ワタシとイボンヌ【いぼ痔(外痔核)は早めに病院受診がいいですヨ☆】

ぷっこと旦那

今まで、旦那以外には言ったことありませんでしたが、ぷっこには長年連れ添ったミギー的な存在のおできがいます。

ワタシとイボンヌとのこと

出会いはかれこれ10数年前。当時大学生だったぷっこは、就活で身も心も疲れはてていました。
そんな折、突然お尻に違和感を覚えたんです。
『何か…イタイ(°▽°)?』

普通に座ると何かイタイから、ちょっとお尻を浮かして座ってみたり。何よりトイレの時にジンジン痛む。
恐る恐る、お尻を触ってみたら、何かが触れる( ゚A゚ )?
鏡で自分のお尻を見てみたら、お尻の穴を塞ぐように、小豆大のすべすべのおできが『ハァーイ☆』ってしてました。
ワタシとイボンヌ【いぼ痔(外痔核)は早めに病院受診がいいですヨ☆】
これが、イボンヌとのファーストコンタクトです。

芸人のイモトアヤコさんにも憑いてるみたいですね。イモトさんのはエン痔ェルという名前らしいです。
ぷっこと旦那はイボンヌと呼んでます。

イボンヌは、ぷっこが何となく疲れて体調が悪い時に、どこからともなく『ハァーイ☆』ってやってきます。
ここ10数年の間で3回ほどお出会いしたでしょうか。

いわゆる“いぼ痔”なんだろう、というのはネットで調べて何となく予想がついていたので、今まで市販薬で治してたんです。

ちなみに、日本人の3人に1人は今までに痔で悩んだことがあるそうですよ。
今、痔に悩んでいるあなた、これから悩むかもしれないあなた、にちょっとでも情報提供になればと思い、恥ずかしげもなくブログにしちゃう次第です。

イボンヌについて

“痔”というのはそもそも、“肛門の病気の総称”のことらしいです。
大まかに「いぼ痔」「きれ痔」「痔ろう」の3種類があるそうな。
で、いぼ痔には肛門内側の「内痔核」と、肛門外側の「外痔核」があるそうです。
ぷっこのイボンヌは、外痔核にあたります。
ワタシとイボンヌ【いぼ痔(外痔核)は早めに病院受診がいいですヨ☆】
きれ痔とか、痔ろうも痛いんだろうな~( ;∀;)

イボンヌ(外痔核)の症状をぷっこなりに説明させていただくと、『鼻の穴に小豆大のニキビができたような感じ』でしょうか。

常にある違和感。ヒドくなると、ジンジンした痛みがずっとあって、立ったり座ったりする際に『イタぁっ( ;∀;)』ってなる。歩くと擦れてまた痛いし。特にトイレが恐怖。
おしっこがしみる(T_T)。うんちする際のヘンな緊張感(;´Д`)。『激痛が走ったら、出血したらぁぁっ…(TДT)』と、ある種のギャンブル的なドキドキ感がイヤ(T_T)。

痔になる主な原因は「便秘」「下痢」「排泄時のいきみ」「座りっぱなし」など。肛門ってそもそも毛細血管が集中していてデリケートな部分。そこに負担がかかることで痔になるようです。
間接的な原因として生活習慣の乱れや疲れにストレス。ぷっこの場合はこれが大きいかな。思い返すと、疲れが妙に溜まってるときに、イボンヌが『ハァイ☆』って顔を出します。

今回も多分そう。父の葬儀とそれに伴うゴタゴタ、その後の仕事復帰に体がついていかなくてイボンヌが『ぷっこちゃん、疲れてるみたいだね、ハァイ☆』ってやってきました。

とりあえず市販薬で

呼んでもないのにやってきたイボンヌさんに、すんなりお帰りいただくにはとりあえず市販薬を塗ってます。ファーストコンタクトの時は、とりあえず一番近場の薬局に自転車を走らせて『ぢ、痔の薬を下さい!』って買ったっけなぁ(遠い目)。

塗り薬

色んな痔の薬がありますね。ぷっこが最初に買ったのは『リナロン』という塗り薬。
最初のイボンヌはこれですぐ良くなりました。
割と効き目がすぐ現れて、信頼して使えたお薬です。
最近薬局で見なくなりましたが、販売はしてる模様。

次がこちら。

プリザエース軟膏。
個人的な意見ですが、効き目がイマイチな気がします。タイミングとかもあるんでしょうが。

次がこちら。

オッタヴィーノ軟膏。
こちらの効き目もまあまあかな。前回のイボンヌは、ブリザエース&オッタヴィーノでお帰りいただきました。

今までのイボンヌは、これらの軟膏を日に数回塗って、安静にして温かくしてたら次第に小さくなって痛みが消えていったんです。

でも。今回のイボンヌは違いました。
まず、軟膏を塗ったあとの染み入る感じがなくて。
いつもなら、軟膏塗ったら多少痛みが緩和されるのに。

丸2日してもぷりぷり腫れてて荒ぶるイボンヌさん。
辛い…orz

飲み薬

ネットで調べて、飲み薬もあることを知りました。

藁にも縋る思いで、仕事帰りの薬局で購入。

この日は仕事で半日走り回った後(常に擦れてイタイ)、空腹のまま会社の健康診断を受けヨロヨロ(血も採られたし)。内股で前かがみで歩きながら(イボンヌが擦れないように)何とか家に帰り着きました。

温める

血行が良くなると治りも早そう。お風呂に入ってしっかり温まり、イボンヌに軟膏をしっかり塗り、ヘモリンドを飲んで早々とお布団へ。
お尻に貼るホッカイロを貼って、おしめをしっかり抱いて寝ました。

