ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】

ぷっこと旦那

はい。紆余曲折ありましたが、ようやっとぷこ父の葬儀のことをまとめてみようと思います。

『葬儀代の領収書見せて(・∀・)』とぷこ母に言ったら『何に使うの?』と聞かれて言葉に詰まりましたが、テキトーに濁しておきました。『ブログのネタにしようと思って!(・∀・)』とは即答しにくくて。

ぷこ父は前にも書きましたが、本人の遺志もあって直葬でした。
葬儀社に支払った金額は、最終的に293,420円ナリ。

内訳や流れなど、ご紹介していきます。
どなたかの参考になれば幸いです。

直葬とは

一般的な葬儀は、1日目にお通夜、2日目に告別式と火葬を行います。
今までにぷっこが参列した葬儀は、全てこの一般的な葬儀でした。家族葬もこの流れ。

そして大体、火葬の後にお寺に行って初七日の法要をして、後七日ごとにお寺さんが自宅に来て法要。四十九日に大々的に(?)法要して忌明けとなります。
その次はお盆だったり、一周忌だったりがあります(仏教の場合)。

ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】
直葬の場合、通夜も告別式もありません。
そもそもお寺さんにも頼まないので、その後の法要も基本スルーです。
(葬儀社やお寺さんによっては、火葬場でお経をあげてもらったり、戒名をつけてもらう為に四十九日の法要をしてもらったりする場合もあるようです。)

遺体を安置して、納棺したらそのまま火葬という流れ。ただ、法律で遺体は死後24時間以内は火葬してはいけないと定められているので、火葬は亡くなった翌日以降になります。
死後24時間以内だと、蘇生の可能性があるからかな?と勝手にぷっこは思ってますが、どうなんでしょう?

最近では直葬を選ぶ方も増えてるようで、全体の4.9%を占めるらしいです。
ちなみに一般葬は52.8%で家族葬は37.9%だそう(2017年の調査)。
核家族化と高齢化社会、近隣住民や親戚との付き合いの希薄化により、一昔前のド派手なお葬式は減ってきているんでしょうね。

あとは経済的な理由。
前にも書きましたが、一般的な葬儀一式の平均費用は121万円(2017年)で、それに通夜・葬式の際に振舞う飲食費や寺院へ支払う費用を入れたら、平均費用は195万円(2017年)だそう。
一方で直葬の費用は20~30万前後らしいです。

何度か葬儀に参列して、『葬儀って亡くなった人の為のものではなく、遺された人の為のものだな』とぷっこは思ったので、遺族が納得する形であれば、葬儀はどんな形でもいいと個人的には思います。

直葬を選んだ理由

そもそも、ぷこ父は生前『直葬でいい』と言ってたらしく、亡くなる半年ほど前に、近所の葬儀屋に自ら直葬の話を聞きに行こうとしてたらしいです。
行った葬儀屋にその時誰もいなかったので、結局話は聞けなかったらしいですが。

更に、ぷこ父は宗教というものを毛嫌いしていました(特に新興宗教)。
たまに、家に宗教の勧誘とか来るじゃないですか。『宗教の勧誘お断り』的なデカい看板を自作して、庭先に建てたりしてましたね。

それと何より、直葬にした理由は、ぷこ兄のことがあったから。
統合失調症で精神病院に入院しているぷこ兄が、長く続く通夜や告別式に耐えれるか?お坊さんの読経の最中に緊張がMAXになりパニックを起こしたら?不安材料は多々ありました。
ぷこ母もそれを一番懸念しての直葬という選択でした。

実際の直葬(ぷこ父の場合)

まずは事前相談&見積がおススメ

いよいよ、ぷこ父が危ない、という時。ぷっことぷこ母と旦那で、地元の葬儀屋へ事前相談へ行きました。
ぷっこの周りでは、割と皆さん事前相談に行ってます。

ぷこ母は最初は『葬儀の事前相談なんて(;´・ω・)…』とちょっと抵抗があったみたいですが。
とはいえ、お葬式って臨終=よーいドンで、そこから息つく間もなく全力疾走で長距離走、みたいなイメージ(ぷっこ個人の意見)。

~ぷっこがイメージする一般的なお葬式の流れ~
(読むのめんどかったら飛ばしても可)

