ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】

実写版ネコ

父が亡くなって、『ついにこの時が来たか!』と母とぷっこと旦那は早速実家の片付けを始めることにしました。
百聞は一見に如かず。
こちら。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
ぷっこが育ったおうちのリビング。

…を片付ける婿(ししゃも)。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
所謂ゴミ屋敷ですね(・∀・)。

葬儀の後、ぷっこと旦那は仕事があるのでとりあえず家に戻ったんですが、母は毎日1人でチョコマカと動き周り、父のガラクタを片付けているようです。
とはいえ、母一人じゃ多分10年かかる(;´Д`)。

父が死んだら、仕事辞めて、しばらく実家に滞在して片付けよう!と長年心に決めておりました。
で、ぷっこの職場に相談したら『じゃあ、休職したら?』と言ってくれたんで、とりあえず6月から2か月休職することに。

初めの1ヶ月、実家に滞在して徹底的に片づけて、あとの1ヶ月は予備みたいな感じで考えてます。
ちなみに旦那は流れる雲のような生き方をしているので、いつまでもどこまでも大丈夫(?)。
ぷっこか旦那か一人で行って片づけることも考えたんですが、効率を重視して二人で行くことにしました。

で、一番の問題は猫たちをどうするか?ってことでした。

1ヶ月の留守中の猫たちの処遇

まず前知識。『犬は人に付き、猫は家に付く』という言葉があります。猫は縄張り意識が強く、テリトリーの中で獲物を捕るのが元々のスタイル。場所や環境の変化は猫にとって多大なストレスとなります。
うちの子たちも例外でなく、また人一倍(猫一倍?)人見知りです。知らない人が来たら、半ばパニックになって走り去り、家の奥の方に隠れます。
という訳で、他人に預けたり頼んだりがしにくく、今までぷっこ家では止む無く家を留守にするときは、猫たちにお留守番してもらって遠出してました。

1週間毎に様子見に帰る

今までの留守の最長は1週間。ご飯を山盛りにして(ゴメンネ( ;∀;))、トイレも沢山用意して(ゴメンネ(T_T))、水もあちこち用意して(ゴメンネ(T_T))お留守番してもらってました。
見守りカメラも設置して、外出先で定期的にチェック。異常があればおばちゃんに頼んだりも。

1週間留守番してもらって、様子を見に帰って、またご飯を山盛りにして実家に帰るという1つの案。

でも、1週間毎に800㎞の道のりを車で往復するのも体力的にしんどい。新幹線代も1人片道15,000円かかるし。
何より1週間放置され続ける猫たちがかわいそう、多分病気になっちゃうのでこの案は却下。

猫たちも連れて実家帰る

ぷっこの元同僚の方が、1ヶ月間東京の娘さんの所に行くのに、猫1匹と要介護のおばあちゃんを連れて新幹線に乗って行った、という話を聞きました。
一緒に実家に連れて帰れば、傍で安心してお世話ができるよね、ってはじめは思ってました。

でも、うちは猫3匹だし、新幹線だけじゃ辿り着けないど田舎の実家だし。
やっぱり往復の移動中のストレスはハンパないだろうなぁ…(;´・ω・)。
キャリーケース見ただけで逃げ出すし、車の中ではずっと泣き叫ぶし。

そして辿り着いた実家も、猫飼ったことない、しかもどちらかと言えば猫大嫌いのうちの母との同居。
母に足蹴にされ、実家から脱走、そして見知らぬ土地で迷子…(´Д⊂)。もしくは実家の向かいの家の外猫(ガラ悪い)とケンカして大怪我…(´゚д゚`)。悪い想像が膨らみます。

更に、旦那の『育った家から1年前に知らない土地(今の家)に引っ越しして、やっと慣れたのに、また長距離を移動なんてかわいそう(ノД`)・゜・。』という言葉もあり、この案は却下。引っ越し時もどえらい騒ぎでしたから。

ペットホテルorペットシッター

で、どうしようか考えて、色々調べて辿り着いたのがプロに頼むことでした。おっちゃん達も傍に住んでるけど、仕事もあるし頼むのもちょっと気兼ね。プロなら安心だし、割り切って頼めます。
ペットホテルだと知らない環境で猫たちのストレスになるだろうから、慣れた家で、できるだけ慣れた生活を送れるように、ペットシッターさんに頼もうか、ってなりました。