猫のゴロゴロ聞くと、骨折が早く治るという研究結果もあるそうで。痔も早く治るかな~とおしめのふかふかに顔をうずめてゴロゴロを聞いたりもしてみた。

が、翌日の朝になっても治らないorz。
イボンヌが小さくなる気配がないorz。

常になんかお尻にジンジン痛みを感じて、家にいる間はずっと横になってました(座るとお尻の血行が悪くなるし)。

こんなにしつこいイボンヌは初めてかも。
しかも2日後には地元に帰って目一杯遺品整理しなきゃなのに。
イボンヌで寝込んでる場合じゃないのに。
こりゃあ…病院行くしかないかな…という考えがよぎりました。

いよいよ病院受診

行く前に

まずは心の準備。いくらお医者さんとはいえ、始めて会う他人に自分のお尻の穴を見られるわけですよ( ;∀;)。いくら乙女心をとうの昔にとある洞窟に置いてきたぷっことはいえ、大分悩みました。
『病院、行った方がいいかなぁ( ;∀;)?』と問うぷっこに、旦那は『そりゃ、行った方がいいでしょ(・∀・)アタリマエ』と答えました。

そりゃね…、市販薬じゃあ効果はたかが知れてる。やっぱりお医者に処方される薬に勝るものはないかな…と。前に膀胱炎になった時も、市販薬で3日苦しんだのが、病院行ったら1日で楽になったし…。
羞恥心はこの際置いておこう、とぷっこは病院受診を決意。

あとはネットで『痔 病院』で検索。木曜日だったので午後休診の病院が多い中、近くに開いている肛門科もある病院を見つけ、そこに行くことに。
痔の診察は「視診、触診、指診、肛門鏡による診察」とネットで発見…(;゚Д゚)。
…とりあえず…脱ぎやすいように…スカートはいてくかな…( ゚Д゚)。

診察

旦那に連れてってもらって病院へ。

問診票の『どういった症状ですか?』の欄に『お尻のできもの』としか書けなかったぷっこはヘタレです。
『診察室まで、付いてきてぇ( ;∀;)』と言ったぷっこの言葉を本気にして、マジで一緒に診察室まで付いて来ようとしてくれたよ。
ありがとう、旦那( ;∀;)。

中年のおじさん先生は優しく話を聞いてくれました。
『じゃあ、見よっか』と言われ、診察台へ。
ワタシとイボンヌ【いぼ痔(外痔核)は早めに病院受診がいいですヨ☆】
まな板の鯉状態。

イボンヌをちらっと見た看護士さんも先生も、口々に『痛そうやなぁ』と言ってくれました。
(イタイ、イタイ、イタイ!!!( ;∀;))
先生がイボンヌを触診するのがめっちゃ痛かった( ;∀;)モットヤサシク。
さすがに声はガマンしたけど。

『筒、持ってきて。』と看護士さんに言う先生。
(つ…つつ…とな?(;゚Д゚))
見えなかったのでよくわかりませんが、中の方も見られた模様orz。
特に何も言われなかったから、内痔核とかは無いみたいです…( ;∀;)。

診断

『外痔核だね~』とやはり言われました。
『とりあえず軟膏出しとくんで。様子見てね。』との事。
先生によると、大体の人は軟膏で症状がなくなるから、それでお茶を濁す人が多いんだとか。でも何度も再発したりするようなら、手術も必要になるかもね~、だそう。
『うんちの時、あまり何度もしつこく拭いたりせずに、ウォシュレット使うのがいいよ』とアドバイス受けました。なるほど~。

電子カルテに、『9.6.3』って書かれたのは、多分イボンヌのサイズでしょうか。単位はきっと㎜でしょうorz。

軟膏もらいました。
いかにもって感じのやつ。
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ヘモポリゾン軟膏。

ぷっこの前に受診してた、同年代の女性の方も痔みたいでした。同じような薬もらってた。やっぱり多いんですね。

軟膏は痛い時に塗ったらいいらしいので、帰ってからすぐと、お風呂の後にも塗りました。
ついでに舌下錠も飲んで、安静に。

痛みが…和らいだ気がする( ;∀;)。
前日の夜はずーっとジンジン痛かったのに。何もしてない時は痛みがないo(^Ф∀Ф^)oウヒョー。

その日は体に良さそうなものを旦那に買ってきてもらって(ぷっこはケツの痛みのあまり車から降りれんやった)、体を労わってあげました。
ワタシとイボンヌ【いぼ痔(外痔核)は早めに病院受診がいいですヨ☆】

あれから丸2日、病院でもらった軟膏塗ってますが、大分状態はいいです。
お尻にきゅっと力を入れても痛くない( ;∀;)(2日前は痛かった)。
おしっこではしみなくなった。お尻を拭く時ちょっとまだ痛いけど。

痔って、やっぱり病院行くの恥ずかしかったりするから、長年悩んでても病院行かない人も多いみたいです。でも、実は痔じゃなくて別の病気の可能性もあったりするわけだし。病院の薬の方が効き目がいいと思うし、悩んでる方は一度行ってみてはどうでしょう。

恥ずかしいけどね~、いつまでも辛いのもしんどいですから。
大丈夫、お医者さんも看護士さんも優しかったです。

あとは、予防も大事。生活習慣整えて、ストレスや疲れを溜めないように。辛いものや刺激物はほどほどに。ぷっこも辛い物大好きだからな~。旦那に『あんまり辛い物ばっかり食べると痔になるよ』って言われてたのに。

旦那、いつもありがとう。
今回は特に、旦那の優しさがイボンヌに沁みました( ;∀;)。
イボンヌが帰ってこないように、担々麺はほどほどにしときます。

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