あんまり楽しい話ではないんですが。
2023年11月に精神病院から、近くの障害者施設に入所して、自転車で好きなとこ行ったり、お小遣いで好きなもの買ったり、個室で気兼ねなく絵や詩を書いているように見えたぷこ兄。
2024年11月12日に病院に再入院となりました。
オーバードーズで再入院
再入院の経緯
2021年11月に、10年以上入院していた地元の精神病院(閉鎖病棟みたいなとこ)を退院し、ぷこ母と共に関西地方に移住してきたぷこ兄。
当初は近隣の大きい精神科病院に入院(2022年2月まで閉鎖病棟、その後は解放病棟)してましたが、2023年11月にその精神科病院の系列の障害者施設に入所。
病院だと4人で相部屋とかだから、しかも精神的な病気を患う患者さん同士だから、色々気を使うし中々気持ちが休まらない環境だと思われます。
施設だと個室だし、病院みたいにあれこれ制約(食べ物の差し入れ禁止・スマホ、ボールペン、金具付きのメモ帳等々禁止とか)無く、自由に外出・外泊もできていて。
週2回はぷこ母に会って、良いようにしてもらって、ガラケー型のスマホ持って、ぷこ母と毎日ショートメールのやりとりして。
と、いう日々を送っていたぷこ兄。
施設は最長でも3年間しかいられなくて、それは最初からわかっていたことで。ぷこ兄も施設での生活が1年ほど経過してきたのもあり、施設を出た後の話が少しずつ出てきていたよう。
それをプレッシャーに感じていたからなのか、薬が躁鬱病の薬に変わった矢先だったからか。
11/11の多分夜に、処方されてた薬を自ら故意に飲み過ぎたようです。具体的に何日分を一気に飲んだ、という情報は聞いてないけれど。
翌朝、起きてきたぷこ兄が明らかにフラフラと様子が変だったので、施設職員が病院に連れて行って。そのまま閉鎖病棟に入院となりました。
ぷこ母にも、入院当日に施設から連絡が来て、緊急だから病院に来て欲しいとのことで、旦那ししゃもに送迎してもらって病院へ。
ぷっこも仕事だったけど、命に関わる感じじゃなさそうだったけど、とりあえず昼で帰りました。
ぷこ母は『もうホントに…』と言ってたらしい(旦那談)。
病院関係者、施設長、ぷこ母で面談
ぷこ兄が再入院してから約1ヶ月後の2024年12月19日。病院で、主治医とケースワーカー、施設長さんとぷこ母での面談が行われました。
主治医は、この度の騒動を受けてなのか、前の気さくな若い男性医師から、若い女性医師に変更になったようです。
その主治医とケースワーカーから、ぷこ兄の病院での様子が説明され、大分落ち着いてきていて、薬も減らしているとの事だったそう。
その説明は15分程度で終わり、その後の1時間以上、施設長さんとぷこ母、ぷこ兄もそこから加わって、3人であれこれ話したそうです。
この施設長さん、ぷこ母とぷこ兄が移住する前に施設見学した時に対応してくれた方で、それからずっとぷこ兄のことを色々気にかけてくれてるTさん。
『施設も個室で過ごせるとは言え、その他は共同生活で、色々煩わしい人間関係が出てくるから、先々は一人暮らしをしたら良い。施設を出て一人暮らしをしてる人が60人くらいいて、最初は大変だけど施設や病院のサポートを受けて何とかやっているから。』と、いうような話をしてくれたそうです。
ぷこ兄をサポートしてくれる施設の方々に感謝
この面談の前に、ぷこ母とTさんで電話でも話したそうなんですが。
『ぷこ兄、頓服には手をつけてないから、本当に死ぬ気はなかったと思いますよ。
最初にぷこ兄に出会った時、南九州から見学に来て強烈な印象だったし、実際施設入所してきたから気にかけてます。ぷこ兄は、何かあったら自分から相談に来るから良いです。ただ、どうしたいか聞いても『お母さんがこう言った』というように、自分の意見が無いのが心配です。
お母さん、ご家族も、ぷこ兄のことが気になるでしょうが、ご自身の生活を楽しんでください。』
等々。20分くらい電話で話したんだそう。施設長で多忙を極めているはずなのに、ぷこ兄が施設入所してた頃も40分くらいぷこ兄の話を聞いてくれたり(ぷこ兄が前に言ってたそう)。
施設長Tさん、ありがたい存在です。
施設の職員さん達も、入院してるぷこ兄のことを気にしてくれていて、ぷっことぷこ母が用事で施設に行った時『早く帰ってきて欲しいです』と言ってくれたり。
ぷこ兄が図書館で借りていた本を、返本してくれたり。入院当初、上履き、肌着とかいるものを病院に届けてくれたり。『靴下が足りなさそうだったから、ぷこ兄のお小遣いから手頃なのを買って病院に持って行きました』とか。
病院に入院になったから、施設のぷこ兄の荷物を急いで撤収しないといけないのかと思ってたら、『荷物は急いで撤収しなくて良いですよ、病院の方針出てからで。薬が抜けて本人と話して、戻りたいということならまた施設に戻ってきたらいいし。』と言ってもらったり。
施設職員の方も、施設長Tさんも、ぷこ兄を一個人として尊重してくれて、色々サポートしてくれて、本当にありがたく心強い限りです。
病院での患者間トラブルで、ぷこ兄が怪我をさせる
そんな感じで、2025年の年が明けたら、施設にお試しで外泊して、戻れそうなら施設に戻ろうか、という話になっていた矢先。
2024年12月28日に、病院からぷこ母に電話が。
ぷこ兄が、同じ閉鎖病棟の若い男性患者を強く押して(突き飛ばした感じ?)、転倒したその人が足を骨折したとの事。
『細い子だったから…。』(主治医談)
以前から、ぷこ兄はその人に何故か付きまとわれていて、電話してるのにすぐ後ろに立たれたりとかされていたそう。そのことを病院職員にも訴えていたそうですが、特に何も変わらず、我慢の限界に達したぷこ兄が手を出してしまったようです。
…。何かもう、次から次に。落ち着かない感じ。
加害者となってしまったので、その人の治療費をこちらが(ぷこ母が)支払わないといけなくなる雰囲気です。
詳しい話を病院側が説明するから、と、来週またぷこ母が病院に行く予定。
本当は今週の予定だったんですが、その日にすごい雪で、車(ノーマルタイヤ)移動も怖いからと日を変えてもらいました。
77歳のぷこ母、改めて思ったらもう80歳が近いわけで。雪で滑って転んだらそれこそ骨折ですよ、無理は禁物。
ぷっこも平日は仕事なので中々身動き取れず、また旦那ししゃもに送迎をお願いしてます。
ぷこ兄は、2日に1回くらいぷこ母に電話してきていて、落ち着いてはいるけど、骨折したその人が骨折してることを認識できずに動き回っているのを心配しているんだとか。
環境が目まぐるしく変化して、薬も色々変わって、集団生活で中々気も休まらないだろうし、しんどいだろうなと思う。
施設長Tさんの言うように、先々一人暮らしができれば、集団生活の煩わしさからは解放されるし、環境の変化も今ほど激しくはないんじゃないかな。
勿論、そんな簡単な話じゃないし、まだまだ道のりは長そうですが。
ぷっことしては、八十路の近いぷこ母に、あんまり心配や心労かけないでほしいな、と思う。ぷっこが思ってるよりはるかに、ぷこ兄は色々しんどいし辛いし大変だとは思うんだけどね。
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