遡ること、6月。ぷこ兄が、ぷこ母を通じて『スマホが欲しい』と言ってきた。(最近、遠慮なのか何なのか?要望はぷこ母を通して言ってきます)
ぷこ兄と携帯電話
南九州の地元で精神科病院に入院するまではガラケーを持ってたぷこ兄。その後解約してから10年ほど携帯電話は持っておらず、ぷこ母と一緒に関西地方に移住してきて、市内の精神科病院に転院してしばらくしてから、ガラケー型のスマートフォンを持つようになりました。
病院の公衆電話から、ぷこ母のスマホに頻繁に電話してたら、電話代で月何万とかかるようになってきたので、スマホ持ったら?と看護士さんからアドバイスいただいて。
でも、地元にいた時から、乾電池に触れない(液漏れが恐怖?)とか、パソコンが怖い(ウイルスに侵入される恐怖?)とか、独自の強迫観念があったから、いきなりスマートフォンよりは、使ったことのあるガラケー型のスマホがいいだろう、とぷこ母とぷっこで相談して、見た目も使い方もガラケーそのままのスマホを購入して、ぷこ兄に使ってもらってました。
そしたらすんなり受け入れて、電話はもちろんのこと、ショートメールでもぷこ母と毎日のようにやり取りするように。
その後、病院を退院→障害者施設→再び入院→病院追い出されて、今のグループホームに移ってから約9ヶ月。病院より遥かに自由な生活で、他の入居者さんやスタッフさんから色んな話を聞いて、『YouTubeで音楽聞きたいから、普通のスマホが欲しい』と言ってきた、という訳です。

ぷっこの嫌な予感
その話聞いた時から、嫌な予感はしてた。
性格なのか、病気が原因なのか。ぷこ兄はとにかく、物の扱いが雑。例えば、電動髭剃り。数千円するそこそこのシェーバー、半年に1回くらいの頻度で買い替えてる。
あとは、気に入らないことがあると、物にあたる。病院の壁を殴って破損させたり、実家も殴って開けた穴が2、3箇所あったし。春頃も、『イライラしてケータイを壁に投げつけたから、壊れてないか確認で電話してみた』と、耳鼻科の帰りにぷこ母に電話してきたことあったし。
ガラケー型より遥かに繊細な扱いを要するスマートフォン。買い替えて1週間で、落として画面割った、とか言ってきそう。
それに、2年くらい前?『パソコンが欲しい』と言ってきて、旦那とぷっこで隣の市のハードオフまで買いに行ったパソコン、ほとんど使わないまま。『コンセントに繋げてパソコン使うのが怖い』という、独自の恐怖心からすぐに返されたし。
スマートフォン×インターネット×YouTube…。ぷこ兄が克服できると、思えないけど…。とりあえず、ぷこ兄のグループホーム近くのケータイショップの予約を入れてみて。
6月末の土曜日、いつもの耳鼻科を午前中に済ませて、ぷこ兄のご要望でお昼にうどんを食べた後、3人(ぷこ母、ぷこ兄、ぷっこ)でケータイショップへ行きました。

ケータイショップでパニックに
予約時間になるまで、店内の椅子に座って待ってたら。『YouTubeって、インターネットに接続しないと見れないよね?』と聞いてきたぷこ兄。多分、有料プランに入ってダウンロードしたらオフライン再生はできるだろうけど、そういうことを聞いてるんじゃないと思ったんで、『そうだね』と答えるぷっこ。
順番が来て、カウンターに座り、若いけど仕事できそうな男性の方に対応してもらう。
『スマホでYouTubeを見たいから、それができるスマホに機種変更したい』と要望を伝えるぷこ兄。
『スマホにも色々スペックの違いがあって、5万から30万まで値段も様々。外で快適にYouTube見ようと思ったら、そこそこのスペックが必要だけど、Wi-Fi環境のある場所なら、お手頃な価格のスマホで十分』と説明してくれるスタッフさん。
ぷこ兄『この30万とかは、ギガの話?』
スタッフさん『いえ、値段です。30万円。』
ぷこ兄『えっ…、そんなするの…』
スタッフさん『それか、Wi-Fi環境でYouTube見るだけだったら、スマホはそのままで、タブレットを新しく買ってみる、という選択肢もありますよ。』
『(見積り出してくれて)今のスマホと、タブレット、2台持ち。それなら、機種代含めても毎月の支払い3,000円くらい(タブレットの機種代分割払い+通信料)ですし。』
ぷっこも、その方がいいかも、と思った。いきなり普通の?スマホに乗り換えはハードル高いと思うし。ケータイ会社のタブレットなら、ウイルスブロックとか本体破損の場合の保障とか、色々安心なオプションもつけれるし。
と、言ってみたけど、その時にはぷこ兄いっぱいいっぱいになってて。『ちょっと…調子が悪い…』と。
ぷこ母と顔を見合わして。『とりあえず、この見積りいただいて帰って、ゆっくり検討してみます。』と、早々に3人でケータイショップを後にしました。
ぷっこが運転する車の後部座席で。頭を抱えてウンウン唸るぷこ兄と、『よく頑張ったよ』と慰めるぷこ母。
ぷこ兄をグループホームに送り届けて、ぷこ母とぷっこは帰宅。
やれやれ(;・∀・)疲れた。