ペットシッターさんにお願いする

事前にホームページで調べる

まずは、どこのお店に頼むか、ネットで調べて目星をつけました。
Googleで『ペットシッター』で検索して、『信頼できそうか』と『家に近い所』という2つのポイントに絞って検討

言うたら、始めて会う他人に自分ちの鍵を渡して、家の中に入ってもらってのお仕事。できるだけ信頼できそうな人に頼みたいものです。
あとは、大体お店から家までの出張料金(㎞あたりの金額×距離)がかかるので、近い方が出張料金ももちろんお安いわけです。

ぷっこが大事かなと思うポイント。
ホームページがきちんと作ってある
 ホームページが無いお店は何となくとっつきにくい雰囲気。事前に料金の比較とかもしたいですし。
ホームページに料金表がわかりやすく提示されている
 犬ならその種類(小型犬か大型犬か)、猫なら匹数ごとに、料金が表示されてて、且つどんなサービスがあって、それぞれの料金もきちんと書かれてあったら安心して頼めそうです。
お店の外観もきちんとしてる
 ホームページがきちんとしてても、お店の外観が場末感が漂ってたらちょっと心配になります。小綺麗なら安心。ぷっこはグーグルマップのストリートビューでしっかりお店の外観もチェックして見ました。(単なる好奇心でもある)
経営してる人のプロフィールも確認
 お店によってはスタッフさんが大勢いるところもあるでしょうが、ぷっこ達の住む地域は程よい田舎のせいか個人でされてる方が多いみたい。その経営者が直接家に来るパターンが多いようです。
 ホームページにあった、その方の顔写真とプロフィールを見て、動物への愛情の深さとかがなんとなく読み取れたし、資格もちゃんと持っておられるみたい(ドッグシッター・小動物看護士&介護士など)なので、家から一番近かったこともありそこに決めました。

電話でお問い合わせ

ホームページに『電話・メールでお問い合わせ下さい』とあったので、まずはお電話。
『1ヶ月間、猫3匹をお願いしたい』と言うと、ホームページに記載のあった通り、事前打ち合わせが必要とのことで、その日時を電話で決めました。
打ち合わせの時に、猫たちのワクチン接種の証明書のコピーと、かかりつけの動物病院の診察券のコピーをご用意ください、との事でした。また、事前打ち合わせの際の往復の出張費もいただきます、と説明もありました。(事前打ち合わせは無料)

事前打ち合わせ

ぷっこの休日、午前11時に、ペットシッターさん来訪。
その前に、シッターさんに具体的に何をお願いしたいか、ぷっこと旦那で話し合って決めてメモに書いておきました
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
こうしておくと、当日慌てたり忘れてたりが少ないかも。

ぷっこ家の今回の希望。
2日に1回30分のお世話(猫たちのストレスとお値段のバランスを考えて)。
・してもらうことは、ご飯をあげて、お水を入れ替えて、換気(窓の開け閉め)と、トイレのお掃除
ご飯の量やどこの窓を開けてもらうか、など具体的なことも事前に考えておくとスムーズです。
ペットシッターさんからも、具体的な質問がありましたし。『お皿にご飯が残っていたら、それはどうしますか?』とか。

流れは、打ち合わせ→家の中外を一緒に確認(駐車場の場所や、室内のお皿・お水の場所の確認)→契約という感じ。
事前に家の見取り図を描いておいて、打ち合わせの時にシッターさんに渡しました。
猫たちの脱水予防の為、水の場所5か所もあるもので。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】

以下は打ち合わせで決めた内容。
ご飯…1回に1匹あたりカリカリ3食分と猫缶1食分。前のご飯がお皿に残っていたら台所のゴミ箱(フタつき)に捨ててもらう。空き缶は台所のゴミ袋に入れてもらう。猫用の食器洗いスポンジはくまモンのスポンジ。ご飯・缶詰のストック、缶切り、計量カップは台所横の机の上に置いておく。
…5か所(見取り図参照)。
換気…洋室と寝室の窓。シッターさん滞在中は開けてもらい、帰る時に閉めてもらう。また、閉める際はにゃんルーフに誰か閉じ込められてないかチェック(洋室の網戸が入り口)。
洋室と玄関入った部屋のカーペットをくちゃくちゃにして遊ぶの好きなんで、来た時くちゃくちゃなら直してもらう
トイレ掃除…ウンチとおちっこはスコップで取って、ビニール袋に入れて、工場のゴミ袋の中へ。ノラ猫がおしっこかけるので、工場のドアは閉めといてもらう。2週間ほどしたらトイレ砂減るし、汚れてくると思われるので、トイレを入れ替えてもらう。砂入ったまま古いトイレは工場に積んどいてもらい、工場に置いてある新しいトイレに砂入れて、設置してもらう。
爪とぎの交換…シッターさんに爪切りはムリ(慣れてもシッターさんに姿を見せるくらいが関の山)だと思うので、爪とぐのは猫たちに任せ、爪とぎが擦り減ってきたら新しいものに交換してもらう。
もし、万が一、猫たちがシッターさんに懐いて、できそうなら、そして時間がありそうなら、ブラッシングをお願いします
室内のあちこちに見守りカメラを設置して出ます

