高鍋湿原をぶらぷっこ

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7月初めの事。あらかた片付けの目処がついたので『どこか行きたいとこあったら、連れて行くよ?(・∀・)』とぷこ母に言った所『じゃあ、高鍋湿原に行きたい(・∀・)』との返事が返ってきました。

(・∀・)湿原…?

湿原とは

湿原とは、湿地の1種で淡水によって湿った草原のことを指すそうです。
調べてみたら、日本に結構あるんですね。

正確な数は調べたけど、よくわからず仕舞い。ラムサール条約で指定された湿地だけでも50か所、主要な湿地は500か所以上だそう。でもこれは湿地の数。大きな川の河口域などもこれに含まれるそうです。

湿原で有名なのは北海道の釧路湿原。日本最大の面積を誇るこの湿原の広さは28,788ha(国立公園の面積)。ちなみに1haは100m×100mの面積。
数字が大きすぎて、広さが想像つかない(;’∀’)。

画像検索してみたら、およそ日本らしくない風景でした。上空をタケコプターで飛んでみたい(*’▽’)。

ちなみに、今回行った高鍋平原の広さはおよそ3.2ha。遊歩道を歩いて、ゆっくり見て回って小一時間のちょうど良い広さでした。
てか、釧路湿原はどんだけ広いんでしょう(;’∀’)。

高鍋湿原は宮崎県高鍋町にあります。近くの川(宮田川)にダムを作った所、周辺から水が流れてきて長い間に湿原になったそう(すごいざっくりした説明)。
詳しい説明はこちらをどうぞ→高鍋湿原

実家から高速道路を飛ばしてのドライブ。結構距離ありました。ぷこ母は以前から行ってみたかったそうですが、中々『よしっ!』と思わないと来れない距離。
この日は本当に久しぶりの良い天気(なんせ、10日くらい雨降り続いてた)で、湿原日和(?)でした。

高鍋湿原・東部

高鍋湿原は東部と西部に分かれています。
高鍋湿原をぶらぷっこ
東部と西部では、植物や昆虫の種類もちょっと違うみたいです。

まずは東部湿原。
高鍋湿原をぶらぷっこ

入り口のこの辺は、小さい普通の草原という感じ。
高鍋湿原をぶらぷっこ

多分、ヌマトラノオ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
トラのしっぽに見えないこともない。

ミヤコグサの花(中央の黄色い花)。
高鍋湿原をぶらぷっこ
マメ科らしく、エンドウマメとかの花に似てます。

ネジバナ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
割とその辺に生えてる多年草。個人的に結構好き(・∀・)。

トンボも結構飛んでました。
高鍋湿原をぶらぷっこ
これは多分、ハラビロトンボ…かな?

奥に進むにつれ、草原が湿ってきて水たまりが。
高鍋湿原をぶらぷっこ

こういった湿原には降りれないようになっていて、木で作られた味のある遊歩道を進んでいきます。
高鍋湿原をぶらぷっこ

ヒメガマ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
『ガマも昔は割とその辺に生えてたんだけどね~』とぷこ母が言ってました。
調べたら、明治・大正の頃より、湿原の数は大分減ってるんだそう。ヒトがどんどん埋め立てたりして、家とか田んぼとかにしてきたんでしょうね。

ネムノキ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
花盛り(・∀・)。今までそんなに気にしたことなかったネムノキだけど、改めて確認すると割とその辺に生えてたりしてカワイイ花だったりする。

所々に池?沼?もあります。
高鍋湿原をぶらぷっこ
割と大きめのカメがいました(写真には撮れず)。

ムベ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
緑色の実がなってました。アケビ科らしく、それっぽい実です。
ちなみに『むべなるかな(いやはやもっともである)』という言葉の”むべ”は、この”むべ”のことらしいです。(・∀・)ちょっと賢くなった。

東部湿原から西部湿原に向かう途中で見つけた、ネコノチチ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
金網の向こうにあり、どれがネコノチチかわからず。

