年末から異変を感じていた、きなさんの目。少し状況が落ち着いてきたのでまとめてみました。
見えてない?左右で眼球の色が違う?で病院へ
御年15歳(ヒトだと76歳)のきなさん。今まで年に1回のワクチン注射くらいでしか動物病院のお世話になったことのない、健康優良猫でした。

元々小柄で、でも気は強くて兄にゃんもや妹たちにケンカ売ることもあり、ヒトに対してはドライな感じで。爪切りとかファーミネーターとか大人しく受け入れてくれる、そんなきなさん。

およそ2ヶ月半前(2025年12月の半ば)、きなさんの様子に異変を感じました。多分、症状はもっと前から少しずつ進んでいて、本猫も異変を感じていたのかもしれないけど。猫って不調を隠すから、ぷっこが初めて気づいたのは12/20。
『目が、見えてないかも?』っていう疑惑。
今までのようにお腹空いたら台所に行って『お腹空いた』と鳴いて、猫缶かけたドライフードをモリモリ食べるんですが。
お皿の場所、見えてない?寝室に戻って行く時も、壁に向かって真っ直ぐ歩いていき、ぶつかる寸前で避けて方向転換してる感じ。
更に、母ちゃん(ぷっこ)を見上げている時、天井の照明がきなの眼球に反射してる際の、左右の眼球の色?光の反射具合?が明らかに違う。
でも、日向ぼっこしてる時はちゃんと瞳孔が対光反射(明るい場所では細く、暗い場所では大きく丸く瞳孔が開く)してて左右対照だし…。
もう高齢だから、目の病気も出てくるだろうし、できるだけ穏やかに過ごして欲しいのに病院に連れて行くのも本猫苦痛だよね…と1週間悩み。
次第に、明るい場所でも瞳孔が大きく丸いままになってきたので、12/27にかかりつけのマメ先生の病院へ。
マメ先生、きなの目の前で手を振ったりして『見えてない?なぁ(・””・)』と。拡大鏡で眼球を見て『右目は中心が出血している。左目は網膜が折り畳まれてる?感じ。』フランス製の器具で眼圧測っていたけど、高くはないようで。
『僕のような町医者の手には負えないから、眼科に特化した先生を紹介するからこのまま行ってください。』と仰って、その場でG動物病院の院長先生に電話してくださって、地図ももらいました。
眼科に特化した動物病院へ紹介される
可哀想なきなさんをキャリーに戻して、その足で自宅から車で30分ほどの距離にあるG動物病院へ移動。
自宅待機してた旦那が調べてくれたところによると、眼科に関してとても良い病院だと評価されてるとこみたいです。
名前聞いたことあるから、多分緑内障で失明した大ちゃんも一時通ってたとこだと思う。今日に至るまでに何回か行ってますが、やっぱり目の病気になりやすい、柴犬やチワワをよく見かける気がする。
ここは予約制なので、初診のきなさんは受付から更に1時間以上待って。院長先生の診察。
てきぱきと色んな器具できなさんの両目を診て、眼球の画像を見せてくれながら説明。
右目は出血が少しあり、網膜が部分的に剥離。左目は網膜が浮いてきてほぼ全体が剥離。犬は破れて剥離するから手術が必要になるけど、きなは点眼で戻るかも?と。
原因不明の網膜剥離。とりあえず降圧剤の処方。
やっぱり眼圧は異常無いから、緑内障や白内障ではなくて、高血圧による網膜剥離が今回の視力低下の原因のようです。
ヒトの血圧測定の器具をそのまま小さくしたような、可愛らしい血圧計で測られたその時のきなの血圧は、280/222mmHg(正常値は100~150/60~100 mmHg)。高(;´Д`)。
でも、血液検査の結果は特にこれと言って異常無し。猫の場合、慢性腎不全や甲状腺機能亢進症の合併症である高血圧症から、網膜剥離が起こることも多い、とネットで読んだけど、どちらも該当しない感じ。先生も首を傾げてました。

