サビ猫しめじの治らない舐め壊し。防止対策をあれこれやってみた1年の記録。

実写版ネコ

舐め壊し。過剰グルーミング(毛繕い)で、毛が抜け皮膚が破れてくるまで、出血してても自分で舐めてしまう症状。

サビ猫しめじ(愛称ちぃたん)の場合、原因不明。このブログでも何回か記事にしていますが、ここ1年ほどは本当に治らなくて。

色々やってみた記録です。

今までの経緯

※詳しく知りたい方は『猫の健康』タグで絞ってみてください。

現在13歳(ヒトだと68歳)のちぃたん。初めて症状が見られたのは7歳くらい。

サビ猫しめじの治らない舐め壊し。防止対策をあれこれやってみた1年の記録。
父ちゃんの膝の上で、夢の世界に旅立とうとしてる斑の生首(つまりラブラブ)

最初は、猫同士のケンカが原因と思ってました

その後、糖尿病が発覚した頃くらいから、しょっちゅう見られるようになり、その後段々と治らなくなってきた( ´△`)。

場所は、最初は背中だったのが、服で覆って舐めれなくなったからか、ここ1年ほどは右足ばかり。

サビ猫しめじの治らない舐め壊し。防止対策をあれこれやってみた1年の記録。
2、3ヵ所、ハゲて瘡蓋になってます。

主治医のマメ先生からは、ヒビクス軟膏を処方されています。

抗生剤のプレドニゾロンを長く飲んでいて、その時はわりと調子良く、しばらく舐め壊しは見られませんでした。

が、2024年2月に糖尿病が悪化した時から、処方が止まっています(マメ先生によると、抗生剤の副作用で血糖値が上がることがあるそう)。

ちなみに糖尿病は、今また少しずつ良い状態に戻ってきています(2025年1月から単位が2.5に減ってる(・∀・)人(・∀・))。

舐め壊しは、2024年春~夏に短期間良くなってた以外は、ずっと右足が痛々しい状態。

軟膏と、後は色々試行錯誤してみてるけど、完治しません( ´△`)。可哀想なちぃたん( ´△`)。

両親の試行錯誤

エリザベスカラー①ドーナツ型

で、同じようにペットの舐め壊しで悩んでる方、結構いらっしゃるようで。

ネットで調べてみたら『どうにも防げないから、カラーをつけるしかない』みたいな記事も。

本猫もどうにも我慢できなくて舐めちゃうから、カラーつけて舐めれないようにするしか手立てはないのかな(*´Д`)。

動物病院でもらったエリザベスカラーは、プラスチック製の硬い素材で、つけてたら障害物にぶつかった時に“コツン、コツン”と痛そうな衝撃音が。

2018年5月のちぃたん(黄色カラー)

重たそうだし、何かにぶつかる度にちぃたんの首にも反動とかあって痛そうだな(*´Д`)と。

2023年12月にドーナツ型の布製のエリザベスカラーを購入。

これの良い所は、視界があまり遮られなくて、柔らかくて、軽いとこ。

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寝るときに枕にもなるし

普通のエリザベスカラーだと、視界がかなり制限されるから、日常生活がとても不便そう。

死角から突然なめこに襲われてたりするし(;・∀・)。

ドーナツ型だと、多分あんまり視界が制限されない。

トイレも問題なく

ただ、時間が経つにつれて、ちぃたんも慣れてきたのか、カラーの中の綿がへたってきたのか、体を器用に折り曲げて足の舐め壊してる部分を舐めれるようになり、また右足が痛々しい状態に。

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洗いがえの黄色も買ったのに( ;∀;)

背中は舐めれないんだけど、その分のストレス(?)が右足に集中した感じなのかな(*´Д`)。

お洋服

ドーナツ型のエリザベスカラーしてたのは、2023年12月~2024年3月くらい。

その後、お家の建て替えが完了して、春~夏の間、舐め壊しが一時的に良くなっていて。

あまり舐めなくなったので、長い間しつこく舐めてた背中を保護する為に、お洋服だけ着てもらってました。

色々買ったけど、通称“カワズスーツ”が一番楽そう。綿100%で、サイズもぴったり。タグを見たら『ペットクイーン』というブランド(?)の物。

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胸元に“蛙”

洗いがえが欲しくて、ペットショップで探したらちょうど同じブランドの同じサイズがあったので、購入。

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ペットクイーンの4号がちぃたんのサイズです

母ちゃん大好物のスイカ柄です( ☆∀☆)。

裾のレトロなフリルがめっちゃカワイイ( ☆∀☆)。昭和の女児みたいでとにかくカワイイ( ☆∀☆)。

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もぅ、ちぃたん世界一カワイイ( ☆∀☆)。

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と、画像フォルダがスイカで埋まるくらい可愛かったんですが。

そういう母(ぷっこ)の態度にイラっときたのか、再び右足を舐め壊すようになっちゃった( ;∀;)。

エリザベスカラー②布製

ドーナツ型は足に届いちゃうし、と2024年8月に新しく買ったのが布製のエリザベスカラー。

軽くて柔らかいし、幅広の襟がしっかりガードしてくれるから、足も舐めれない。

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イチゴ柄

ただ、視界は狭そう(;・∀・)。

いっそ、上下逆に装着させたら、視界は開けるし良いのでは(°▽°)?

