椿油を自力で搾る~その2~

DIY

今更ですが、椿油を搾る行程は、椿の種を集める→殻を割る→蒸して砕いて搾る、という感じです。
種の硬い殻を割って取り除いておかないと、殻がジャマしてうまく搾れないんです。
では、チマチマ割っていきます。

椿の種をチマチマ割る

去年まで

椿の種が落ちるのは秋~冬。拾い積めて、冬の間中チマチマ割ります。
割る道具はペンチを使ったこともありますが、一番はシンプルに金づちでゴンゴン叩いていくのがベスト。ちなみにヒトの力だけで割るのはほぼ不可能と思います。ケンシロウならいけそうだけど。

椿油を自力で搾る~その2~
黒い殻を割ると、中からこんな実がでてきます。

去年(2017年の12月~2018年初頭)は今年の半分ほどの種の量でした。
椿油を自力で搾る~その2~
これ確か、全部うちの母が集めて送ってくれた種。この時期夫婦で引きこもりしてたから、種拾いに行く元気なかったと思う。

椿油を自力で搾る~その2~
小さい台の上に、1個1個種置いて、金づちで叩いて殻割って、ってしてました。

ちなみに、殻めっちゃ硬いので、尖った殻の破片で指の先は皮膚がボロボロになりますし、たまに流血もします。ね、実に自虐的( ;∀;)イタイ。

今回

で、今回なんですが、ちょっとスピーディーな方法を開発しました。
1個1個やってたのをまとめてやるって程度なんですが。
割と時短になる(・∀・)。

椿油を自力で搾る~その2~
大きい段ボールの中に、種が入った籠置いて、その上に板(古いまな板)置いて、その上で叩いていきます。

種を一握り掴んで板の上に置いたら、金づちでゴンゴン叩きます。
椿油を自力で搾る~その2~

あんまり強く叩くと中の実ごとぺっちゃんこになっちゃうし、軽いとヒビが入るだけで殻剥けないし。
絶妙な力加減を身に付けると、殻だけ上手に割れて、中の実は無傷でキレイに剥けます
椿油を自力で搾る~その2~
ぷっこはこの作業を4、5年やってるので、旦那より断然上手いという自負があります。
殻だけキレイに割れた時は、感触でわかります。
なにこのムダな職人技(・∀・)

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叩いた種はすぐに剥かずに、まとめてザルに入れておきます。

椿油を自力で搾る~その2~
ある程度ザルがいっぱいになってから、暖かい室内でチマチマ殻を剥いていきます。

椿油を自力で搾る~その2~
息子を膝に乗せて。旦那と二人でチマチマ殻を剥く。ぷっこ家の冬の風物詩(?)です。

チマチマチマチマ…。
椿油を自力で搾る~その2~
( ゚Д゚)~〇←タマシイ。
今年はこのザルいっぱいの種×2。大量。

ちなみに、種をゴンゴン金づちで叩く作業、殻の破片が衝撃であっちこっちに飛んでいきます
小さいお子さんや興味津々の猫の近くではやらない方がいいでしょう。
ぷっこも破片が自分の手に飛んできて『イタッ( ゚Д゚)』ってたまになります。
段ボールの中で作業するのも、殻の破片の飛び散りを少しでも防ぐため。
それでもたまに、思いもよらない所にあった尖った殻の破片を踏んで『イタッ( ;∀;)』ともなります。

ここまででもかなり気の長い、手間のかかる作業ですが、まだ大丈夫。空き時間を見つけて、ちょこちょこやればいいですから。
次の、搾る作業はやり始めたら半日~1日中かかりっきりで休めない、さらに自虐的な作業となります。

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