病院で臨終を迎えたら、エンゼルケア(死後の清拭など)を看護士さん達が行っている間に葬儀社決めて電話して、ケア終わり次第迎えに来てもらって、安置場へ。そのまま担当者と葬儀の打ち合わせ。棺やら祭壇やら骨壺やら参列者に振舞うお弁当やら、細々したものを決めていきます。
その後、お寺さんにも連絡して打ち合わせ。戒名をつける為に故人のことを聞かれたりします。

ある程度打ち合わせが済んだら、納棺までちょっと一息。その間に、ほったらかしの自宅のことやら、サイズが合わない喪服を買い替えたり、黒いストッキングやら黒い靴やら足りないものを買いそろえたり色々。友人、知人、親戚に連絡したりとかね。

納棺の後に、お通夜。
お通夜が済んだら、葬儀場で泊まったり、自宅に帰って寝たり色々。
次の日がまたハード。お葬式がまた長い。お尻が痛くなっちゃう(イボンヌに注意)。
お葬式済んだら火葬場へ。待ち時間がまた長い(1時間~1時間半)。その後骨上げ。
やれやれと一息つく間もなく、そのままお寺さんに行って初七日。
この一連の流れを、窮屈な喪服を着てこなすんです。

以上。
もうヘトヘト(;’∀’)。

ただ、事前相談&見積をしとくと心の準備もでき、打ち合わせもスムーズに進みます。
少しは遺族の負担が減るかな、という認識です。

と、いうことでぷっこ達も事前相談しました。ぷこ兄のこともありましたし。事前にできることは、何でもやっとこうかと。

第一候補の葬儀社は、行った時に人がいなかったので、別の葬儀社へ。
結局そこには頼まなかったんですが、それでも、事前に現場の人から葬儀の話を聞いて、事前に準備すること(誰に知らせるかリストを作る・遺影写真を選ぶ・お寺さんを決めておく等)も聞いて、参考になったし、ぷこ母も心の準備ができたように思います。

事前相談に行けなくても、ホームページに細かい情報まで載せている葬儀社も多いです。
ぷこ父の葬儀は実家に近いという理由で、第一候補の葬儀社にしてもらいましたが、そこはホームページに葬儀プランとその詳しい内容、費用まで記載があったので、比較的安心して頼めました。

臨終してから

さて、ぷこ父は夜中の3時に亡くなりました。

夜明けまで待てばいいのに(;・∀・)。最期までせっかちなんだから(;・∀・)。
夜中に呼び出された主治医さん、ほっぺたに枕の跡がくっきりついてたよ。寝てるとこ起こされたんでしょうね~かわいそうに(;・∀・)。

看護士さんに、『葬儀社は決めてますか?』と言われ、さっそく第一候補の葬儀社に電話。
最近、多くの葬儀社は24時間対応してくれるように思います。

エンゼルケアが小1時間ほどかかり、それからすぐに葬儀社からのお迎えがきました。
実家はゴミ屋敷で、とても安置できる状態じゃないので、葬儀社の会館へ。

実家から車で5分ほどのその会館は、1日1組貸し切りの、一戸建ての建物。(同じ敷地内に、その葬儀社の別の大きな会館もあり、葬儀社の人たちはそこに待機してました。ぷっこ達が借りたのは、会館の離れ的な建物。)
安置の為の10畳近い和室と、同じくらいの広さの洋室、トイレにユニットバスも完備。
これなら、ぷこ兄も他の人に気兼ねなく過ごせそう、と安心しました。

安置&打ち合わせ

ぷこ父の安置が済んだのが明け方4~5時くらい。そこから、葬儀社の若いあんちゃんと打ち合わせ。
そこの葬儀社は直葬プランに棺も骨壺も含まれていて、特に選んだり悩んだりもなく。
香典の当日返しの品と、それに添えるハガキの文面くらいでしょうか、選んだの。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】

それにしても、前日の21時から病院に付き添い、徹夜からの打ち合わせはさすがにちょっとしんどかったです。
打ち合わせを済ませて、朝の6時。会館の目の前のコンビニで朝食を買い、ぷこ父を残してとりあえず実家へ帰りました。

