ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵処理施設に持って行く】

ぷっこと旦那

ゴミ屋敷な実家の片付け、その3です。

分別したゴミは『自分たちで市の処理施設に持って行って処分』、『業者さんに頼んで処分』の大きく分けて2つの方法で処分していきました。

⓷-1自分たちで市の処理施設に持って行って処分

おそらくどこの市区町村にもあるんじゃないかと思いますが、行政のゴミ処理施設は大きく分けて『燃やせるゴミの処理施設』、『燃やせないゴミの処理施設』に分かれるんじゃないかと思います。

あとは、資源ゴミを回収する施設がどっちかにくっついてたり、別にあったり、埋め立てごみの施設があったりするのかなと。

一度に大量のゴミが出る場合は、そういった行政の施設に直接持ち込んで、処分してもらっています。

燃やせるゴミ

今まで4つの市・町のゴミ処理施設に持ち込んだことがあります。それぞれ、処理手数料の違いはありますが、流れはほぼ同じ感じでした。

★ゴミ搬入の流れ
入り口で人とゴミ乗った状態で車の計量
(免許証などの提示が必要、受付書類に住所・氏名など書く場合も)
(受付で車の外からゴミの種類を軽く確認された)

ゴミを指定の場所で降ろす
(大概案内板や標識があり、誘導の職員さんもいる)
(職員のおっちゃん2~3人が対応して、ゴミの分別ができてるかチェックされる)

出口で再び計量

処理手数料を支払う

★ゴミの総重量と手数料
軽バンいっぱいにゴミを詰めて、6/10(2往復)、6/19、6/25、7/5と計5回持っていきました。
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
手数料領収書。ちょっと汚れちゃった。

処理施設に持ち込んだ、燃やせるゴミの総重量は550~600㎏でした。

ほとんどプラスチック製品でこの重量っておかしくない?と思う。
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】

ぷっこと旦那が終活した時は、燃やせるものは庭で燃やすという同じ条件の下、処理施設に持って行った2人分のプラゴミ(プラ製の食器やコップやしゃもじなどの生活必需品も含めて)の総重量は260㎏だったのに。

ちなみに、処理手数料の合計は3,250円でした。
(ぷっこの地元の市は、燃やせるゴミの処理手数料”50㎏まで毎に250円”。大分安い方じゃないかと思います。今住んでいる市はこの約2倍の手数料だし、前に住んでいた市は3倍の手数料でした。)

★思ひで(ポイント!とか注意点!とか言うほどのことでもないので)
・毎回受付で『家庭のゴミですよね?』『何か事業をしてましたか?』と聞かれました。まぁ、量が量だけに。『父はずっとプータローでした』と都度応える娘(ぷっこ)。

・ゴミは、45ℓの透明なビニール袋に入れてまとめていたんですが、1つ1つビニールを破って中を確認されました。(分別がちゃんとできてるかの確認)

・ちゃんと分別したつもりだったけど、毎回少しずつ燃やせないゴミが混じってしまっていて、それは返されました。

・職員のおっちゃん達は、最初は不審がってたけど(ゴミの量が多すぎるから)、回を重ねるごとに段々顔見知りみたいになっていきました。『アホな父がものを溜め込んだまま亡くなった』みたいな話をしていたら、最後は何も言われずに『あ、来たね~』みたいな雰囲気でした。

燃やせないゴミ

★ゴミ搬入の流れ
燃やせるゴミと同じです。
受付で毎回、車の中をじっっくり確認されました(量が多いから)。

★ゴミの総重量と手数料
総重量は残念ながら不明です。
地元の市は300㎏以下は手数料無料で、計4回持って行ったゴミは毎回無料で引き取ってもらえたからです。
出口の無人の計量機に表示はされてたと思うんですが、運転席から見るには表示版が小さすぎてよくわからなかったです。