スマホは買わず、何故かテレビを買う羽目に
帰ってから、『お母さんもぷこ兄も、電化製品には弱くてよくわからないからねぇ』と、ぷっこからしたら、ぷこ兄を庇ってるのか擁護してるのかな、と思うような事を言ってたぷこ母。
こんな風になる気はしてたけど。事前に言った所で、ぷこ母やぷこ兄が納得できるような説明をぷっこができる自信もないし。まぁ、仕方ない。
そしたら次の日。『昨日は生きた心地がしなかった。テレビが壊れた。』とぷこ兄からぷこ母にメール。
『多分、昨日のことでパニックになって、テレビにあたったんだろう。』とぷこ母。
『…( ´~`)』
グループホームのスタッフさんに見てもらったら『液晶が割れてる』との事。入所の際に加入した家財保険みたいなのでもカバーできないようで(ホームの管理者さんが調べてくれたらしい)。『新しいのを近所のホームセンターで買おうと思う』と言ってる、と、以上、ぷこ母からの報告。
『自分でしたことの後始末が自分でできるんなら、それでいいんじゃない?』と、ぷっこ。
でも結局、1人でテレビを買いに行けなかったようで。次の週の土曜日。ぷっこにとっては久しぶりの予定の無い休日。更に1年半ぶりにひいた風邪で喉が激痛。の体を奮い立たせて、ぷこ母を連れてぷこ兄のグループホームへ。
ぷこ兄と壊れたテレビを乗せて、ホームセンターへ行き。壊れたテレビより一回り大きいテレビ(同じサイズかと思って買ってみたら、後から一回り大きいことに気づく)を購入。
ぷこ兄が壊したテレビ、多分感情的になって、何か投げつけて液晶が割れたんだろうけど。これも、障害者施設に入所してた時に『テレビ欲しいから買ってきて』と言ってきて、ぷっこと旦那でリサイクルショップで買ってきたもの。

この度新しいテレビを買ったお店で、リサイクル料金支払って引き取ってもらって。
『テレビが思ったより高くなくて良かった(;・∀・)』と、言ってたぷこ母が、テレビ代とリサイクル料金と支払ってました。
あ、ちなみにスマホの機種変更の話は、言うまでもなく消失。この騒動により、ぷっこと旦那が買ってきたテレビ、そのリサイクル料金、新しいテレビの代金、保険のことを調べた忙しいグループホームの管理者さんの時間、ケータイショップを予約したり運転手したぷっこの休日、等が水泡に帰しました。

なんだかな。
パソコンにしても、壊したテレビにしても、旦那まで巻き込んで買いに行って設定とかしてもらったのに。あっけなく手放したり壊したり。
今回のスマホのことにしても、今までの色んな出来事に共通するのは。ぷこ兄の一時的な感情で、皆が振り回されて疲弊する。
統合失調症という病気持ちだから、家族だから、我慢しないといけないのかな。
当の本人も苦しいんだろうけど。
テレビ買った後に、後部座席でぷこ母に『苦しいと、自分が何をするかわからない。2階から飛び降りようとしたりして、スタッフさんに相手してもらったんだ。』とか言ってた。
以前は、病気のぷこ兄を可哀想と思う気持ちだけあったけど。
ぷこ母と一緒に近くに移住してきて、間近で色々見聞きして、影響や被害を被ることもあったりで。
最近ちょっと、疲れてきたよ。
ぷこ母は可愛い息子のことになると偏った見方になりがちだから、仕方ないけど。
ぷっこは、自分のこと、もっと優先に考えて大事にしてもいいのでは?と思ったりしてました。
あとは、極力旦那を巻き込まないように。全員で共倒れにならないように。
少し無理すると、思ってもない形で体調を崩すようになってきた歳なんで(;・∀・)。
5月に発症した目眩、ようやく最近、夜寝るのに横になっても全く起こらなくなって、完治したから。
無理なく、ぼちぼちやらなくっちゃ。




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