火葬前日

実家に戻り、朝食を済ませて2、3時間ほど皆で仮眠。
起きてから、ごく身近な親戚とぷこ兄の病院に連絡。

遺影写真を選び、印鑑などの必要なものを持ってまた葬儀社へ。
遺影写真を引き伸ばすのに結構時間かかりました(免許証の写真をL判に伸ばしてもらった)。

昼前に葬儀社を出て、再び実家へ。喪服なんてあんまり着るものじゃないので、ぷこ母は『どれだったかな?』とタンスを漁ってました。(ウエストがサイズアップする度に新しい喪服を買ってるので、喪服が何セットもあった(;・∀・))
ぷっこはぷこ母の昔の喪服が入ったのでそれで。
旦那はしまむらで、その日に黒のチノパンと黒のポロシャツ、靴を購入。

あれこれしてたら、いつの間にか夕方で、結局ぷこ父を半日ほど葬儀社で放置プレイ。
納棺も立ち会わず。

ってか、棺に入れる物が何も思い浮かばなかった(;・∀・)。
父は物に執着してたけど、1つ1つの物を大事にする訳でもなくほったらかしで埃を被っていて。
物があり過ぎて、逆に何が大切だったのか、さっぱり分からなかった。

所謂、収集癖があって、心の隙間を埋めるために物を集めることでそれを補ってたのかな、とは思うんですが。
あの世では物に囚われないように、火葬の前に昔の家族写真だけ持たせて送りました。
家族写真と一緒に手紙も添えてみた。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】
六文銭もね☆(手描きだけど)
あとは三途の川を渡る時のお弁当とお菓子も、火葬の前にお棺に入れました。

納棺が済んで、式場はこんな感じ。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】
祭壇が無い分、ちょっと殺風景に感じるかな?

で、夕方に、旦那と一緒にぷこ兄を迎えに病院へ。
特にお通夜などは無かったんですが、ぷこ母の妹夫婦と、ぷこ母の兄の娘(ぷっこにとっては従姉)がお線香あげに来てくれました。

ぷこ兄が自作の歌を歌いたい(趣味で作詞・作曲もしてる)と言うので、従姉とぷこ母とぷっこと旦那の前で歌ってました。
父に向けて、感謝の歌をアカペラで。
ぷこ父にとっては、なじみのないお坊さんのお経よりよっぽど良かったんじゃないかしらと思います。

しばらくして、ぷっこがぷこ兄を病院へ送りました。
病院の外泊許可を取り、葬儀場や自宅に泊まることも考えたんですが、病院の信頼できる看護士さんとぷこ兄で相談して、無理せず夜は病院で過ごすことに決めていました。

その後、ぷこ母と旦那とぷっこは葬儀場で、ぷこ父と同じ部屋に布団を敷いて就寝。
ぷこ母は3秒で眠りに落ちたらしい。疲れてたんでしょうね(*´`*)。
ちなみに、会館内のユニットバスにはアメニティも充実していて、布団もふかふかで泊まり心地良かったです。

火葬当日

翌朝の朝食もコンビニで。
葬儀の間は大体コンビニか外食のお世話になりますね。とてもじゃないけど、自炊する余裕なんかありません(;・∀・)。一応、会館には簡単な台所と冷蔵庫も設置されてたんですが。

お葬式はありませんが、火葬場に行く前にちょっとしたお別れの場はあります。
その前に朝食済まして、喪服に着替えて、ぷこ兄を病院に迎えに行って。

あ、ちなみにぷこ兄は前に作ったスーツが入らなかったので(ウエストサイズアップ)、喪服をレンタルしました。葬儀社のオプションです。

ぷこ母の妹夫婦とぷっこ従姉も、また来てくれて、骨上げまでいてくれました。

お別れの場の時間(火葬の時間の30分くらい前)が来ると、葬儀社の人が数人来て、お花を1人分ずつ切ってくれて、それを棺に入れました。
元々お花はスタンドタイプの1つしか頼んでなかったんですが、ぷこ母の妹夫婦と、旦那ママ(義母)がお花を頼んでくれ、ささやかながらもお花に囲まれてぷこ父は逝きました。ありがたい事です。

霊柩車を先頭に、皆で火葬場へ。
ポチっとな感は漫画の通りです。
待ち時間が1時間ほど。

その間に、頼んでいたお弁当で皆でお昼ご飯。

従姉に会ってゆっくりしゃべるの、20年ぶりくらいかも。お葬式って、滅多に会わない親戚が会う場でもあるんですが、ほんと久しぶり。あけみ姐さんには昔、よく遊んでもらいました。
ぱんつにサボテン入れられたこともあったっけ(・∀・)イタクハナカッタ。