代わりに、さび猫のチチをご覧ください。
高鍋湿原をぶらぷっこ
ヒトにしたら40代後半のネコノチチです。

西部湿原に渡る為の、とんぼの橋。
高鍋湿原をぶらぷっこ

その名の通り、とんぼとんぼした橋でした。
高鍋湿原をぶらぷっこ

下を宮田川が流れています。2,3日前までの豪雨の影響か、大きい木が根こそぎ流れてきたようです。
高鍋湿原をぶらぷっこ
水位もかなり上昇したのが見てとれました。

高鍋湿原をぶらぷっこ
橋を渡った所にいたトンボ。ちょっとリアル。

高鍋湿原・西部

西部湿原。
高鍋湿原をぶらぷっこ

山を切り崩したような、ちょっと狭い道を進みます。
高鍋湿原をぶらぷっこ

コモチシダ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
近くで見ると、ちょっと気持ち悪い(;’∀’)。

西部湿原の方がいかにも湿原という雰囲気。
大きめの池(沼?)の周りを、遊歩道が囲っています。
高鍋湿原をぶらぷっこ

こちらもトンボがたくさん飛んでました。
高鍋湿原をぶらぷっこ
多分、ベニトンボ。

オカトラノオ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
花が終わりかけでわかりにくいので、看板をどうぞ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
こんな感じで、至る所に丁寧な看板がかかってます。

トラノオと聞くと、観葉植物のサンスベリアをよく聞きますが、東部湿原にあったヌマトラノオなど、色んなトラノオの種類があるみたいです。

カワイイかえるちゃん。
高鍋湿原をぶらぷっこ

ヘビノボラズ。
高鍋湿原をぶらぷっこ
不思議な名前。

池(沼?)にはアメンボやメダカちゃんも住んでました。
高鍋湿原をぶらぷっこ
透き通って、キレイな水辺でした。

たくさんのトンボの他に、アゲハチョウもいた。
高鍋湿原をぶらぷっこ

この辺、ハッチョウトンボがいますよ、の看板が。
高鍋湿原をぶらぷっこ

なんか聞いたことある。
高鍋湿原をぶらぷっこ
体長2㎝ほどのトンボで、日本一小さいトンボだそう。世界的にも最小の部類に属するそうです。
ちなみに、オスとメスで色が違います。

ぷこ母と旦那が『あ、いるいる!』と口々に言うものの、ウォーリーを探せ的なやつ、ぷっこ苦手(;・∀・)。
高鍋湿原をぶらぷっこ
なんとか認識できたハッチョウトンボがこちら。
うん、確かにちっちゃいトンボです。

ハッチョウトンボも見れたことだし、満足して高鍋湿原を後にしました。

ちなみに、湿原のすぐ近くに”めいりんの湯”という温泉施設があります。
せっかくなので、皆でひとっ風呂浴びて帰りました(・∀・)いい湯だった。

湿原、始めて行きましたが、平地のハイキングみたいな感じ。高低差ないので割と気楽に行けるし(・∀・)。色んな植物とか昆虫も見れて楽しいし。植物園だけでなく、湿原巡りも趣味に加えようかしら(・∀・)。行く季節によって、植物や昆虫の種類も違うのが、『また来よう!』ってなりますね。

ちなみに、ぷこ母の感想『あんまり期待してなかったけど、良かったよ(・∀・)。』だそう。
ぷこ兄に、高鍋湿原行った話をしたら『(ぷこ母)ついに行ったん!』て言ってたから、前々から相当行きたかった所だったみたいですが。”行ってみたかったのに、期待してなかった”て、どゆこと?(;・∀・)いや、良かったんなら、良かったんですけど(・∀・)。

皆さんもお近くの湿原、探して行ってみては(*’▽’)。ただし、これから暑くなるので熱中症対策はしっかりと。湿原だけあって湿度高いです。

最後に。
ネコノチチモデルを引き受けてくださった、おしめさん。
高鍋湿原をぶらぷっこ
『ギャラはちゅ~るで!(・∀・)』

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