『ぷっこさんて、いつも穏やかで…。怒ることとかあるんですか?』ってこないだ同僚さんに言われた。
涼しい顔してる心の中で、罵詈雑言が吹き荒れてること、たまにありますよ(°▽°)。とは言わなかったけど。
旦那ししゃもの方が遥かに、気が長くて優しい。声を荒らげて怒ってるとこ、ぷっこは見たことない。
そんな旦那が珍しく、他人にプリプリしてたバス旅です。
雨の中の葛城山
たまに行ってる、ぷこ母&ぷっこ&旦那の日帰りバス旅。4月にも、奈良行きのバス旅行に申し込んでたんですが、その時は参加者多数の為、と参加できず。
今回はやっと行ける、と楽しみにしてたら予報通り朝から雨。別に雨はキライじゃないからいいんですけどね。
雨が降るからなんだろうけど。集合場所のそこそこ大きい駅の、出入口の真ん前に陣取ってた添乗員Kさん。参加者が作った列で、駅の他のお客さんの邪魔になってるような…。ぷこ母の参加費のおつり、500円間違えたし(;・∀・)。
添乗員がいた場所と、バスの場所が数10m離れてたせいで、添乗員に気付かなかったお客さんがバスに先に乗って、座席わからずまごまごなってたし。添乗員がバスに来ないから出発ちょっと遅れたし。『何か、ぽやんとした添乗員さんだな?』って感じ。
とりあえずバスは、雨の高速道路をひた走り奈良県の葛城山へ。

大事なことも言ってくれない添乗員Kさんだったので、何の説明も無かったんですが。標高960mの葛城山は、古来より修験道の聖地として知られてた場所らしいです。
ロープウェイで山の上まで上がるんですが。バスから降ろされた場所は、ロープウェイ乗り場から少し離れた場所で、雨の中、舗装が少しボコボコの坂道を傘を差しながら上って。…目の前で参加者のおばあちゃん、コケる(°▽°)。
後から見てみたら、もうちょっと乗り場に近い場所まで、バス行けたのに(;・∀・)。事前の下調べ、してないんかい(;・∀・)。
それはまぁ置いといて。鮨詰めのロープウェイで山の上へ。

もちろん、山の上も雨。そして地上より10℃くらい低い気温。強い風。…寒い( ;∀;)。
『ツツジが見れる場所まで、10分くらい歩きます』と添乗員さんと元気な参加者さんはさっさと歩いていき。さっきコケたおばあちゃんと、他の参加者さんはベンチに座って待機。
ぷっこ達は、とりあえず行ってみる?とツツジの見えるという山頂を目指して歩いて行くも。

微妙に高低のある山道。傘を差しながら、77歳のぷこ母の歩調に合わせて歩いてたら、100m進むのにも結構時間かかる。

…山頂まであと400mのとこで諦めて、引き返したよ(;・∀・)。

高山の雰囲気が楽しめて、良かったです(°▽°)。

早めに下りたので、下りのロープウェイ空いてたし(;・∀・)。

お土産もゆっくり見れたし。

昭和の生き残りの、よくわからない占い?もできたし(°▽°)。

春日大社でハプニング
添乗員の説明が2転3転する中、よくわかんないまま次はお昼ご飯。

お鍋に入ってた、モチモチの葛切りがとても美味でした( ´∀`)。
春日大社から少し離れた、お土産屋さんが建ち並ぶエリアでバスを降ろされ、そこでお昼ご飯だったんですが。

『ご飯食べ終わったら、建物の前で集合して、そこからバスで春日大社に行きます。』と行ってた添乗員さん。
何故かバスは来ないし。点呼も取らず、さっさと先頭を歩いて春日大社へ向かう添乗員K。ぷっこ達は一番後ろからついていってたんですが。やっぱり雨の中傘差して、ぬかるみの中、濡れて滑りそうな石段を下って上って、何とか追い付いて春日大社へ。

そこで待ってた添乗員K。『あっちに行ったらバス待ってるので、集合時間まであと40分くらい、自由行動です。』
…。この辺、何にも無いし。必死に歩いてついていくので精一杯で、ぷこ母疲れてるし…。