きなの視力低下←網膜剥離←高血圧と、いうことは判ったけど、何故高血圧なのかは原因不明。
ただ、『カリウムの値が若干低いのが気になりますね。副腎の異常でカリウムが下がる、稀な病気があるからそれかもしれない。』と院長先生。
とりあえず、この日は血圧を下げる降圧剤が処方されました。(袋にはアムロジンと書かれてる白い錠剤)
マメ先生のとこに行ってから、G動物病院へのドライブ&診察&待ち時間。きなさん、足掛け数時間のしんどい外出、お疲れ様でした(;´Д`)。
先生にあれこれ診察されながらも、検査の為に血抜かれる時も無言で『大人しいなぁ…!』ってビックリされてたよ。もう、反抗する気力も無かったのかな、可哀想に( ;∀;)。
とりあえず帰ってから、お疲れ様のちゅーるを1本平らげてました。

降圧剤の副作用?食欲不振で体重減少
視力回復?でも食欲不振で猫缶も食べなくなった
処方されたアムロジン(降圧剤、多分アムロジピン)を1日2回、1回半錠飲んでもらって。数日すると、対光反射が戻ってきた(*´Д`)。

それまでも、かすかに見えてるのか、物の場所をちゃんと記憶しててそれを頼りに動いてるのか、日常生活には支障なく動いてました。
お腹空いたら台所来るし、お水もちゃんと飲んで、トイレはこだわりがあって2段にしてる上の方に上って用を足し、また自力で下りてきて。窓辺で日向ぼっこ。

でも、降圧剤飲んで10日くらいで、ご飯皿を目で追うようになってきた。視力、ちょっと戻った…?!

1/9、G動物病院受診。『網膜剥離が改善してきてますね。出血してたのも吸収されていってる。前は対光反射ほとんど無かったのに、反応するようになってるし、右目の視力は大分回復してるかも?』と先生。
ただ、この頃気になってたのが、食欲不振。
それまで、以前のようにご飯催促して、好物の猫缶かけたドライフードもりもり食べてたのに。1/7くらいから食欲が落ちてきて。
ドライフード一切食べなくなった(;´Д`)。あんなに好きだった猫缶も、申し訳程度に少し口をつけるだけ。ホームセンターで色々買ってきて、色々あげてみたけど。

とりあえず、ちゅーるは食べる。介護食、総合栄養食のパウチは、いまいち。モンプチのパウチも、まあまあ食べる。
試行錯誤してみて、食べてくれないと気落ちして。にゃんもの晩年を思い出し、無理矢理食べさせるのだけはすまい、と。中々母ちゃんもしんどかった(;´Д`)。
みるみる痩せて、ずっとこたつの中で寝てたきなさん。これはもう、春までもたないかも。にゃんものとこへ逝ってしまうのかも、と。
1/22は何も口にせず、次の日はちゅーるを1本とパウチを少し。
1/24のG動物病院の受診時に、『寿命なのか、降圧剤の副作用なのか、ご飯食べないんです』と先生に言ってみた。ネットで調べて、アムロジピンの猫の副作用で元気消失、食欲不振が出てきて。
15歳になるまでほとんど薬というものを飲んでこなかったきなさん、高齢だと更に薬の副作用の影響があるのかも、と思い切って言ってみた所。
降圧剤減らしてカリウムの粉薬が追加処方
『念の為、降圧剤を減らしましょうか』と先生が仰ってくださって。この日の血液検査でカリウムがまた下がってたので、カリウムの粉薬も追加されました。
降圧剤は1日2回、1回半錠が→1日2回、1回4分の1錠に。カリウムの粉薬は1日2回、1回1包(名前、分量不明)。

錠剤は、我が家流でオブラートに包んでちゅーると共にあげてます。粉薬は、オブラート包むとごっつい大きさになって飲むのしんどそうなんで、シリンジに水と混ぜて入れて、少しずつ飲んでもらってます。

カリウム粉薬、試しにちょっと舐めたら苦味はなかったから、少し嫌そうだけど今のところすんなり飲んでくれてます。
で、翌1/25からとたんに食欲戻った(°▽°)。
久しぶりに大きくお口開けて、パウチ食べてくれて。
1週間もしない内に、またドライフード食べるように。何なら、ちぃたんのドライフード盗み食い(;・∀・)。

