ぷっこ家でたまに作る、自家製茶。でも冬の間は植物の元気がないので、新しく作れず、飲むばかり。
冬の間に、ストックしてたマメ茶も、ドクダミ茶も、スイートマジョラム茶も全部飲み切っちゃいました。寂しい(;’∀’)。
春になったので、また新しくお茶を作って、冬に向けて貯蔵を開始せねば(; ・`д・´)。
と、いうわけで、スギナ茶を作ってみました。
スギナは言わずと知れた春の雑草(?)。ツクシの後に出てくる、栄養茎の部分です。
収穫
…。まぁ、収穫といえば収穫。
旦那と散歩中、川原の土手にスギナが自生してまして、『この斜面なら、散歩中のわんこもわざわざオシッコをかけていまい(; ・`д・´)(足場が不安定だから)』という推測の元、摘んで帰りました。
野草をお茶にする場合、農薬や犬猫のオシッコがかかっていなさそうな場所を選んで摘んで帰りましょう。
ちなみに、程よく田舎の車道沿いの草むらは、犬猫だけでなくその辺のおっさんのオシッコもかかってる危険性があります。(先日旦那と目撃した(;’∀’))
収穫物。
ぷっこはテキトーにぶちぶち引っこ抜いて、旦那はスギナの生長点のみ収穫。(ちなみに味の違いは未だよくわからず)
干して炒ってお茶に
摘んできたスギナを丁寧に水洗いして、他の草や土のついた部分を除きます。
ザルで水を切って、
干し網に入れて、風通しの良い軒先に吊っておきます。
ちなみにこの干し網、亡きおばあちゃんの遺品の一つですが、お茶作りにめっちゃ重宝してます。
おススメ(・∀・)。
1週間ほど放置して、パリパリに乾いたスギナ。
キッチンバサミで1㎝幅に切って、
フライパンで軽く炒りました。
なんか香ばしい香りがして、パリパリになってきたら火からおろしました。
炒り加減はお好みで変えたらいいかと思います。
この状態になると、手で軽く握るだけでクシャっと更に茶葉が細かくなります。粗熱がとれたら、軽く握って細かくして、瓶に保存しました。
スギナ茶の効能
初めてのスギナ茶。
ティーパックに適量入れて、熱湯を注いだだけ。
茶葉を多めに入れてみたら、なんか独特の味が…(;・∀・)。なんとも言えない濃い味に、旦那は若干(;´・ω・)ウップスってなってました。茶葉は少量がクセなくおいしく飲めるかも。
スギナは、古くから万能の薬草として利用されてきたんだとか。日本のみならず、漢方では「問荊(もんけい)」、ドイツではハーブティーとして飲まれていたそうです。
もちろんノンカフェインで、利尿作用・デトックス効果・血液の浄化作用・自律神経の整調作用などあるそうです。
カルシウム、リン、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富なんですって。
まぁ、スギナって毟っても毟っても次々生えてくる雑草ですから、生命力溢れる分、色んな効能も持ってるんでしょうね。
手軽に手に入る野草だと思いますので、気になる方は是非。
『でも、その辺のスギナ、農薬や犬猫、おっさんのオシッコがかかってそうで、ちょっと…』と抵抗のある方は、ネットでも手に入りますよ(・∀・)。
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