ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

ぷっこと旦那

実家のゴミ屋敷の片付けのことを、少しずつ書いていこうと思うんですが、まずは触り的なものを。

…というか、単なるグチを(;・∀・)キイテクダサイ。

今までの人生、人並みに色んな理不尽に遭遇してきました。
OL時代、仕事と無関係のことで一方的にお客さんに罵詈雑言吐かれたり、とか。農家時代、市場の仲買人にがっぽり吸われて、店で売ってる1/4のお金しか手元に入ってこない、とか。法人時代の、相手からのモラハラとか。

相手が(話の通じない)人の場合、自分たちだけ必死に動いた所で状況が改善するとは限らないし、時間と体力と気力だけ無駄に消費されていくし。非常にしんどい。
理不尽に曝された時、泣いても喚いても状況が好転するわけでもないので、冷静に地道に対処していくしかない、ってのは身をもって学んだことの一つ。

…なんですが。久しぶりに取り乱しそうになっちゃったのが、今回の片付け。

ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
実家の居間。

実家と倉庫に溢れるガラクタ×片付けていく過程で露呈していく、思ってたよりかなり酷かった生前のやりたい放題さ加減×しかもそのガラクタ、ぷこ母が必死に働いて稼いだお金で買ってる×やりたい放題やり散らかして放置して本人あの世×文句言おうにも本人あの世
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
こうなるっていう。

汚い言葉を使わせていただきますと、『死ねばいいのに(;゚Д゚)』(もう死んでる)って何回思ったことか。
旦那も『お父ちゃん、何考えてたんだろうね(+_+)』から、段々『このおっさん、アホちゃう?!( ˘•Д•˘ )』って言動が変化。

この理不尽さは、もうハラスメントと言っても過言ではないと思う。
って旦那と話して”遺物ハラスメント”という名前をつけました。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
倉庫。

いやまぁ、実家の片付けしようって自分で決めたんですけど。
なんですけど、たまに『なんでこんなことしてるんだろ?』ってうんざりするほどの破壊力。

なんで休職して子どもたちも犠牲にして、自分のじゃないゴミ片付けてるんだろう?
遺族ってだけで、なんでゴミ処理施設でこんだけ嫌味言われないといけないんだろう?
そもそも好きでこんな父の元に生まれた訳でもないのに。
とか、自分の生まれを悲観するまでに至りましたよ。

恐るべし。

ぷっこと旦那の精神を徐々に蝕んだ、ぷこ父の遺物ハラスメントの一部をご紹介します。

父の書斎の書類棚に入ってた、ラムネのフタ部分。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

…何に使うんでしょう?(;゚Д゚)バカジャナイ

何年放置したら、未開封の熱さまシートの色が変色するんでしょう?
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
倉庫の2階にあった。

同じく倉庫の2階にあった、よくわからない中国製のオモチャ。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

電池で動く、小さい扇風機?何故か蛍光灯も光るっぽい。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
…が、5台(うち4台未開封)。

大量のホッチキスの芯。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

大量のマウス(しかも有線&型が古い)。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

大量のケーブル。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

大量の電池。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

電池はとりあえず、なんかいっぱいあった。
『こんなとこにもあったよ…(;゚Д゚)。』みたいなとこから、ザクザク出てくる。ボタン電池に充電池、見たことない型の電池にバッテリーも多種多様。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
最終的に量ったら、50㎏越えてた。

最後の方に出てきた段ボールの中身。
大量のプリンターをamazonとかで購入して、分解して、よくわからん小さい部品を小袋に分けて入れたもの。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

1つ1つの袋の中身あけて、歯車を燃えるゴミと燃えないゴミにチマチマ分類してたら、ちょっと気が狂いそうになった。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

何度、色々ぶちまけて帰りたいと思ったことか。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

何度、ツルハシで仏壇破壊したろうか、と思ったことか。(てか、普通に生活しててこんなツルハシ要らないし)
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。