今は粒の小さいドライフードと、キャネット半量ずつに、ちゅーるやパウチをかけて、お腹空いたアピールしたらあげてます。
今まで、月水土だけ猫缶あげてたのが、毎日美味しいもの食べれて『ハッピー(*ФωФ)』って感じで毎回モリモリ食べてる。
体重は、若い頃3.6㎏で歳取ってからは3.1㎏。1月半ばの食欲不振で2.55㎏(1/24)まで落ちてたのが、2.65㎏(2/6)→2.8㎏(2/28)まで戻ってます。
2/6の受診で、カリウムの値が少し上がってたけど、『もう一押しで、カリウムの粉薬を増やしてみましょう』と、量が増えました(分量不明、目視で1.5倍くらい増えたかな?)。
その次の受診、2/24には『右目は特に、めちゃくちゃ良くなってますね』と先生。
ただ、カリウムがちょっと下がってたので粉薬が前回の1.2倍くらいの量に増えました(降圧剤の量は変わらず)。

現在のきなさんと、原因究明はとりあえず保留で。
カリウムの粉薬が増えたからか、春だからか、この数日めっちゃ食べるし動き回ってる(;・∀・)。
朝晩、お腹空いたら台所へやってきて独特の声でおらぶ。ドライフードのみのお皿出すと、ちょっと食べるけど気にくわないらしく、ぷこ母の台所(猫禁止エリア)までとことこ歩いていって、またおらぶ。

パウチかけるとモリモリ食べて、落ち着いてコタツに戻り、丸くなってます(;・∀・)。
安い量の多いパウチだと、後半飽きてくるのかあんまり食べなくなるけど。モンプチのパウチだと安定してよく食べます(°▽°)。

目の状態は、日変わり。相変わらず壁に向かって真っ直ぐ歩いていくけど、おヒゲセンサーなのか少しは見えてるのか上手に回避して、行きたいとこへうろうろ。

調子が良い日は、障害物を確実に避けつつ以前のように歩いて、両親の顔見上げてみたり、ある程度見えてるのか…。ヒトみたいに視力検査できないからわかんないです(;・∀・)。とりあえず、日常生活には一切支障なく、今まで通りの日々を送ってます。

G動物病院の先生の話を整理して推測すると、きなさんの高血圧の原因は高アルドステロン症なんじゃないか、とぷっこは考えています。
ネットで調べると、『高アルドステロン症とは、体内のナトリウム(Na)の量を増やし、体内の水分貯留を促進するアルドステロンというホルモンが多くなる病気です。』
『高アルドステロン症は、副腎腫瘍などで起こることがありますが、その発生はごくまれです。』との事。
先生には『検査してみますか?』と言われてはいるけど。『年齢的に積極的に治療するのもどうかと…』とも言われてて、ぷっこも同意見。
例え今腫瘍が見つかっても、大きなリスクと心身へのかなりの負担を強いる手術という選択は取らないかな…。
長男にゃんもの時に、もっと穏やかに最期を過ごさせてあげたかった。という後悔が、旦那にもぷっこにもあるから。

きなには、このまま対処療法のままで、穏やかに勝手のわかる自宅で過ごしていって欲しいかな。

今のところ2週間に1回の通院だけど、それもしんどいだろうから、カリウムの値が安定したら通院の期間も長くなるかな。そうなって欲しい。
とりあえず、モンプチが美味しいのかモリモリ食べるし、ちゅーるも相変わらず好きみたいだし。
きなさんの食べたい物を惜しみ無く買えるように。あとは病院代の為に。母ちゃんは引き続きお仕事がんばるので。

もうちょっと、一緒に過ごせるといいな。いつかその時が来たら、間違いなく、にゃんもが迎えに来るだろうから。

そうしたら、虹の橋の向こう側でにゃんもとずっとまた一緒にいられるから。寂しくないよ。




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