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
全体のほんの一部分。

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
佇むぷこ母。

全部で、120㎝×140㎝×170㎝の軽バンの貨物部分にいっぱいに詰め込んだゴミ×3つ分くらいの体積(約8.5㎥)でした。


ファンヒーターは半分ずつ持って行った。

★思ひで
・最初に持って行った時、職員のボス的なおっさんに、めっちゃ文句?嫌味?言われましてね。
『個人の量にしては多すぎ』と。『父は商売とか事業とかしてなかったです』と弁明するも、よくわからない何かのスイッチ(20個近く出てきたのを半分持ち込み、半分産廃で出した)を見て『ホテルかなんか経営してたでしょ』と、言われました。

ゴミ処理の機械音が響く中(お互いの声が聞き取りにくい)、『父はずっと無職でした!(ちょっと逆ギレ)と大声で反論。なんとか納得して全部引き取ってもらえたけど、あの時も『親父コロス( ゚Д゚)』と思いましたね(何度も言いますがもう死んでる)。

・こちらも回を重ねるごとに対応がマイルドにはなりました。でも、もうあんまり行きたくない。

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
緑色の円柱形のものは業務用掃除機(使ってることは見たことない)、あとアホみたいに大量の蛍光灯(多分使用済み)。

かん・びん・蛍光灯・白熱電球

こちらのゴミも、燃やせないゴミの処理施設に持ち込みで処分しました。

白熱電球と、あと大量のライター(使用済み)も。
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その4・ゴミの処分⓶】
施設内に指定のボックスがあって、それぞれに入れて完了です。(処分手数料は燃やせないゴミと一緒に持って行ったので無料)

電池

地元の場合、充電池は持ち込み不可だったので、普通の電池のみ、燃やせないゴミの処理施設に持って行きました。

ちなみに、充電池・バッテリーは産廃と一緒に清掃公社に処分してもらいました。




自分たちで持ち込んで処分したゴミは以上です。

ここでちょっと、旦那のことを書いておこうかと。

旦那の頑張り(狂気の★再分別)

その2で書いた、燃やせないゴミを再分別しようとしていたその時、例の事件が起こりました。

それから丸3日間、ぷっこ不在の間、旦那は独りで倉庫に籠り、プラのケースに入れた”燃やせないゴミ”を、ちまちま分解しては”燃やせるゴミ”と”鉄くず”と”産廃”にちまちま分別して、少しでも産廃(処理費用が高い)が減るようにがんばってくれました。
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
プラケースに入れた雑多な燃やせないゴミを、

ビスがあればインパクトドライバーで外し、

外れなければハンマーで破壊し、

分解して、

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
プラスチック部品→燃やせるゴミ

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
釘・ビス・金属の部品→鉄くず

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
基盤・電子部品→産廃

と、いうように。

最終的に、ケースの底に残った小さい部品を、机に広げて、
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
さらにちまちま分けていたそう。

ぷっこも同じようにやろうとしたら、10分でイヤになった。

『こんなこと続けてたら、アナタ発狂しちゃうわよ( ゚Д゚)!!』
と、速攻やめさせましたが。

そこからは、程よく再分別。

家の南側に溜めてた燃やせないゴミも、
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
燃やせるゴミ、

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
鉄くず、

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
怪しくない(不審がられない)燃やせないゴミ、

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
産廃のコンテナに入れるゴミ、

に程よく(時間をかけずにメンタルもやられない程度に)再分別。
10~12㎥の雑多な燃やせないゴミを再分別するのに、2人で約1週間かかりました。

処分費用を抑えるのも重要ですが、ゴミを遺されるとただでさえメンタルにダメージを受けます。あまり深入りしないことも大事です。

*ちなみに、何でもかんでも分解したらいいって訳でもなく、種類によっては違法になる家電もあります(って、ゴミ処理施設のおっちゃんが言ってました)。

オマケ

暑さのあまり、家のあちこちで猫が液体化。
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】

暑い時息が荒くなっている時は、にゃんもの股に保冷剤を仕込むようにしています。(体温が上昇しすぎないように)
ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】

ゴミ屋敷な実家を40日かけて片付けたまとめ【その3・ゴミの処分⓵】
最近さほど嫌がらなくなった。

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