もちろん、ゴミじゃない、まだ使えるものも出てはきたけど。

前にちょっと書きましたが、倉庫から出てきた市指定のゴミ袋(有料)。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
ちなみに、ぷこ実家は町内会の類に入ってないので、ゴミは自分たちで処理するため、ゴミ袋は基本使わない生活です。
なのに、未使用のものがいっぱい。

このゴミ袋は、ぷこ母が毎週通うヨガ教室のメンバーの皆さんに配ったところ、いたく感謝されたそうです。

旦那も、使えそうなモノ(工具とかパソコン関係の部品とか)軽バンいっぱいに持って帰ってきたし。

ぷっこにとって価値のあるものは、ぷこ母の昔の日記が出てきたことかな。
ぷこ兄が産まれて、その後ぷっこが産まれて2~3年後までの日記。

ぷこ父のガラクタに紛れて、数冊の日記とナゼかぷこ母の学生時代の通知表とかも出てきた。
(『なんで、アンタ(ぷこ父のこと)がこんなの持ってんのよ( ˘•ω•˘ )』ってぷこ母は訝しげだったけど)

40年近く前の日記ですよ。
ぷこ母の許可を得て読んでみたら、その辺の小説より面白くてついつい読み込んでしまった。

公務員としてフルで働きながら、2人の幼子(ぷこ兄とぷっこ)の面倒もみて、無職の旦那(ぷこ父)は家事は気が向いた時だけしかしないし、ホントもう大変だったろうな~(ノД`)・゜・。

子ども(ぷこ兄とぷっこ)が風邪ひいても、役立たずの旦那(ぷこ父)は病院にも連れて行かないし、薬も気が向いた時しか飲ませないし。その風邪が今度はぷこ母にうつって、身体しんどいのに朝お弁当(ぷこ兄の幼稚園で食べる用のお弁当)作って、自分は朝ごはんも食べずに仕事行って。

仕事場じゃ、同僚や上司に嫌味を言われ(子どもの病気で早退とか有休しょっちゅう使うから)、しかも安月給なのに、無職の旦那(ぷこ父)と2人の子ども養わないといけなくて。
…(ノД`)・゜・。涙が出ちゃう。

そのうち、ぷこ母の偉業をたたえて『きよこ(ぷこ母の名前)の日記』として世に出したいくらいだわ。

どう見てもモラハラ夫(しかも40年間ヒモ)のぷこ父と暮らしながらも、卑屈になることなく常に前向きで明るくて優しくて、統合失調症のぷこ兄も前向きに支えてて。何か色々超越してる気がする。

そんなぷこ母に、モラハラ夫が死んだ後は自由に好きなように生きていって欲しくて、家の内外のガラクタを整理した次第です。
今までは、お客さんも呼べない家だったし。お友達には、『倉庫の隅を間借りしてる』(ゴミ屋敷に住んでるのを、そう言ってたらしい)って説明してたり、文字通り肩身の狭い思いしてただろうから。

『男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く』ってよく言うように、ぷこ母にはこれから大輪の花を咲かせてほしいもんです。
ゴミを遺すのもハラスメントだと思う。
片付け後の居間。

大輪の花を咲かせる為の、土づくりのお手伝いはできたかな、と自負しております(・∀・)エヘ。

そして旦那には、本当に感謝の念しかないです。
40日間に渡り、嫁の実家に泊まり込みで、気も使う中、本当に一生懸命に片付けしてくれて、ありがとう。
旦那がいなかったら…とか、この恩は一生忘れない…とか、そんな言葉で言い表せないくらい、本当に助かりました。

旦那ありがとう!愛してます!

以上、グチ&ノロケでした(∩´∀`)∩。
ゴミ屋敷の片付けについては、ちょっとずつまとめて、投稿させていただきます。

読んでくれてありがとう!愛してます!(師匠の教え)

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