもらう?
考えられる選択肢はこのくらいでしょうか。
でも、妊娠しているお腹の子の面倒までみる余裕は、残念ながらぷっこ家にはありません。
養う金銭的余裕も、里親を探すつても余裕もないです。
生まれてくる子に罪は無いけど、手に負えないのが分かってるのに無責任に子を産ませるのはどうなんだろ、とか。でも、それっておこがましい考え方なのかも、とか。
深く考えると、これまた頭がぐるぐるしてきますが。
とりあえずシンプルに。一時期つぶちゃんを加えて4匹の猫がいたので、ぷっこ家で養える猫は最大でも4匹かな、と思ってます。
なめこは終身雇用するしても、お腹にいる(かもしれない)子どもまでは面倒みれない、と思いました。
そして、中絶の可能性があるなら、手術は少しでも早い方が、なめこの身体の負担は少なくて済むだろう、と思いました。
詳しい検査にも時間と費用がかかります。とりあえず中絶ありきの避妊手術をしてもらおう、と決めました。
旦那もそれに同意してくれました。
長々と書きましたが、最終的に動物病院の医者には【できるだけ早い時期に避妊手術をお願いしたい、妊娠していたらどの段階であっても中絶をお願いします】と伝えました。
2回目の受診でワクチン接種してもらって、効果が現れる2週間後以降なら手術はできる、との事だったので、正月休み明けて落ち着いた先日10日に手術してもらいました。
ワクチン接種の時は名前決まってなかったので、(仮称)チビになってます。
避妊手術済の可能性
ちなみに、手術に関して動物病院で更に言われたのが『過去が全く分からないので、避妊手術が済んでいる可能性もある』ということ。
ICチップは埋められてないけど、妙に人懐っこいから飼われていた可能性もあり、以前に避妊手術を受けている可能性もありました。
手術済みの目印として、耳先がカットされてる子もいるみたいですが、なめこはそれが無いので『お腹を開いてみないと本当に分からない』との事。
『バリカンでお腹の毛を剃ってみて、腹部に縫合跡あっても、避妊手術しているとは限らない』と言われました。
確かにそりゃそうです。
望んでない妊娠は本人も周りも大変なので、腹部に縫合跡あっても開腹することを了承しました。
幸い?避妊手術は済んではなかったんですが。
なめこの避妊手術
きなしゃんとおしめの場合と一緒で、手術して一泊の入院。
手術前日の夕食までご飯食べてオッケー、当日朝から絶食、水は飲んでもいい、との事。
洗濯ネットに入れて、キャリーに入れて連れて来てと言われました。
手術に関する同意書に署名。
やっぱり、予期せぬ事態が起こる可能性があるんでしょうね。
診察室で採血して、検査結果によっては手術はしない、と言われましたが、特に結果に問題なく手術受けました。
費用は22,000円。
ちょっくら冬のボーナスもらったから、自分たちのクリスマスプレゼントにトゥルースリーパー買っちゃう?とか話してたけど、トゥルースリーパーがなめこに化けました( ・∀・)。
なんか、1ヶ月ですっかり情がわいてたみたいで、病院になめこ預けて帰ってからも、何か心配で気になる(*´Д`)。
『なめしゃん、大丈夫かな〰️(´Д`)?』と何回旦那に言ったことか。
なめこがいない夜は、なんだか静か過ぎて落ち着かない夜でした。すっかり母になっちゃってる(;・∀・)。
翌日午前中にお迎え。
ぷっこの顔見るなり、『ニャー』とめっちゃかすれた声で鳴いてました( ;∀;)。もしかして一晩中泣き叫んでたのかしら( ;∀;)。
家に連れて帰った直後のなめこ。
抜糸は10日後との事。
あ、母ちゃんと一緒だ( ;∀;)。
あと、化膿止めの錠剤を1週間分もらいました。ちゅ〰️るにのせてあげると、ぺろっとお薬飲んでくれてます。
あほの子で良かった( ・∀・)。
と、いうわけで現在エリザベスカラー着用中。
お腹に痛々しい縫い跡。
痛かろう( ;∀;)。
ちなみに、妊娠はしてなかった様子。
重ねて言いますが、避妊手術も受けてなかったようです。
こういう選択って、ほんと難しいです。猫の気持ちはなんとなく推測はできるけど、意見交換できないしお互いに納得いくまで話し合うって難しいし。
手術は痛いだろうけど、手術することで防げる病気もあるみたいだし。
長生きできるって聞くし…(*´Д`)。
『その辺りのことは悩むとスパイラルに陥るから、下した決断の先を考えてみては』と旦那が言いました。
痛い痛い思いをさせちゃった分、少しでもなめこ、そしてにゃんもにきなしゃんにおしめが、幸せに快適に一生暮らせるように、母ちゃんは責任もってご飯と愛とその他諸々を提供していくからね。
みんなで幸せに暮らそうね(*´Д`)。
ちょっとだけ、距離が縮まった兄妹。
追記・抜糸まで
その後、傷痕が痛いのかしばらく大人しく(それでも3日後には走ってたけど)過ごしてました。約1週間も経つと、高い所にジャンプしてみたり。
『縫った腹が割けるよ(;・∀・)!』と言っても聞かず。
結局、抜糸は約2週間経ってからでした。
10日後に連れてったら、『う~ん、まだちょっと傷が怪しいから、週末まで様子見で。』と医者に言われました。
飼い主的には『怪しい?かな?(*´Д`)』って思う程度の、若干縫い目のとこが少しぽつっと赤い?程度だったけど。
エリザベスカラー、ずっとしてるの可哀想だったし。
まぁでも、きなしゃんの時は抜糸時ちょっと膿んだこともあり、素直に医者に従うことに。
猫にとっての2週間って、ヒトの何倍も長く感じることでしょう(*´Д`)。
『腹が舐めたい…!』
で、待ちに待った2週間後に抜糸。
特に痛がる様子もなく、あっという間に済みました。エリザベスカラーもやっと外してもらったなめこ。
家に帰ってから、早速頭をカイカイして、身体中を毛繕い。傷痕も舐めてたけど。
その後は膿むことなく、順調に傷痕は治り、剃られた毛もちょっとずつ生えてきてます。
真冬だから治りが心配だったけど。
若いってすごいわね(*´Д`)。
ジャマだったエリザベスカラーも無くなって、一段とパワーアップ(ФωФ)。
元気に暴れまわっております。
もう、痛い思いは1年後のワクチン注射までしなくて大丈夫だからね( o´ェ`o)。
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