以上、ぷっこと旦那の拙い説明&ムチャ(もあるかも)を、快く引き受けて下さいました。

シッターさんからは猫たちの健康状態、アレルギーの有無、お世話に関する注意点などの確認をされました。(うちの子たちは特に問題なく健康体。人見知りするぐらい。にゃんもが2回ほど膀胱炎になってることは伝えました)
その後、室内外を一緒に回り、お皿の場所や水の場所を確認。
『庭のお花の水やりも、できますよ~』と言ってくださいましたが、今回はお願いせず。梅雨に入るし、多分大丈夫…だといいな。

契約&支払い

料金はホームページの通り1回30分2,000円交通費(出張費)は1㎞毎に30円で、往復294円
もし、猫に異常が見られた場合、動物病院へ連れて行った場合の費用は別途請求との事でした。
その内容で見積書と、契約書ももらいました。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
料金表その①.

ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
料金表その②

見積書。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】

シッター委託契約書はA4用紙6枚分。業務の具体的な内容から、報告・連絡の義務、事前準備のこと、預ける鍵の項目(預かり証を交わすなど)、料金、支払い方法(前払い)、解約キャンセル料(約定日当日のキャンセル料は見積金額の100%)など。当然ながら、後々揉めるのを避ける内容になってました。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
抜粋。

事前に、ぷっこと旦那で『シッターさんをよく見極めて、ちょっとでも不審に思ったら見積の段階で断ろう』と決めてましたが、信頼できそうな方だったので、打ち合わせからの流れでそのまま契約、お金も支払いました。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】

きなしゃんも珍しく、初対面なのにシッターさんに姿を見せて、ちょっとすり寄ったりもしてましたし。
お上品で優しそうな、それでいて仕事のできそうな、気配りも上手そうなおばさまでした。

おしめは顔合わせできたんですが、結局にゃんもは姿を現さず(;・∀・)。
猫ってこういうこと多いそうです。
長くお世話に通っても、結局最後まで姿を見なかった子とか、今までもいたそうですよ。

とりあえず、にゃんもの写真をスマホで撮影されてました。
ちなみにLINEのIDをシッターさんと交換したので、シッター中に猫たちの画像が撮れれば送ってくれるそうです。

1ヶ月分で32,410円お支払いしました。
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当日までにすること

補足で、外出当日までにすること。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
・鍵の引き渡し…事前にお店に持って行って、鍵を渡し、預かり証にサイン。(今日の時点ではまだ渡してないです)
・留守中のご飯、猫缶、猫砂、爪とぎをシッターサービス日数+1日分用意(契約書に記載あり)。
+1日分と言わず、多量に買い出ししてきました。
トイレ入れ替え用に、新しいトイレも購入。
・かかりつけ動物病院の診察券(原本)は指定の場所に。(コピーは事前打ち合わせの日に渡してあります)

あとは、寂しい思いをさせてしまう分、今のうちにいつもより愛情を注ぐ(ノД`)・゜・。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】

てか、ヒトの方が、1ヶ月間も猫たちと離れ離れで耐えられるかしら(´゚д゚`)。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】

見守りカメラは旦那に頼んで、あちこち設置してもらう予定です。
シッターさんがいない間、異常がないかチェックできるように。
何かあれば、もしくは愛娘に会えない寂しさから旦那が発狂しそうになれば、新幹線でぴゅっと帰るつもりで。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
猫たちにかけるお金は全然惜しくにゃいのです!

はぁ…色々心配だなぁ。
こういう時、どこでもドアがマジで欲しい。
ペットシッターさんに子どもたちを託します。【1か月間、猫3匹をお願いします】
にゃんもの四次元ポケットから出てこないかしら…(´・ω・`)。

シッターさんに頼んでどうだったか、またこのブログでちょこちょこ報告しようと思っています。
シッターさん、何卒宜しくお願いします~m(_ _;)m

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