その後骨上げ。
ぷこ父はぷっこが参列した葬式史上、一番骨太でした(・∀・)。
『わぁ、立派なホネ』って思わず言っちゃったくらい。

その後、解散。
終始、ぷこ兄は落ち着いてました。

正直なところ、母も私も、兄が父の死によりひどく不安定になるかもって思いがぬぐえなかったんです。でも、終始落ち着いていて、落ち着かなくなりそうになったら自分から輪を離れて散歩して、という具合に自分でコントロールしていました。火葬場でも、『ちょっと自分にはムリそう』とずっと控室やエントランスホールで、無理なく過ごしていましたし。

妹のぷっこが言うのもなんですが、落ち着いたなぁ。10年前は症状が酷く、病院に面会に行っても落ち着かなく立ったり座ったりで、時折我慢できない様子で叫んだりもしていたのに。
旦那にも大分慣れたようで、火葬場で二人でエントランスホールにいて、話したりもしてたようです。

ぷこ兄のことを考えても、直葬にして良かったかなと思います。

その後

史上最長(?)のGWののっけから葬式だったぷこ父。
GW明けに葬儀社から請求書が届いたそう。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】
見積書の通りの金額。

内訳は、
直葬プランが198,000円(税別)
会葬品(当日返しの品)が25,000円(税別)
会葬品に添えるはがき代が10枚で1,000円(税別)
火葬料が20,000円(税込)
お花代が15,000円(税込)
礼服レンタル代が6,500円(ぷこ兄の・税込)
更に葬儀社の入会金(何か必要らしい)が10,000円(税込)

合計で、293,420円ナリ。

まとめ的なもの

ぷこ兄の統合失調症のこともありますが、型にはまらない人生を送ってきたぷこ父を送るには、直葬はベストな選択だったかなと個人的には思います。

色々と小回りもききますし、参列者・お坊さんに気を使わなくて済むし。

更に、1日1組貸し切りの一戸建ての会館だったこともあり、他の人を気にすることなく、ぷこ兄が泊まれそうなら泊まれるし、無理そうなら自宅で、とあらかじめ臨機応変に動けそうな感じも良かったです(結局泊まらんやったけど)。

葬儀社の人との打ち合わせが済んでしまえば、火葬直前のお別れの場までは基本的にフリータイム。
その分、ぷこ兄へのフォローもそうだけど、自分たちのことも余裕持って動けます。

一般的なお葬式は、参列者や葬儀社の方もたくさんいて、そちらに気を使う分、どうしても時間的・体力的・精神的な余裕がなくなりがちです。

まぁ、それでもそれなりに疲れるんですけどね。疲れをエサに、イボンヌがかつてないほど成長するぐらいにね。

質的にも気になることもなく、棺も骨壺もシンプルなものではあったけど、安っぽさとかは無かったし。
納棺も、きちんとしてくれていて、お顔も髪の毛もきれいに整えてくれてました。

スタッフの若いあんちゃんは、若いなりに色々言いたくなることもあったけど、直葬だからと言って気を抜くことなく、務めてくれました。

ただ、祭壇とかお花が少ないと、何となく寂しい雰囲気はありますね。
祭場って、祭壇を置くように広く作ってるものでしょうから。

直葬でも、別料金で祭壇は置けるようですし、お花も料金払えば増やせるので、その辺りはお好みだと思います(葬儀社にもよると思いますが)。

ついでにお仏壇もリーズナブルに

位牌はぷこ母の手描きだヨ。

お仏壇の前に、位牌のことを書いておきます。
ぷこ父の葬儀を頼んだ葬儀社では、直葬の場合は位牌もありません、との事でした。
これも葬儀社によるみたいです。

『位牌はあった方がいいかな…』とぷこ母が言うので、葬儀社の担当のあんちゃんに聞いてみたら、『じゃあ、サービスで差し上げます(・`∀・´)』とドヤ顔で白木の位牌をくれました。

お坊さんを頼まないので、勿論戒名もありません。
で、実名をそのまま書くことに。

『清さん(習字が上手なぷこ母の友人)に書いてもらおうかな…』とかぷこ母は言ってたんですが、火葬の時にはあった方がいいっぽく、頼む時間的余裕も、また引き受けてくれるかも分からないので。
『もう、母さんが書いたら(・∀・)?』と言ったら割とすんなり書き出した。

