前の家で諦めた、襖の張り替え。今回は、うまいこといきましたよ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )。
ぷっこ家の寝室の入り口。
…キタナイ(°▽°)。
本来はガラス戸がはまってたんですが、諸事情により、このキタナイ襖が出入口。
裏。
…この手形は誰のだろう(°▽°)?
旦那を含めて、おばあちゃんの孫6人が出入りしてた古いお家だから。孫の誰かの手形なんでしょうけれど。知らない人が見たらちょっとホラーよね(;・∀・)。
張り替えようと思いつつ、約1年経過。先日、やっとふすま紙を購入。
近所のナフコで、水で貼れるふすま紙を購入しました。
切手みたいな感じで、ふすま紙の裏にあらかじめ糊が塗ってあるから、水で濡らすだけで張れるらしい。再湿ふすま紙とも呼ばれます。1巻き900円くらい。
裏と表と張るから、2巻き購入。
YouTubeで、襖張り替えの動画見ながら、旦那にも手伝ってもらって、裏だけ張るのに約2時間かかったよ(°▽°)。
慣れたらもっと早いんでしょうけども。
事前の準備
本当に襖の張り替えが初めてなら、ぷっこ同様、YouTubeで予習するのがオススメです。“襖 張り替え方”で検索したら、色々あると思いますので。
道具を揃える
必要不可欠と思った道具。
- ふすま紙
- マスキングテープ(印つけ用)
- スクレイパー(最初に隙間を作るので、マイナスドライバーとか、鉄のフライ返しとかでも可)
- インテリアバール(小さいバールならなんでも可)
- ゴムハンマー&金属ハンマー
- 洗面器&スポンジ
- カッター
- デンプン糊(あれば便利)
- 引き手&引き手釘打ち(引き手交換の場合)
余談ですが、猫の手が借りたくなった時もあったけど、なめこの手は要らないかな、と断らせていただきました。
新品のふすま紙で遊ぶんだもの(°▽°)破れるわ(°▽°)。
印をつける
地味だけど、やってないと後々困る作業(;・∀・)。
枠に、マスキングテープ貼って、上下左右の印を書きます。枠を外して、またはめる時に迷わないように。
特に古民家の場合、家に合わせて襖も歪んでたりするので、枠の上下左右が合ってないと襖がスライドできなくなることも。
印をつけて、枠を外す前に画像を撮っておくと、後ではめる時に間違えないので良いかと。
枠を外す
上下の枠を外してから、左右の枠を外します。
ちなみに、襖の下の枠は荷重がかかるせいか、上の枠より外しにくかったです。
枠の隙間にスクレイパー入れて、こじって隙間を広げます。
枠を固定してる釘の付近に、バールを入れて、こじったり、ゴムハンマーで叩いて、枠を少しずつ外していきます。
左右の枠は、ゴムハンマーで叩いて横にずらしていくと、パカッと外れるポイントがあります。
襖の側面に打ち込まれた釘と、枠に彫られた溝を合わせて、ずらすと掛け金がかかるように固定される仕組みみたい。
こんなん、大昔の職人さんが考えたんだろうけど、スゴいよね(°▽°)。
引き手も外します。引き手とは、襖の取っ手のこと。
ちなみに、我が家の引き手は釘がサビサビで、外れそうになかったから、外さずに無理やり上からふすま紙を張って、乾いてから切り抜きました。(詳しくは後述)
ふすま紙を張る
ふすま紙、古いのを剥がさなくても、2、3枚なら重ねて張っても大丈夫らしいです(とあるネット情報)。
が、我が家のは古いふすま紙が剥がれかけていたので、ベリベリと全部剥ぎました。
新品のふすま紙、張る前に広げて巻き癖をとっておきます。
襖に合わせて、端っこに折り目を付けます。
次に、ふすま紙の裏面に水を染み込ませます。
洗面器に水を張って、スポンジで水を塗っていきます。できるだけ、均等に。あと、ふすま紙の端っこは念入りに(あとで端っこが剥がれてきやすいから)。
このまま数分放置して、水が染み込んで表面がペタペタしてくるまで待ちます。
ふすま紙の上に、襖本体を置きます。端と角を合わせて、先ほど折った折り目に添うように。
この作業は特に、2人でやるのがオススメ。1人だと、どうしてもずれちゃうし、時間がかかります。
ふすま紙が剥がれないように気を付けつつ、襖を裏返します。
ふすま紙を、襖本体に手で押さえて貼りつけます。シワにならないように、空気を押し出していく感じ。
押さえハケ代わりの段ボール片を用意してたけど、結局掌で十分キレイに張れました( ・∀・)b。
シワができたら、その部分まで剥がし、紙を軽く引っ張ってシワをなくしてから、また貼ります。
これも、2人でやった方がやりやすい作業。
端を折ります。釘の頭は出しておきます。
カッターで切ります。長さはお好みで。
どうしても粘着が甘く剥がれてくる部分は、デンプン糊を塗ってしっかり貼りました。
乾かします。
前述しましたが準備から裏面張るだけで2時間かかったので、力尽き、この日の作業は終了。
晩御飯の手作りピザで体力回復。
2日後。表面張ります。
行程は一緒。
初日に、何も敷かずに作業したら、床が糊でペタペタして、後の雑巾がけが大変だった(当たり前(°▽°))ので、保護の為にビニール袋敷いてます。
1人で張ったら、ちょっとヨレてシワができたよ(;・∀・)やっぱり2人でやるのが良いね( ゚∀゚)人(゚∀゚ )。
ちなみに、上下の側面はこんな感じ。
その後乾燥。
枠をはめる
外したのと逆に、左右の枠はめて、上下の枠はめます。
ゴムハンマーで叩いて。
上下の枠は、金属ハンマーで叩いてはめます。
お~( ゚∀゚)人(゚∀゚ )キレイな襖だヽ(●´ε`●)ノ。
忘れずに、猫用出入口も開通。
引き手をつける。
引き手をつけます。
張り替える前の襖、片面だけ引き手がついてて、もう片面は引き手がついてませんでした。
ついてなかった面も、今回引き手を買ってきて新しく設置しました。
引き手部分の凹みを、手で触って確認。
カッターで凹みに添って、丸く穴を開けます。
引き手を合わせます。付属の釘で固定。(釘が付いてないよ?!と一瞬焦ったけど、引き手の裏にセロハンテープで留めてあった。)
材料費をケチって、引き手釘打ちを買わずに、無理やり釘を打ち付けた結果がコレ。
傷が…(;・∀・)。釘の頭もちょっと出てるし。まぁ、いっか。テキトーDIY品質で(°▽°)。
引き手を外さずにふすま紙を張り替えた場合。
元々ついていた引き手は、釘がサビて外せなかったので、上からふすま紙を張って乾燥。
手で触って確認後、カッターで穴を開けて。
はい。これでオッケー(°▽°)b。
ポイントと感想
襖をはめたら、完成( ゚∀゚)人(゚∀゚ )。
『キレイなお家の襖みたい( ☆∀☆)』と、旦那が喜んでました。
猫用の出入口は、側面を段ボールで補強。
襖張り替えるだけで、何かお家の雰囲気変わるよね~( ´∀`)。
やってみたら意外に簡単にできたし、割りとキレイに張れるもんです。
1回やったら、次はもっと早くできそうな気がするし。
できたら2人でやる方が、楽だし早いしキレイに張れます。
引き手をはめる道具(釘打ち)は揃えた方が良かったかも。
今度張り替える時は用意しようかな。
3色毛玉の手は、やっぱり借りなくても大丈夫と思われ。
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