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…。

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ちぃたんが、初めて見る顔をしている…(°▽°)。

首が苦しそうだし、歩きにくそうだし、でも普通に足は舐めれるし。一瞬で上下逆はやめました(;・∀・)。

とりあえず、しばらくしたら本猫も慣れてしまったようで、このカラーつけたままご飯やらお水飲んだり。トイレも不便なさそうに使って。

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夏の間の避暑地(?)。毎日、カラーつけたままクローゼットの隙間に入り込んで寝てました

ゲーミングチェアに座ってる父ちゃんのお膝にジャンプして飛び乗ったり。

何なら高さ1mのタンスの上に飛び乗って寛いだり。

カラーに慣れてしまうのも可哀想なことなんだけど、外すとどうしても足を舐めて、また皮膚が真っ赤になっちゃうから。

洗いがえでもう1つ買って。

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ドーナツ柄

毛繕いしたそうな時とか、父ちゃんのお膝に乗ってる間は外して、あとはずっと装着してもらってました。

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ご飯食べた後の洗顔中

エリザベスカラー③半分透明フィルム&布製

その後。ちぃたんが少しでもストレスを感じることなく過ごせるように、色々探してたら、布製で半分透明フィルムのエリザベスカラー見つけて。2024年9月に購入。

こういう半分クリアなカラー、5,000円近くするものが、これは2,000円ほどのお値打ち品です。

今のとこ、これが一番最善かな(;・∀・)。

軽くて柔らかくて。幅広でしっかり舐め壊しをガードしてくれて。

上半分は透明だから、ちぃたんも周りが見えやすそう。

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両親も、可愛い娘の顔がよく見えます(*´ω`)。

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全面布製のカラーだと、顔が見えなくて、ご飯とか食べてたら何か別の生き物みたいなんでね(;・∀・)。

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斑の掃除機に見えたり見えなかったり(;・∀・)

ただ欠点が1つ。

布と透明フィルムの間の縫い目で、日々の動きで少しずつ擦れてしまうのか、お耳の後ろの毛が、ちょっと薄くなってきてます( ;∀;)。

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矢印の縫い目のとこ

今のとこ、痛くはなさそうだけど。先々赤くなったり痛そうな状態になったら、また全面布製カラーかな(*´Д`)。

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両耳の後ろにハゲが( ;∀;)

その他 包帯、サポーター等

ドーナツ型のカラーの後少しの間だけ、ペット用の包帯を買って、右足に巻いて試してました。

悪くはないんだけどね(;・∀・)。

歩くの気持ち悪そうだし、粘着力が弱いから咥えてすぐ外しちゃうし。

あとは、サポーターもポチってみたけど。

サイズ間違えて、大きすぎた(°▽°)。

半分に切って、包帯巻いた上から着けてみたけど。足ブンブン振り回してすぐ取っちゃうし、即却下( ;∀;)。

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半分に切ってもオーバーサイズ(;・∀・)(撮影強力、お花ちゃん)

更に、最近、100円ショップで粘着包帯発見して、色々買ってきた(;・∀・)。

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CAN DOで購入

粘着力はとても良くて、しっかり足に装着できて取れないから良い感じ。

でも、締めつけて血流悪くなりそうだし、緩く巻くと自分で取っちゃうし。通気はどうしても悪くなるから、傷には良くなさそう。

そして、包帯が巻いてあっても右足をしつこく舐めるから、包帯してないとこが結局舐め壊しになっちゃうし( ;∀;)。

やっぱりカラーじゃないと、ダメかなぁ…orz。

結論?

で、長い長いお付き合いとなっている、ちぃたんの舐め壊し(*´Д`)。

現在は、半透明のカラーを常に装着してもらいつつ、父ちゃんのお膝の上にいる間とか、毛繕いしたそうな時だけ外して。

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ここ1年くらいで、舐め壊し防止用品に1万円くらい使ってるよ(;・∀・)

それでも、目を離した隙に右足舐めるもんだから、気づいたら皮膚が真っ赤っかになってることも( ;∀;)。

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場所が少しずつずれたりはしてるけど、右足はちょっと治ったと思ったらまたハゲて赤くなったりの繰り返し。

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カラーつけたまま、右足を舐めようとしてるとこ

完治までの道のりは長そう(*´Д`)。

舐め壊しの原因もわからないし、これからも長い付き合いになるのかしら(*´Д`)。

当のちぃたんは、カラーにすっかり慣れてしまって。自分の体の一部のように扱って、夜中に両親の顔をカラーの縁ですくったり突いたりして起こしてきます(;・∀・)。

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ちぃたんの、カラーによる攻撃(父ちゃんのお膝に乗っていいのは、あたしだけよ(ФωФ)!)

もー。可愛いんだから(*´Д`)。

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