3人の中じゃ、ぷこ母が一番字が上手ですから。ぷっこは丸文字(?)だし、旦那は文字というより象形文字(?)を書くので。

で、ぷこ父の位牌はこうなった。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】・位牌

裏書。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】・位牌
位牌って、故人の魂が下りてくる大切なものらしいので。
一般的に位牌ができあがると、お坊さんが位牌の前で故人の魂と結びつける(?)お経を唱えたりしてる気がします。

なじみのないお坊さんのお経より、ぷこ母の見慣れた字の方が、ぷこ父にとってはよっぽど魂が下りてきやすいことでしょう。

お仏壇はぷこ父のamazonギフトカードの残高で買ったった

『お仏壇も別に小さくて安いのでいいんだけどねぇ』
とぷこ母が言うので、
『その辺の木切れで、日曜大工で作ったろうか(・∀・)』と言ったんですが、軽く聞き流されました(・∀・)。

お仏壇屋さんで買うと高そうなので、とりあえずネットで探してみることに。
お安いのは一万円からあるんですね~。

『位牌が入るサイズで』とか『色は明るい方が』とかのぷこ母の希望により、こちらのお仏壇に決めました。

その時の価格で2万円ほどでした。

『仏具はダイソーにもあるよ』とぷっこが言うと、
『マジで(・∀・)。じゃあそれで。』とぷこ母が食いついたので、線香立てやそれに入れる香炉灰、ロウソクなんかはダイソーで購入。

ただ、’おりん’とかが無かったので、それもやっぱりネットで購入。

こちらは2,000円ほど。

ぷこ父のパソコンを調べてみたら、amazonギフトカードの残高が結構残ったままで(生前クレジットカードで何かやらかしてから、amazonギフトカードを都度買って、ネットショッピングしてたらしい)、『そのお金で仏壇買うたれ!』と、残高を全額使ったので、手出しは6,000円ほどでした。

で、出来上がったぷこ父のお仏壇が今こんな感じ。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】・仏壇
ろうそく立ては、ぷっこ家にあった使わないのを今回持って帰ったけど。

…。まぁ、ツッコミどころ満載なお仏壇だけど、ぷこ父だし?
いいんじゃない?(・∀・)上等上等。

『生前、酒飲みすぎだったから、水で薄めよう』と、ぷこ母はお水だけお供え。
お線香も毎日あげて、お花も定期的に交換してるみたい。
(;’∀’)よぅやる。

母に対する父の生前の所業を思ったら、ほったらかしでいいのに。『遺骨、棄てたる!』とかなっても全然大丈夫なくらいの被害を父から被ってるのに。

やっぱり、神か仏かな?(・∀・)ココロヒロスギ。


とまぁ、長々書いてみました。
お付き合いいただき、ありがとうございます。

お葬式って、『親しかった人が突然亡くなって悲しい気持ちを整理して、お別れする為の儀式』でもあるかなと思います。遺族がいつまでも故人を偲んで悲しがって、心を整理できないままでいたら、亡くなった人も安心してあの世に逝けないのかなと。

なので、何度も言いますが遺族が納得して後悔しない形なら、お葬式はどんなものでもいいと思うんです。人によっては、親族や世間体なんかを気にしないといけない場合もあるかもですが。
現在は、昔よりは色んな価値観が認められている世の中だと思いますし。

ちなみに、旦那は『遺灰を宇宙に打ち上げてくれたまえ(・∀・)!』と言ってます。
…ペットボトルロケットでもいいかな(;・∀・)?

ぷっこは、どうしよっかな?死んだ後、猫たちと旦那と、ぷっこ村に行けるならお葬式は何でもいいかな(・∀・)。

オマケ

ちなみに、よさくの前にはくまちゃんもいます。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】
ぷこ父の葬儀だけでなく、旦那のお父さんとおばあちゃんの葬儀も、よさくとくまちゃんは参列(?)して、毎回枕飾りの前に座っています。

で、聞かれるんです。
葬儀社の人に毎回。

『そちらのぬいぐるみも、入れられますか?』
って。

『入れませんっ!!棺にはっ(; ・`д・´)!!』
って、毎回必死に拒否。

ナゼかいつも、棺に入れられそうになる2人。
ぷこ父の葬儀【統合失調症の兄と共に、父を直葬で送る】

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