これからまた上って春日大社に行くのも、なぁ(;・∀・)。

で、とりあえず鹿せんべいを鹿にあげてみることにしてみた。

どこからともなく、わらわら寄ってくる鹿たち。宮島(広島県)の鹿もそうだったけど、結構凶暴なんだよね(;・∀・)。

旦那の前にいる鹿たちは『もっとよこせ!』と旦那の腹をついばんで、後ろにいる鹿たちは『こっちにもよこせ!』と旦那の背中に頭突きしてくる。

『おぅ。まだ持ってんだろ、飛んでみろよ(*゚Д゚*)。』と、オヤジ狩りに遭ってる旦那の図。

で、せんべいがもう無いと判断すると、さっさと散っていく鹿たち。…怖い(;・∀・)。

その後、あてもなくちょっとうろついて、バスに早めに戻りました。

で、集合時間になって、参加者は戻ってきてるのに、添乗員Kは戻らない。しばらくして、参加者1名が迷子になってることが判明。
オロオロしてる添乗員K。電話で迷子の参加者と連絡取ってたけど、どこにいるのかイマイチ意志疎通取れてない。
他の参加者はお行儀良く座席に座り、おしゃべりしつつも大人しく待ってて。時間だけが過ぎて行く。
『お前(添乗員)が探しに行かんでいい、1人で帰ってこさせや。他のお客さんが待っとるやろ。』と、見るに見かねて添乗員Kを叱る白髪の運転手さん。
結局、集合時間から1時間以上経過しても、バスに戻れなかった迷子の参加者さんは、置き去りに(;・∀・)。本人も納得の上、単独電車で帰るということになり、他の参加者はただ1時間無駄に待っただけで、次の目的地へ出発。
やっぱり何の説明もなく降ろされた最後の目的地は、素麺屋さんで。試食した葛入りのお素麺はとても美味しかったので、お土産にも買ったんだけど。

何かモヤモヤするよね(;・∀・)。自宅で食べた素麺は、やっぱり美味しかったんだけど、なんか別な意味で後味悪いというか。

ぶっちゃけ、無駄に待った1時間で、行きたかったよ、猫饅頭のお店(# ̄З ̄)。

前におっちゃんに貰って、奈良公園の傍にある和菓子屋さんだって知ってたから、行きたかったのに(# ̄З ̄)。春日大社から結構距離があって、集合時間に間に合いそうになかったから諦めたのに(*´Д`)。

バス旅行はある意味賭けかも?
で、家に帰ってから、旦那と色々話して推測してみたんですよ。どうして、あんなことになってしまったのか。
迷子になってしまった参加者さんは、多分、1人で参加してた、わりとお年を召してる女性。
昼食をゆっくり食べていた姿を旦那が見ていて、食事場所から春日大社までの移動についていけなかった可能性が。

点呼も取られず見過ごされ、道案内もされず、集合場所(バスの駐車場)がどこか、事前の説明も一切無かったから、どこに行けばいいか人に聞こうにもわからないよね。

春日大社のある奈良公園を初めて訪れる人は、あまりに広すぎて案内無しだと迷うと思う。しかも添乗員Kの説明は2転3転してたし、来ると言ってたバス来ないし。大事なことも説明抜けてるし。そもそも、最初からボソボソ早口で喋る人で、おまけにマイクから声洩れるから何言ってるかイマイチわかんなかったし。
『洋ゲーより説明が無くて不親切(*゚Д゚*)。』って、珍しく温厚な旦那がプリプリしてたわけですよ。
『何より、添乗員のせいで迷子になっちゃったおばちゃんが、ただ1人悪い、みたいなことになってたのが許せない。』と。
今までも同じ旅行会社を利用して、日帰りバス旅行に何回も行ってるんですが、毎回違う添乗員さん。本当に人による。
必要最低限のこと(行程と注意事項)だけ言って、後は本当に添乗するだけ、とか。それでも要所要所でちゃんと動いてたし。
逆に、ガイドさんみたいに『右手に見えますのは~』とか軽い説明してくれる人も。大概、事前の下調べとか前日にも同じ場所に行ってたりとかで、現地でまごまごせず、きちっと誘導してくれてた。

天橋立に行った時の添乗員さんは、今回と別の旅行会社だったけど、何か印象が良くてよく覚えてます。
今回同様、雨の中のバス旅だったけど、スムーズで。景色もあんまり見れなかったけど、楽しめて満足でした(*´ω`)。参加者が迷わないように、要所で待っててくれて目立つ傘差してくれてたし。

今回の添乗員Kはね、『実は事務員なんだけど、急遽ピンチヒッターで行ったこともない奈良旅行に添乗員として行かされた』くらい、添乗員向いてない人でした。
天候の悪さ(ほとんど雨降り)と、行程の悪さ(目的地まで悪路を結構歩かないといけない場所ばっかり)も重なって、高くない参加費(1人1万円くらい)払って、何か損したような気持ちにもなったよ(;´Д`)。
添乗員はバスガイドとは違うけど、それでも最低限の旅程管理業務を行う為に、ちゃんと説明はして欲しい。高齢化社会なんだし、お年を召した参加者もわかるように、ゆっくりはっきり喋って欲しい。
バス旅行は、その日の添乗員さん次第で満足度がすごく変わってくると思うので。責任重いしプレッシャーもあるだろうし、ぷっこには決して無理なお仕事なんですが。
たとえお天気はどしゃ降りだったとしても、参加者の心は晴れやかにできるような、そんなお仕事だとも思うので。

来月は、参加できれば岡山行きの日帰りバス旅行の予定。今度はどんな添乗員さんかしら。
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